記事一覧
耽美幻想の家:トイレには行かない方がいいんじゃないかなぁ、というお話
トイレには行かない方がいいんじゃないかって話なんですけどね、存在しないトイレには行かない方がいいんじゃないかと思うんですよ。
話を持ってきたのはA君男性で、その界隈ではちょっと名が知られているんですね。
そのA君のブログに目をつけた人が
「うちに来て欲しい、見てもらいたいものがある」と連絡がありまして、ちょっと遠いんですが交通費も宿泊も面倒みるから来て欲しいと。
依頼主のことを検索しても
確認は必要か不必要か:トイレには行かない方がいいんじゃないかなぁ、というお話
トイレには行かない方がいいんじゃないかって話なんですけどね、他人が怖がったトイレには行かない方がいいんじゃないかと思うんですよ。
話を持ってきたのはA君会社員なんですが、深夜に家で仕事をやっていて、付けっぱなしにしていたテレビで、怖いことがあるという噂のトイレにタレントが行く企画が始まったんですよ。
A君、番組をまともに見てなかったので、何て言う番組で、レポーターの女の子とその助手の男の子
一対(いっつい)?:トイレには行かない方がいいんじゃないかなぁ、というお話
トイレには行かない方がいいんじゃないかって話なんですけどね、不思議なことで頭がいっぱいになったときにトイレに行くのはやめておいたほうがいいんじゃないかと思うんですよ、集中が途切れることで気がつかないでいいことに気がついてしまう可能性があるものなんです。
話を持って来たのはA君男性で、小学校に入学したときから始まった話だっていうんです。
小学校に入学する日、親に連れられて学校まで歩いて行っ
映画「唄う六人の女」考察3:ラストの都市夜景のこと
ラストの都市夜景についてなんですけどね、なんで山の森から都市の夜景に映像が飛んだのか、物語も終わりなので解らないのですが、連想した話がありましてね、
島田荘司という人が御手洗潔という探偵のシリーズを書いていましてその「数字錠」という話。(「御手洗潔の挨拶」1989年初出)
主人公の御手洗は助手の石岡和己とこの話の登場人物の少年を伴って、もう無くなっちゃったマキシムド・パリという高級フランス料理店に
映画「唄う六人の女」考察その1
映画「唄う六人の女」を見に行ったんですけどね、私も映画の情報を初めて見たときは「バミリオン・プレジャー・ナイトの唄う六人の女か!」と、バミリオン・プレジャー・ナイトの流れで嬉しく思いました。
んで映画が始まって題字がでたときに「〝見えない恋〟のオーケストレーション!」とワクテカしましてね、で物語が始まって…
うぉお六人の女たち綺麗だ!とか水中のダンスシーンは圧巻だ!とか見てたんですけど…
面白いか
禍話リライト「団地Ⅳ階の娘」
前回の「Ⅳ階の夢」で触れた「三階から四階に上がった段階で、娘が娘じゃなくなった気がするんですよって相談を受けた話」なんですけどね、
会社に入って二十年三十年経った男性から聞いた話なんですよ。
( 「Ⅳ階の夢」の話はhttps://note.com/tiltintinontun/n/nae255ab783bb )
その人はもう一人の登場人物Aさんと同期入社なんです。
大きい会社で、研修が終わってか
浮いた者同士:トイレには行かない方がいいんじゃないかなぁ、というお話/ 第四回『集まれ!怪談作家』応募作品
トイレには行かない方がいいんじゃないかって話なんですけどね、時と場合によっては大勢がいる部屋の中で漏らすことがあっても行かない方がいいんじゃないかと思うのですよ。
話を持ってきたのはAさん男性で、五歳の時の話だっていうんです。
夏休みになると一族の全員が田舎の本家に集まる習慣がありまして、Aさんも連れて行かれたんです。
朝早くお父さんの運転する車に乗って、お母さんと生まれたばかりの弟が後
#フェイクドキュメンタリーQ 2-5「怪談-Passengers」の妄想
まず初見で、元タクシー運転手前野さんと井沢さんとの話を全て信じていて、それでも気になったことがありまして、
前野さんが何度もお客を連れて行った山道、降ろした場所を「ここです」と言うのはいいんだけど、何故その先まで進んだんだろう?
井沢さんから「行ってみましょう」と言われ、怪談家として、真実とまではいかないまでも「この先に何があるのか」という事実くらいは知りたいだろうな、という思いは想像がつくけど、