t.k

知的障害者支援の仕事をして13年。世の中に存在する「障害」という言葉に感じる違和感が大…

t.k

知的障害者支援の仕事をして13年。世の中に存在する「障害」という言葉に感じる違和感が大きくなり、今では障害という概念がなくなる事を願っています。日々、noteを書くことを目標に「僕の彼女は障害者」という実体験を綴っていきます。

最近の記事

僕の彼女は障害者#32

彼女のプロフィール専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| パーソナリティ障害のその後ご覧になってくださっていた方々お久しぶりです。 2020年の10月に3つのnoteを書いた後、急にお休みしていた「僕の彼女は障害者」をまた綴っていきたいと思い、久しぶりにnoteを開きました。 再開しようと思った理由。 最近、彼女のサポートがうまくいっていないからだ。 トラ

    • 僕の彼女は障害者#31

      彼女のプロフィール 専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| 不正出血で婦人科へ通院して気づいたことタイトルの通り。不正出血があってデイケアに通っている仲間の元看護士さん(産婦人科勤務だったらしい)に聞いたところ、いろんな可能性があるから、婦人科に行った方が良いよ! とのことで、今日は総合病院の婦人科へ行ってきました。 結果は特に大きな病気や心配する様なこと

      • 僕の彼女は障害者#30

        彼女のプロフィール 専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| 主治医の休みで通院なし先週の土曜日は主治医が休みのため、通院がなかった。 通院がなくなると、彼女は不安定になる。 先生と会えない事が不安につながるからだ。 それを理解している彼女は、事前に対策を練っていた。 デイケアで週一回の面談を週2回にしてもらう。 不安時に服薬する薬を常薬にして飲む。 など彼

        • 僕の彼女は障害者#2 9

          ▼彼女のプロフィール 専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| 昨年の反省〜彼女の誕生日先週は彼女の誕生日でした。 1ヶ月以上前から準備をして、彼女も「こう言う事がしたい」と希望も言ってくれていた。 入念に準備を進めていた。 それはなぜかと言うと、昨年の誕生日に大きな大きなトラブルが起きてしまったからだ。 昨年の誕生日に何が起こったかと言うと、思い出したくな

        僕の彼女は障害者#32

          僕の彼女は障害者#2 8

          ▼彼女の障害プロフィール 専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| 落ち着いてきた生活日中活動にジムが入ったことで彼女の生活リズムも安定してきた感じがある。 月曜日:自宅でリラックス 火曜日:デイケア 水曜日:ジム 木曜日:デイケア 金曜日:デイケア 土曜日:通院とジム 日曜日:買い物+お出かけかジム このスケジュールが最近の形。 先週も大きなトラブルはなく

          僕の彼女は障害者#2 8

          僕の彼女は障害者#27

          彼女の障害プロフィール専門学校卒業|5年間正社員で働く| 鬱病|適応障害|発症| 軽度の知的障害認定| 境界性パーソナリティ障害| 精神保険福祉手帳取得| 幼少期は父親のDV体験| パーソナリティ障害の難しさ週末は先週、行きそびれてしまったジムに行く事ができた。 一緒に運動する時間を共有できた事で、満足した週末を送る事ができた。 土曜日、僕は前妻との娘の面会交流があった。 ここで綴っていなかったが、僕には離婚歴がある。 僕の名誉のために言っておくと、慰謝料をとられたり、面会

          僕の彼女は障害者#27

          僕の彼女は障害者#26

          精神障害に気分の波はあって当たり前先週の木曜日のことだ。 僕の仕事終了後にある予定を組んでいた。 彼女はデイケアの終了後に僕の会社の近くまできて、合流して目的の場所へ向かうつもりだった。 前回に行けなかったジムへ入会していくことを決めていたのだ。 この日の予定は 仕事終了→合流→ジム→帰宅・夕食→入浴→僕は仕事のZOOM|彼女は就寝 という流れで事前に準備をしていた。 しかし、出鼻を挫かれる出来事が起きた。 僕の仕事終了後に合流する予定だったが、彼女のデイケアからの道のりが

          僕の彼女は障害者#26

          僕の彼女は障害者#25(境界性パーソナリティ障害)

          境界性パーソナリティ障害先週の不安定から一変、土曜日の通院は良い結果になった。 主治医に先週の状況や不安定さを事前に電話で伝わっていたこともあり、彼女の望方向に進んだのだ。 とにかく彼女が求めていたものは ・ノートにコメントを書いてもらいた! だった。 コメントを書いてもらえない = 見捨てられた となってしまっていたのだ。 まさしく、境界性パーソナリティ障害の症状だ。 今回の通院では僕も時間を作ってもらい主治医に話を聞く事にした。 ー彼女の症状名は正式に何になるのか?

          僕の彼女は障害者#25(境界性パーソナリティ障害)

          僕の彼女は障害者#24

          ここのところ、彼女の状態が安定しないので記事投稿が滞ってしまった。 なんとか再開したいと思いながらも、彼女のサポートに力を使い果たしてしまい投稿の気力が湧かない。 しかし、そんな状態の気持ちだからこそ投稿する意味がある。 頑張ろう。 不安定な原因は2つある。 1つ目は主治医が思った通りのサポートをしてくれないこと。 2つ目は元同僚の自殺だ。 元同僚の自殺先週、元同僚の女の子が遺書を残して自宅からいなくなってしまった、と言うことをSNSを通じて知った。 明るくておしゃれな女の

          僕の彼女は障害者#24

          僕の彼女は障害者#23

          精神科での出来事昨日は彼女の精神科への通院日。 以前は1ヶ月に1度で十分だったが、最近は1週に1度通院したいと本人の要望で、頻通院をしている。 理由は主治医と話す時間を増やして信頼関係を作りたい。(本人の気持ちです) 通院の際は、なかなか自分の思った事を伝えられなかったり、先生の言っている内容が理解しきれなかったりで困る事が多かった。 今日は事前に話したい事を紙にまとめて行くと本人から提案があったのでそのようにしていた。 その内容は ▲話したい内容が先生に話しきれない ▲日

          僕の彼女は障害者#23

          僕の彼女は障害者#22

          昨日はデイケアへ行き、一昨日の晩の件について話ができた様だった。 落ち着いた表情で帰宅したのは一つ安心した。 担当の職員と面談をして、出来事の報告をして、それに対する対策や考え方を相談してきたとのことだった。 面談の内容遺書を書いてしまったこと。 寝るときの対応のこと。 彼女ん自身のアンバランスさ。 僕の状態。 彼女は僕の対応が以前に比べて、素っ気なく感じている。 担当職員から「彼もあなたを診てくれる人が増えて、肩の荷が降りたんじゃないの?少し他の人に任せられるから少し余

          僕の彼女は障害者#22

          僕の彼女は障害者#21

          ちょっと理解できない事が昨晩起きた。 いや、理解できないんじゃない。 対応しきれないのだ。 ■彼女のルーティン彼女の夜のルーティンは 21時30分 入浴 22時00分 就寝準備 22時30分 服薬 23時00分 寝室へ移動 で23時30分頃には眠りにつく。 しかし昨日はお昼頃まで寝てしまっていたらしく、全く寝付けない様子。 しかし、本人はベッドの中でスマホずっと触っている。 それは寝れるはずがない、と思う僕。 そしてそのうちに、癖になっている「かかとの皮むき」が始まった。

          僕の彼女は障害者#21

          僕の彼女は障害者#20

          金曜日にジブリの映画トトロをTVで見ていた時のこと。 この日は夕食を食べて、トトロを一緒に見ようと話をしていた。 しかし、トラブルが起きてしまった。 ■幼少期の思い出幼少期、一人で過ごすことが多かった彼女。 トトロは一人での時間を過ごす一つのアイテムだった様で、セリフを覚えるくらい見込んでいたそう。 確かに、、、 一緒に見ていて、セリフをかなり覚えている。 サツキやメイちゃんのセリフを真似している。 私「・・・・・・・」 楽しそうにやっているので何も言えないが、正直にいう

          僕の彼女は障害者#20

          僕の彼女は障害者#19

          デイケアに通う中で彼女の気持ちが向かう先が増えて僕への負担も減ってきたように感じている。 今では週に3日デイケアへ通い、プレワークと言う再就職するための訓練を積んでいる。 様々なプログラムを続けながら、担当スタッフと面談を行なっている。 その中で、あなたの障害について再確認をしたい、と話があったようだ。 ■彼女の障害彼女の障害を一度整理しておくと、 ▲軽度知的障害 ▲鬱病 ▲パーソナリティ障害 ▲愛着障害 ▲広場恐怖症 ▲会食恐怖症 と医師から伝えられている病名もあれば、

          僕の彼女は障害者#19

          僕の彼女は障害者#18

          ■断薬を断念して断薬を断念して服薬再開から3週間。 シャンビリも無くなり落ち着いてきた。 この間のサポートで寝る時間が遅くなっていた僕。 ふと、朝から余計な事を言ってしまった。 [今日は疲れてるから早めに寝たいんだけど、薬を10時半に飲んで早めに寝るようにしよう] 、、、やってしまった事に後で気づく。 仕事が終わり家に帰ると塞ぎ込んでいる彼女。 こんな事を言われた。 [そんなに簡単に早く寝れるなら最初からやってる!まだそんな事も分からないの!?全然理解してない!] それは

          僕の彼女は障害者#18

          僕の彼女は障害者#17

          デイケアに通い始めてからは少しずつ状態は良くなってきていると感じていた。 しかし、その前にも不安定があり、ふとその頃の事を思い出したので、少し時系列は戻るが書いてみたいと思います。 SSRIを断薬デイケアに通う少し前に、ひどい時期に比べて落ち着いてきた感じがあると主治医の先生と話していた。そこで、服薬していたSSRIを減らす相談をしてみた。 もともと飲んでいた量が最小の量だったのでこれ以上減らすことは出来ないとのこと。 だったらばやめてしまおうと言う話があがった。 本人も納

          僕の彼女は障害者#17