トモカ

社会人1年生。

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最近の記事

美術コンプレックスを克服したくて

私はずっと美術コンプレックスを持っていた。 小中の授業でも、図工とか美術とか、あんまり好きじゃなかった。 正確には好きでも嫌いでもなくて、ただどうやったら上手に書けるんだろう~~って考えながらやってた。 大学生になると周りで休日に美術館に遊びに行く子がいたけど、私は山とか川とかに行く方が好きで、美術に興味を持ったことは一回もなかった。 多分本当に身近に美術がある人やアーティストの人は、わざわざこんなことを文章にすること自体違和感だと思う。 なんだけど、私がここ最近体験した

    • セクハラ、何事もなく過ぎる日々

      9月のある土曜日、友達とご飯を食べているところに会社の先輩から突然電話がかかってきた。 先輩から休日に電話がかかってくるなんて珍しいので、仕事で何かあったかと思い慌てて出る。 「もしもし、どうしました?」 「今どこいんのー?上野で飲んでるからおいでよ。」 どうやら同じグループの先輩方で飲んでいるらしい。 友達とのランチも終わった頃だったし、最近は会社の先輩と飲む機会もなかったので向かうことにした。 普段は前々から予定を決めるタイプで当日の誘いにはフットワークが重めな私だ

      • 『飛ぶ教室』が教えてくれた大切なこと。

        世界的名作なはずだが、恥ずかしながら初めて読んだ。これまで興味がなかったのは、「飛ぶ教室」というのが本当に「飛ぶ」教室の作り話だと思っていたかもしれない(フィクションはあまり好きじゃない)。読んでみて想像と全然違ったので驚いた。内容はとても読みやすく、かといってライトな話ではなく個人的にはしんみりとした穏やかで優しい気持ちになれた。 でも私が思わず読み返し、今日一日心の中で反芻していたのは、本編ではなかった。それは「はじまり」に書かれていたことだった。だからタイトルは正確に

        • "Memory" makes me Happy.

          1年前、わたしの日記にはこう書いてある。 「思い出とは」 思い出ってなんなんだろう。 結局何になるんだろう。 未来の自分を助けてくれるもの? 過去の自分に助けられる自分もなんだかなー。 私は一瞬一瞬がいつでも楽しいと思えるように過ごしてるから、 あまり思い出に浸ることはないかも。 写真も見返さない。 見返すときは誰かに自慢したいときだけかな。 あの時は本当にそう思ってた(笑) 楽しかった過去を思い出してもどうせ戻れないし虚しくなるから、今しか見ないぞー!って。 最高は常

        美術コンプレックスを克服したくて

          『THE HATE U GIVE』の感想を呟く

          「人種」って本来は存在しない概念なんだって。 人間っていう動物の種類があって、肌の色とか言語とか宗教とか、違くて当たり前。なのにその違いに優劣をつけて差別する人がいる。 この映画では同世代の女の子が普通に生活してる中で、恐怖にさらされ命の危険を常に感じている。自分は命の危険を感じたことは無いし、ないのが当たり前だと思ってる。これこそが特権を持ってるってことだと思う。自分に直接影響がないのは、私が特権を持っているからなんだ、そう思うと謙虚になれる。 この映画の中で白人

          『THE HATE U GIVE』の感想を呟く

          コロナで得た心地よい孤独。

          2020/07/02 今日はショーペンハウアーについて。 「自ら孤独を選び、自由になる」 コロナで外出自粛していた2か月間、 すごく快適でストレスフリーだった。 人に会わないのも、外で遊ばないのも、 しなくてよかった。 「誰と会っているか」「どれだけ遊んでいるか」「どこに行ったか」「恋人がいるか」 普段はあまり気にしないようにしているけど、 ネガティブな気分の時は他人のそういうのが気になる。 コロナの2か月はそういうのを気にすることなく、 自由でのびのびと一人の時

          コロナで得た心地よい孤独。

          落ち込む時、哲学者はどうするんだろう。

          哲学者は心が本当に繊細な人なんだと思う。 日々の小さなことから意味や法則を見出し、 心の動きを敏感に言葉にする。 色んなことにアンテナを張ってるんだろうなぁ。 だとしたら彼らにだって気持ちの浮き沈みはあるはずで、 そんなときに考えることはネガティブなことにならないんだろうか? 誰だってちょっとしたことで落ち込むことはある。 哲学者は心が繊細な分、余計そうじゃないの? どんなに精神を解析していたって、 自分のことをわかっていたつもりだって、 寂しさや哀しさからは逃

          落ち込む時、哲学者はどうするんだろう。

          ようやく訪れた思春期、よく来たね、ありがとう。

          21歳。思春期真っ只中。 小中高、大、大きな挫折や失敗もなくそこそこ普通の人生。 いつでも周りの仲間と家族に恵まれ、充実した青春を過ごしていた。 でも。ようやく思春期がやってきたみたい。 わたしはこれをモラトリアム期だと思ってたけど、お父さんに言わせれば思春期って言葉でまとめられちゃうんだ。 とにかく子供と大人の狭間で、どう生きるべきか、自分は何者になれるのか、考えてもがく日々。 哲学者の言葉を借りたり、成功者のビジネス本を読んだり。 自分の中での議論っていうの

          ようやく訪れた思春期、よく来たね、ありがとう。

          孤独になりたいけどなりたくない。

          欅坂の『アンビバレント』を初めて聞いたときは衝撃だった。 孤独なまま生きていきたい だけど孤独じゃ生きられない 一人になりたい なりたくない  だけど孤独になりたくない  どうすればいいんだ こんなもどかしい感情を歌にしていいんだ、ってちょっと感動した。 好きだというなら否定しない 嫌いと言われたって構わない 誰かの感情気にしてもしょうがない 他人に何を思われても何を言われても聞く耳持たない 干渉なんかされたくない 興味がない 痺れる! なんだろう、時代を駆けるアイ

          孤独になりたいけどなりたくない。

          武器ってなんだろう。

          武器ってなんだろう。 少し前にわたしはこんなツイートをした。 「これっていう武器もあれっていうやりたいこともないのしんどくない?唯一無二の存在になりたいのよ」 大企業に入ってone of themになることが、 自分が埋もれることが怖かった。 だから就活する前に自分にしかない武器がほしくて、自分が自信をもって就活できるように、インターンを選んだ。 だけど小杉さんは言ってた。 「武器って言えるようになるまでは莫大な労力をかけなければいけない。武器っていうのは希少性であ

          武器ってなんだろう。

          ビジョンを見失わない。

          常にビジョンを持つことは大事だと思う。 ビジョン、目的、理想の姿。。。 お父さんの話を聞いてから、考えること。 お父さんはベトナム語をマスターしてベトナムで経験を積んだ。 なのに会社はそのスキルを捨てた。 私は悔しい。 専門性を身につけても意味ないじゃないか。 なんで???? わたしが大企業に疑問を抱いてしまう理由でもある。 お父さんの働き方にも疑問だ。 ときめけなくなった瞬間に見切りをつけていいのだ。やめていいのだ。 私はお父さんが楽しそうに仕事の話をす

          ビジョンを見失わない。

          「人と比較しない」ってこと以上に難しいことないよね。

          他人と比較することは自分をアンハッピーにすると思う。 就活をするとわかる。他人と比較することに何の意味もない。 就活と一言で言っても、その中身は非常に複雑で様々な側面を持っている。 わたしは就活を通して自分が生きる意味まで考えた。 そしてそのなかで他人と比較することの浅はかさを感じた。 大企業に勤めていても毎日死んだ魚のような顔をしている人。 自分の仕事を天職だと思って働く小さな店の店員さん。 自分の人生をどう生きるか。幸せも不幸も感じるのは自分である。 自分の選択が自

          「人と比較しない」ってこと以上に難しいことないよね。

          面白い本見つけた。

          細谷さんの『具体と抽象』を読んだ。 自分が感じていたことが言葉にしてあるのって気持ちいい。。。この考え方をベースにするといろいろ納得。ふむふむ。 まず具体と抽象についてザックリとまとめると、 物事をピラミッド型にしてみたときに、 上の方の抽象的概念、下の方が具体的事象。 例えば「枝葉を切り捨てて幹を見る」っていう言葉があるけど これも具体の世界(枝葉)だけで生きていくと一つ一つの事象に振り回されてしまう。 しかし「最終的に何を実現したいか?」という長期的な上位目

          面白い本見つけた。

          毎日眠くなるように生きる

          眠くない。 最近深夜1時になっても眠くならない。 3時ごろまで勉強したり考え事したりネットショッピングしたりして、ようやく寝るってかんじ。 この前おかだが言ってたんだけど、 「1日頑張って行動して、夜布団に入る瞬間が一番幸せ」 えーーー!なんかめちゃくちゃ幸せそうじゃん。 わたしなんてベッドでパソコンしながらそのまま寝たりしてるから、そんな気分になったことないよ。 それに最近眠くないのも1日頑張ってないからだきっと。 なんか新発見。 その幸せのために1日頑

          毎日眠くなるように生きる

          葛藤する自分を見守る自分。

          2週間前自分が書いたものを掘り起こしてきた。もがいてるなぁ(笑)このときは突発的にこれを書いたんだけど、それ以降どんどん考えが進化しているから面白い。一体半年後、1年後、はたまた10年後の自分なんて想像がつかない。楽しみだ。 わたしは2月からベトナムで半年間インターンという名の夢の海外生活をしてくる予定です。 というのも、実はここだけの話インターン先も決まってないし(汗)出国日も決まってないしチケットも取ってないし笑。 本当は笑えないけど。 とにかく行くってことは決め

          葛藤する自分を見守る自分。

          「書く」ことになぜ勇気がいるのか。

          こんにちは。 これから「就活」という人生においてまあまあ大きめのイベントを通して、わたしが経験したことを少しずつ書いていこうと思う。 書く、というのはとても勇気のいることである。 いずれこれを世に発信する気で書いているからより緊張感が走る。 というのも、自分の頭の中で考えているだけならどこまでも自由だ。いくらでも考えを変えることができるし、自分が都合にいい方に解釈してもいい。1分前と意見が変わっても何の問題もない。考えていたことをなしにすることだってできる。 たとえ

          「書く」ことになぜ勇気がいるのか。