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糖質制限“もやきそば”

コロナ禍のテレワークの影響で運動不足になったのをきっかけに意識しはじめた糖質制限。

こういう感じでテーマの決まったアイディアレシピは、考え出すと楽しくて、いろいろ工夫してしまいます。特に麺類を糖質オフアレンジするのが楽しくて、かなりレパートリーも増えました。

要はもやしやえのきを麺に見立てるのですが、味噌バターラーメンをヒントにしたこれなんて、個人的には、いわゆるメガヒットなレシピです。

🍺糖質オフなおつまみに

けっきょく糖質制限しつつ、テレワークの日の早朝と休日にウォーキングするなどなど、いろいろ意識していたら体重はほぼ戻りました。

でもそれ以降もなんとなく、食べすぎとカロリーの摂りすぎ、運動不足などを避けようという気持ちは続いています。

さらにいうなら、麺類を野菜に代えることで、本来なら主食のラーメンやパスタのような麺料理をおつまみとして楽しめるようになるんですよね。夕飯のときはビールを飲みたいので、これは嬉しい発見でした。

🍳今回は焼きそばアレンジ

というわけで、今回は焼きそばを糖質オフ制限レシピでアレンジしたお話。

もやし・焼きそばで、その名も“もやきそば”作っていきます。

🍜材料

・もやし(細めのものがおすすめ)
・豚肉
・キャベツ
・ねぎ
・お好みソース(なければ中濃またはとんかつソース)
・卵
・青のり
・かつおぶし
・紅しょうが

細めのもやしがおすすめなのは、もちろん麺に見立てるからなのですが、ほかの具と絡みやすい点でも食べてみて美味しいなと思ってます。

キャベツを千切りにするのも、全体がより絡まるようにするのが狙いです。

油を敷いたフライパンに豚肉、もやし、キャベツ、ねぎを入れて火をつけたら動かさずじっくりと焼いていきます。

ここでポイント。炒めると焼くの違いです。混ぜながら炒めるのではなく、動かない。じっくりと焼く。これです。そして焼き色がついたら、底から一気に返します。

そうすることで、余分な水分が抜けて野菜の旨味がきゆっと引きしまり、しっかり焼いた豚肉の香ばしい香りがつきます。

全体的に一体感が出る感じでまとまったら、ソースを入れます。

炒めたソースの香ばしくてスパイシーな香り、たまりませんね。

シルバープレートが似合います。見た目はほぼ焼きそばです。でもちょっと地味ですね。

🍳トッピングで彩ろう

そこでひと工夫。“もやきそば”をトッピングで彩ります。

焼きそばのトッピングといえばこれ。半熟目玉焼きを焼き上げます。

もやきそばの上に、目玉焼き、かつおぶしを散らして、青のりと紅しょうが。赤、白、緑、そして黄色。一気に華やかになりました。

ひと口食べるとしゃきしゃきしたもやしにソースがからんで、ビールを呼ぶ味付けです。うん、美味しい。

🕐️麺見立ての歴史

トケイヤKitchenの麺類見立てレシピの歴史を振り返ると、誕生当初はここまで極端ではなくて、麺類を炭水化物以外の素材で嵩増しして糖質とカロリーを抑えてみようという発想でした。

なのでけっして“麺抜き”ではなく、麺の量を半分に減らして、そのぶん麺に似た細いものでカバーしようとしていました。

麺類にからむようにと考えると細くて長いものが理想なので、最初の頃は大根を薄く切ってから千切り(いわゆるお刺身のツマみたいな感じですね)にしてみたりもしたのですが、あまりにも手間。手間すぎました。

そこでもともと細くて長くて、そして糖質を制限できるものということで目をつけたのがもやしとえのきです。実際使ってみると、麺を減らしてる物足りなさとかは感じなくて、大満足でした。

さらにくり返し試すうちに、気付いたことがあります。えのきともやしそれぞれ麺との組み合わせの相性があって、パスタはえのき、中華麺はもやしがいい気がするんですよね。

そのポイントはどこにあるのか。

そのあたりはもう少しいろいろ試してみてあらためて詳しく紹介できればいいなと思っていますが、ひとつ鍵になるのは通常メニューの具だと思ってます。

たとえばラーメンや焼きそばはもやしを具に使ったりします。そしてパスタは必ずではないけれど、マッシュルームやしめじなどのきのこを入れたりしますよね。和風きのこパスタなんていうのも人気です。

つまり、もやしと中華麺、きのことパスタの組み合わせは、もともと定番なんじゃないかと思うんです。そこから麺を抜いただけ。

この相性を確認するには、入れ換えてみることでしょう。というわけで、いつかえのきたっぷり焼きそば風の“焼きえの”とか、“もやスタ”とか作ってみるかもしれません。


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