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転職に年齢って関係あるの?って疑問

こんにちは!チワです。
日曜日ですね…サザエさん症候群って結構昔に言いましたよね?
日曜日の夜に何気にテレビのチャンネルを変えるとサザエさんがやっていて「あぁ…明日、月曜日か…」となぜか憂鬱な気持ちになる、あれです。笑
こんな気持ちにならないために、ハッピーになる仕事を探して今日もいきましょう!
※サクッと読みたい方はInstagramに画像で簡単解説があります☆

転職に年齢のリミットってあるの?

転職するにあたって、年齢って限界的なものはあるの?って話です。
昨今、終身雇用制度というものがなくなりつつあり、どんな年齢だろうと転職や求職を余儀なくされる場合ってありますよね。
私のいた会社は定年退職のみならず、役職定年という恐ろしい会社独自ルールがあったようで…バリバリマネージャー職についていた人たちがある日突然、私と同じ「ただの人(平社員)」に戻って仕事をする、定年までの残り10年くらいを。下働きです。マネージャーにまでなったのに。
恐ろしい…。

はい!本題に戻ります。笑(すぐ脱線しがち)
厳密に言うと、仕事を選ばないのであれば年齢の壁は実はどうってことありません。
私は見てきました、求人情報で年齢99歳までOKのものを。
いや、99歳でバリバリ働いてる人がいるならいますぐ会わせて!って会社で笑いましたが…。
選ばなければあるんです。季節労働とか、特別案件とかって。年齢性別不問系のものってあるんですよ。だから本当にお金のため、生活のため、と割り切ってどんな仕事でもOKだよ~であれば、あります。困りにくいです。
じゃあこの話は終わりね!って…

ちょっと待って!!!!!!!!!(必死)

あなたはそんな簡単に割り切れますか?
まだまだやりたいことがある、挑戦したいことがあるから転職や就職活動をするのではないでしょうか。
なんでもいいなら今の仕事、辞めなくてもいいじゃん。ってなりますよね?

仕事を選べば当然ある、年齢制限!

じゃあ何が転職で年齢というものに苦しめられるのか。
答えは簡単、「選べば苦しむ可能性がある」です。
いやいや、仕事選ぶのに苦労しないんでしょ?年齢関係ないって言ったじゃん。って?選ばなかったらあります。
でも、「これがいい」「あれがいい」「条件はこれじゃないと嫌」と色々自分の都合にあった仕事を探すとなると…話は別です。

スキルがあるから大丈夫。

経験があるから大丈夫。

役職も経験した自分が見つからないわけない。

そう思っていませんか?
これ、大間違いです!!!!!!!!
中には喉から手が出る程人手不足、今すぐ仕事できる人なら誰でもいいよ!!という企業や会社があるかもしれません。
それならすぐにマッチング成功。楽しく働きましょう!
…楽しく…働けますか?
なぜ人がいないんでしょう…なぜ…
あんまり考えたくないですよね?笑

正直、選べる年齢は限界があります。
大体、年齢は区切られて求人が募集されていることが大半です。
正社員やアルバイト・パート、契約社員の求人って割と年齢はこれくらいの人がいいな、って記載されていることありますよね。
そうか、自分これは無理だな、とか、ここならまだいけるな、とか仕事を選ぶ選択の一つになっていますよね。
では派遣会社の求人ってどうでしょうか。
年齢の記載ってありますか?

未経験歓迎!
20~30代活躍中!
弊社就業スタッフ多数活躍中!
何かしらの○○経験者歓迎!
まずはお気軽にエントリーお待ちしています!

こんな感じの記載はあっても、明確な年齢の制限ってどこにも記載されていないことが多いと思います。
(もしかしたら会社によるかもしれませんが…)

…期待、しちゃいますよね?

これなら自分経験あるしいける!!!!未経験って書いてあるからいける!
なーんて…思いますよね?
例えば、29歳の事務未経験のAさんと、30歳の半年事務経験者のBさん
同時に未経験OKの事務求人にエントリーしてきたとき、どちらを取ると思いますか?

答えは、29歳のAさん です。

え?!たった1歳、もしかしたら誕生日が来てないだけで同級生かもしれないのに?!
歴はBさんの方がいいのに?!
思いますよね。
実はこれには仕掛けがあります。

二人がエントリーしてきた求人、
実は年齢が29歳までを希望する求人だったんです。

いやいや、見えんやろがい!!!!
分かるわけないやろがい!!!!


ええ、まったくもってその通りですがそれが現実で裏事情です。
企業側が29歳までがいい。と言っているんです。
直接雇用の求人と一緒ですよね。書いてないだけで、求めていることはなんら変わりがありません…ただ、記載されていないだけで。

たった、1歳。されど1歳。
つまり、若いに越したことは、ないんです。実は…悲しいですが未経験OKの仕事なら尚更です。

迫り来る…年齢の壁

先ほど例に派遣会社の求人の話で年齢の壁の話をしましたが、正社員などの直接雇用にも言えることです。
その場合だと書類選考で若い人から順番に…なんてこともあるでしょう。
いくら職歴がしっかりしていても、逆に役職だった人を一から指導するのはなんだか骨が折れそうだな、持論を唱えられてこちらの話を聞いてくれなさそうだなと吸収力・柔軟性、という面でも毛嫌いされる可能性もあります。
やっぱり教える側としても未経験でもいいからフレッシュで吸収力がありそうなガッツのある若い人からエントリーがあったらそちらを優先してしまいがちです。
では具体的に年齢の壁ってどんな感じ?という話ですが、私が人材コーディネーターとして見てきた観点も踏まえてお話しします。
参考程度に「ふーん、そんな区分けもあるんだ」と思っていただけたら嬉しいです。

①29歳までの壁。

これについては主に未経験でもポテンシャル採用が通用する年齢と思ってもらっていいです!
まだ新卒・第二新卒、もしくは25歳を超えてなんとなくまだ伸びしろがある年齢。
間違った覚え方や吸収したものを修正できるギリギリの年齢、とも言えます。キャパ的にまだそこまで社会を知り尽くしていない人が大半なので次の転職でも未経験でもポテンシャルがあれば採用率は上がります。
ただ、20代の中でも若いに越したことはないので

「まだ29歳だから大丈夫だ~」

なーんて思っていると、転職活動で「あれ?」と思うこともあります。
市場にもよりますが買い手市場と売り手市場では年齢の壁も25歳の壁がそびえ立つこともあります。(この市場についてはまた別途話しますね)

20代前半ばかりの会社に29歳の自分がエントリーしたらもちろん企業的には「この子…社風に合うかな?」というデメリットも発生するので注意してくださいね!
まとめると29歳までは未経験でもポテンシャル採用が通用する確率高め!です。

②35歳の壁。

こちらもギリギリ未経験でもOKのレベル感。
ただここで言う未経験は29歳までの未経験ではなく、何かしらの業務の中で間接的にも似たような仕事経験のある「未経験」です。
いやもう意味わからん。って思いますか?

例えば、アパレル販売
事務は未経験だけど業務の中で、
・在庫管理をエクセルで管理していた
・売上日報をパソコンで作っていた
・本社に提出するレポートをWordで作成した
・お客様へのDMをメールで作成した

などですね。
これが実は事務未経験だけど事務の経験が多少ある、というレベル感です。

テレマーケティングって事務になるの?って質問も何度か求職者の方からコーディネーター時代にありました。
一応、事務っぽいこと。に分類してよいと思います。
・電話対応(法人・個人様々ですね)
・対応履歴の入力

これだけでも事務っぽいこと、で事務の求人応募の勝率が上がる場合があります。
これらが35歳までの壁に言われる「未経験OK」のものさしになりやすい傾向があります。

③39歳の壁。

もう、刻むじゃん。って思いますよね?笑
意外と求人って35歳と39歳で募集量が違うんですよ。
さて39歳の壁に必要な経験っていうのが、最低限「多少の経験レベル」なんです。

アバウト!!!!!!!!!!笑

勿論、バリキャリ経験があるに越したことはないですが、未経験で新しい職種にチャレンジするのはちょっと難しい年齢になってきます。
多少の経験が欲しいところ。
じゃあ多少の経験ってなんぞや?なんですが、これが実は数か月でもいいから経験が欲しい。というレベル感です。
え?数か月でいいの?って思いますよね。
実はOKなんです。年単位なくてもOKです。期間限定の季節労働でちょっと事務やってました、とか、年末調整で経理っぽいこと数か月やっていました。これだけで勝率UPです。
なんて素敵。ラッキー!笑
ここまでくると実は急がば回れ。
中々年齢を気にし始めて早くいい所を見つけないと。と焦る気持ちもわかります。
女性だと産育休明けとかの方も多い年齢なのかもしれないですね。
まずは派遣でも季節アルバイトでもOKなので自分のやりたい仕事につながる短期の仕事で自分を慣らしてあげてください!
経験が自分の味方になってくれます。
実際に私が担当したことのある求職者の方も短期で経験を積んで長期の事務のお仕事にシフトチェンジできた方もいます。
急がば回れ、まずは数か月でもいいので経験と知識を付けて勝率UPを目指しましょう!

④45歳の壁。

いよいよ経験重視の年齢の壁がやってきます。
ここまでくると自分の経験した畑でしか挑戦は難しいのでは…と思ってしまう年齢ですね。
ただ勘違いしないでほしいのは、仕事は選ばなければ年齢は関係ありません!
そう、自分がどうしてもこれがやりたい!!!その時に邪魔をしてくるのがこの年齢の壁ですよ。って話なので諦めろ!って話ではないので勘違いしないでくださいね。

人を選ぶ側からすると経験重視。
人事とかそれこそ私がいたような人材コーディネーター側の視点ですね。
どうしても未経験では雇いにくい仕事が増えてきます。
よく言われるのは最低1年以上の経験です。
同じ事務という領域内での転職であればそこまで苦労はしないのではと思います。
求人件数もまだそこまで少なくはないので、未経験からチャレンジできる求人を見つけたら積極的にエントリーしてみるのも悪くないと思います。
ただその時はしっかり職務経歴書や派遣ならMYページにその仕事に近しい業務経験の詳細はしっかり記載することが勝率UPの鍵です!
物は言いよう!自分がやりたい仕事自分がやってきた仕事はここが結びつく!というところをしっかり記載する、面接で伝えることで年齢の壁をカバーすることも可能です。

⑤49歳の壁。

更に分厚い経験の壁。そして段々と募集される求人が少なくなる年齢。
まだまだバリバリこちらは働けるのに!!!って思いますよね。
経験とそれ以外にも懸念があるってご存知でしょうか。
それは「柔軟性」の問題です。

このくらいから転職をしようと思っている方でキャリアがある方結構いらっしゃるかと思います。
リーダー、SV、部長、マネージャー、もしくは自営で社長。だったり。
絶対にやらないでほしいのは「武勇伝語り」です。

私は前の会社でこんなことをしてこうやって成果を出してきた。
自分が○○だった時にこれだけのことをしてやった。
私の方が御社の人間より優れているから採用したらもっと業績が上がる。

などの武勇伝語り。
自慢話とでも言い換えたらわかりやすいですかね…。
結構多くなってきます。
悪気はないのは分かっています。でもこういった言い方しちゃうな…と思う人もいるのではないでしょうか。
正直、扱いにくいです!いくら仕事ができても!!本当に扱いにくいです。
そして柔軟性がない、雰囲気を壊してしまうのではないか、研修担当の言うことを聞いてくれないのではないだろうか。
そういった経験以外の心配が増えてくる年齢でもあるんです。

自分が変わる努力も必要になってくるんですね…知らない間に自分というものができているので要注意です。
新しい環境に身を置きたい時は柔軟性にも一緒に気を付けていきましょう!

⑥55歳の壁。

最後の壁。
経験でも歯が立たない…なんてこと、ありませんか?
自分の今までは何だったんだ…なんて落ち込むこと、ありませんか?
ハローワークに行っても、派遣に登録しても紹介されるのは希望じゃない仕事ばかりで…自分に価値がないのでは?
なんて思っている方、いませんか?

価値がないわけではないです!!!!!

が、確かに自分のやりたいこととマッチした求人は少ないかもしれません。
割とこの年代に多くなってくる求人が季節労働
つまり期間限定やこのご時世のような何か特別な事が起きたときに突発的に必要になる特需求人ですね。
この辺の募集が比較的多くなってきます。

なのでこの年齢でテレマーケティングをしたい、コツコツ軽作業がしたい、働きつつも自由な時間がほしい、という方仕事をあまり選ばない方であれば仕事探しは順風満帆に行くのかなと思います。

じゃあもう自分は諦めなけれなならないのか?
と思う方、いますよね。
私が見てきた中には50代を過ぎてからフリーランスで仕事を始めた方、それこそ社会保険のために短期の仕事を繋ぎでやりつつ自分のやりたい仕事をしている方、実は多いです。

終身雇用じゃないからさ~自分で営業の力つけようかなって思ってフリーランスって形で業務委託してもらってるんだ。

WEBデザインどうしてもやりたくてフリーランスで始めて今短期で契約もらったりしてるんです。でも収入的にもう少し稼ぎたいから派遣で仕事もしようと思って…

という方、実は多いんですね。
やりたいことは自分で何とかする術や人脈が実はもうできている方もいて、そういった方は企業に囚われることなく自分で仕事にしてしまうという大胆かつ効果的な仕事の仕方をしている方もいます。
だから、もし会社にないなら自分で始めてみる。これも悪くないのかもしれません。(ある程度の貯蓄も必要ですが…)
正直私はコーディネーターしながらそういった話をされる方ともっと話をしたかったです、笑
憧れですね、キャリアだけじゃない、経験値の最大限の活かし方だなと。
尊敬しちゃいました。

まとめ

転職に年齢のリミットってあるの?って話ですが結論、

あります!!!!!!

仕事を選べば、あります。
選ばなければ、ありません。

未経験で通用するのは35歳まで。
数か月でも多少の経験があるなら未経験でも勝率が上がる39歳まで。
経験重視と謳われるのは45歳から。

年齢が上がれば上がるほど険しい道のりにはなりますが、転職を考えているのであれば早めの準備!

そして経験が必要なものに挑戦したいなら「急がば回れ」まずは短期間でもいいので実務経験を積みましょう!
職業訓練校や社会人学校でやりました、じゃ通用しないことが多いです!
その時間を逆に未経験でもOKの期間限定の仕事にチャレンジしてみるといいかもしれません。
実はその方がやりたいことの近道になり得ます。

どうせできないからな…まあもうちょっと今の仕事してから考えよう、と油を売ってる暇は実はありませんよ!思い立ったら即行動!くらいの勢いでいきましょう!
ただし、現在就業中の人はしっかり引継をして、きちんと手順を踏んで退職の準備をしてくださいね。
急がなきゃダメなら飛んでしまえばいい!
なんてことをすると、大手企業や離職率を懸念する会社は内部調査を外部に依頼してあなたの退職歴が本当に履歴書や面接通りなのかチェックします。
そこでどんなにあなたが優秀でも、面接で好印象だったとしても、そのたった一度の「一方的な辞め方」は最悪あなたのこれからの転職活動に大きく響きますので要注意です!絶対にやめましょうね。

ではまた次の更新でお会いしましょう♪
明日もそこそこに頑張りましょうね…!
チワ。

社会不適合者が作るシェルターサポートに! どんな時でもふらっと立ち寄れるお店を構えるのが人生最大目標:)