"Memory" makes me Happy.

1年前、わたしの日記にはこう書いてある。

「思い出とは」

思い出ってなんなんだろう。
結局何になるんだろう。
未来の自分を助けてくれるもの?
過去の自分に助けられる自分もなんだかなー。
私は一瞬一瞬がいつでも楽しいと思えるように過ごしてるから、
あまり思い出に浸ることはないかも。
写真も見返さない。
見返すときは誰かに自慢したいときだけかな。

あの時は本当にそう思ってた(笑)
楽しかった過去を思い出してもどうせ戻れないし虚しくなるから、今しか見ないぞー!って。
最高は常に未来にあるんだ、って信じてた(笑)

最近は違う。
アリストテレスがこう言ってたの。

目の前の快楽より、いつ思い返しても喜びに満ちた感覚に浸ることが出来る「喜び」を積み重ねれば、もはや幸せになれないなんてことはない。

快楽は、欲望を追求して手に入れた時に感じるものだけど、
喜びは静かで持続的で、その時は気づかないこともあるけど、後から思い返して満ち足りた気持ちになるものなんだって。

欲望は、満たされても満たされない。
1つ達成しても次から次に湧き上がる。
私たちは永遠に満たされることの無い欲望に振り回される事になる。

私は快楽主義で欲が強くて、自分のやりたい!行きたい!みたい!食べたい!という感情を大事にしていた。
でもその欲望を常に満たすことは困難で、
達成できないとストレスを感じる。

でも、過去の思い出や好きなことをしている時間が、
今の自分を静かに喜ばせてくれていることに気がついたんだ。
衝撃的な喜びや発見はなくても、その頃の楽しかった思い出や最高の仲間がいたこと、そこで頑張れていた自分を思い出すことができる。

その喜びは一時的なものではなく、欲望に振り回されることも無く、ストレスも引き起こさない。

気づいたらとても素敵なものだった。

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