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面白い本見つけた。

細谷さんの『具体と抽象』を読んだ。

自分が感じていたことが言葉にしてあるのって気持ちいい。。。この考え方をベースにするといろいろ納得。ふむふむ。

まず具体と抽象についてザックリとまとめると、

物事をピラミッド型にしてみたときに、

上の方の抽象的概念、下の方が具体的事象。

例えば「枝葉を切り捨てて幹を見る」っていう言葉があるけど

これも具体の世界(枝葉)だけで生きていくと一つ一つの事象に振り回されてしまう。

しかし「最終的に何を実現したいか?」という長期的な上位目的(幹)があれば

ぶれることなく判断することができる。

「別の表現をすると、やること(to do)は具体的で目に見えやすいので比較的容易ですが、あるべき姿は、将来のある時点での状態を表すので、これを考えるには「想像と創造」のための抽象化能力が必要になります。
大きな目標があってはじめて個別のアクションが有機的につながり、「個別の無機質な行動」が意義とつながりをもった生きた行動になっていきます。」

具体と抽象は連結させてバランスをとることが大事。

抽象的な上位目的(理想の姿とか)を定めて

すぐ実行可能な具体的な目標を定める。

だから具体レベルの失敗は全く問題がない。

だってそれは上位目的の実現のための手段にしかならないから。

そして抽象度の高い概念は、見える人にしか見えない。

だから見える人は相手に応じてちょうどよい抽象度でコミュニケーションをとることが重要。

(抽象的な世界が見えていない人にとって、抽象度の高い話はただの理想論であり現実的ではないと感じる。そういう人はもっと具体的で身近な話を求めている。)

大まかにはこんな感じ。特に私が印象的な部分をまとめた。

ここからは自分の話。

わたしは抽象的な世界が見えている方の住人だと思う。

多分。

だから楽観的でポジティブでいられるのかも。

他の人が悲劇だと思うことも、わたしにしてみれば小さなこと。

目の前の小さな失敗にくよくよすることはない。

最近誰にどう思われてようと、注目されてなかろうと、

自分の人生には何の関係もないんだよなーって思って

興味の度合いが下がってきた。

これは上位目標がしっかりしてればぶれることないはず。

他の人が楽しそうだったとしても、それは理想の自分には何も影響しない。

自分が楽しければそれでいいじゃん。

人に好かれようとするのも時には疲れる。

自分が自分に課したタスクをこなせているか、

昨日の自分より成長できているか、

そういうことにもっとフォーカスしていきたい。って思った。

難しいけど。

今は孤独な時間が多すぎるから極論になってるのかも。

本来わたしは友達とか周りの人に支えられて生きてるタイプ(笑)

なんなんだろうね。

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