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僕の彼女は障害者#2 9


▼彼女のプロフィール
専門学校卒業|5年間正社員で働く|
鬱病|適応障害|発症|
軽度の知的障害認定|
境界性パーソナリティ障害|
精神保険福祉手帳取得|
幼少期は父親のDV体験|

昨年の反省〜彼女の誕生日

先週は彼女の誕生日でした。
1ヶ月以上前から準備をして、彼女も「こう言う事がしたい」と希望も言ってくれていた。
入念に準備を進めていた。
それはなぜかと言うと、昨年の誕生日に大きな大きなトラブルが起きてしまったからだ。
昨年の誕生日に何が起こったかと言うと、思い出したくないくらいのこと。
下記のリンクを見てください。
僕の彼女は障害者#15

昨年の反省を忘れないためにスマホのリマインダーに記してあり、誕生日NO1っヶ月前に通知が来るようにしていた。
おかげで準備は順調に進みました。
当日までワクワク。

誕生日のサプライズ

彼女を鎌倉へ連れて行き、古民家を改装したホテルに宿泊。
去年、僕の誕生日にもらった栗のビールを事前にホテルへ送り、ディナーで提供してもらうサプライズ。
翌日が誕生日なので、0時に花束を渡すサプライズ。
全てがうまく進んでいた。

ホテルは最高。
食事はカウンターでイタリアン。
お風呂はマイクロバブルバス。
庭にはリス。
とにかく満足な誕生日をプレゼントする事ができた。

そして次の日は彼女の希望の通り、オリジナルの指話を作る予約をしている。
朝食は和食を日本庭園を見ながらいただける贅沢に満足。
贅沢なホテルをもっと満喫したかったが、9時ごろにはチェックアウトをした。
そして指輪作りへ向かった。

指輪製作から小町通りで買い物

指輪はデザインや材質を自分で決める事ができるお店。
彼女の希望のお店を予約しておいた。
二人で相談しながら作る過程を一緒に過ごせる事で思い出を作りながら進めていく。
2時間で作成完了!
とにかく順調にすべてが進んでいた。
しかし、ランチの時間を迎えてから不穏な空気が訪れた。
彼女の顔をみると、すぐに嫌なオーラを感じた。
ランチに入ったお店では待ち時間があったので外の椅子で待機していた。
僕はつい、ウトウトとしてしまったのだ。
そこから全てが崩れ始めた。
すぐに店員さんに呼ばれて店内の席へ移動。
彼女に話しかけても、聞こえないくらいの小さな声で何かを言っている。
聞こえない。
不穏な空気感はあったものの、大きなトラブルにはならずにランチを終えて、最後の目的地である漬物屋へ行った。
しかし、目的のお店が閉店していたのだ。
そこから彼女の予定が狂ったことでのパニック状態が大きく大きく膨らみ始めた。
声をかけても一人でどこかへ行ってしまう。
そんな彼女の態度に対して、僕もここまで順調に段取りをしてきたのに、そんな態度を取ることに腹をたててしまった。
お互いに気持ちが悪い方向へ高ぶってしまった。
解決に進まないやり取りばかりだ。

”こんな時は話し合いで解決”ができた

逸れた彼女を探す、電話をして見つける、またいなくなる
これを30分ほど繰り返して、最後はコインパーキングに止めていた車にたどり着いた。
帰るのか、話し合いをするのか。
考えても気持ちが昂ぶっているので冷静には考えられない。
ただ、僕たち2人は成長している。
車の中で話し合いをする事ができた。
一応、車の窓は前回で話すことにした。僕が勝手に車の窓を全開にしたのだけれど。

お互いに不満に思っていることを話しあった。

彼女「私の誕生日は今日なのにあなたのピークが昨日で、今日はもう”やり切った感”でいっぱいだった。それがどうしても嫌だった。」
僕「今日の0時にピークを迎えられる様に準備を進めてきたのに、そんなに不満を言われるとは思わなかった。今日が誕生日だって言うのはわかるけど、準備した人に対してその態度は受け入れられない!だから怒っている。」
とお互いの意見を聞いたことで30分もすると、気持ちも落ち着き始めてこれからどうしようか?と言う話し合いができた。
そして、違う漬物屋で買い物をして、帰宅する流れになった。

こうして、今年の彼女の誕生日を2人で過ごした。

おわりに

今年の誕生日は彼女の希望を聞いて、それをかなえる形で行った。
しかし、彼女の思った通り100%ではなかったから怒ってしまったと分析した。
来年の誕生日はすべての設計を彼女にしてもらって、そこに僕のエッセンスを加える形が良いのだろう、、、l
と思うところもある。
平穏に誕生日を過ごす事が目的であれば、それも良い。
しかし、それでは彼女が予定変更に対応する力や、ハプニングでの対応に対する力を身につけられなくなってしまう、、、
とも考えた。

来年、どうなっているかはその時になってみないとわからないので、結論はその時に決めることにした。

ただ一つ言えることは、昨年よりはお互いに成長していて、いろんな意味で記憶に残る誕生日を送れたことに感謝して、
今回は終わりにします。

ご覧いただきありがとうごいざいました。

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