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毎日書くやつ

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ルールは以下。 ・書く時間は1時間以内。 ・書く分量は原稿用紙1枚分以上。 ・書く頻度は毎日。 ・書く道具はスマホ。 ・書く内容はなんでもいい。
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#執着

代原(65日目)

ここにあげる掌編書いてたんだけど間に合わなかったので代打の駄文を無理やり書くよ。でも1時間も書いてたらわたしは勤勉なる会社員であり明日死ぬので10分くらいで書き散らすよ。

つってもべつに書くことないんだけどなー!!!
うんぽこ!!!

娘の話でもするか。
娘は気に入った映像作品をひたすら繰り返し見る習性がある。
チーズスイートホームを3Dアニメ化した「こねこのチー」全話から始まり、親の方がチーに

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永遠に休みでよくない?(64日目)

夏休みが2年くらい欲しい、と後輩に言ったら「え、長くないすか」と言われた。長くない。お金の心配さえなければ永遠に休みでもかまわない。

いつまでも休んでよかったら、家族と遊び、映画を見、本を読み、散歩をし、自転車に乗り、よく眠り、Netflixに加入し、食べ歩きをし、美術館に行き、博物館に行き、たまに昼酒をし、料理をし、ゲームをし、アニメを見、よく眠り、たまに友達とお茶を飲み、何かの間違いでクラブ

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黄金期の焼印(52日目)

カープが巨人に負けたので何も書く気が起きない。

9回、追い上げたが及ばず7-8。
まだまだ優勝争いはどうなるかわからないが、ギリギリのところで決壊しないよう繋ぎ止めてきた投手陣の網が、この夏場で明らかに綻び始めてきたのを見るに、半ば諦めに近い気持ちが生まれてきている。

そもそも3連覇してきたチームとはいえ、ファンからすると不思議と盤石に見えなかったものだ。
隙のないチームというより、ところどこ

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本の優先順位(15日目)

仲良くしてもらっている書店の方が、「本を文芸として捉えてる書店員と、カルチャーの一部として捉えてる書店員がいて、両者けっこうキャラが違うんですよね」と言っていた。
前者は理想やポリシーがしっかりある頑固な人が多くて、後者はわりとなんでもありな印象が強いらしい。

それは「自分の関心の中で、本をどのあたりの高さに置くか」という違いだろう。
本をいちばん上に置いている人と、雑貨や競馬や映画や酒やその他

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「好き」の深さ(9日目)

山崎まどか著『「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる』という本が、本棚のわりと取り出しやすい場所に鎮座している。
コラムニストの山崎まどかさんが、ジョン・ヒューズの映画とかジョン・スメドレーのカーディガンとか、好きなもの100個についてひたすら語っている本。
とても好きで、いつも真似したくなる本。

なんかね、このnoteもそういう風にできるとすごく素敵だなと思ったりするわけですよ。
でも

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義務感について(6日目)

子供を寝かしつけていたら逆に寝かしつけられて2時間半が経過したところで目覚めてこれを書いている。

たぶんこの毎日書くやつをやっていなかったら、真っ暗な部屋のベッドでいったん目覚めたあと、まあいいか、と二度寝をかまして朝を迎えていたはずだ。
毎日やる、という義務感だけがベッドからおれを引きはがしたわけだが、ひとたびベッドと接すると異様なまでの吸着力を発揮する自分を引きはがすとは、やるな、義務感。

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ひいきでないチームの試合を見ること(4日目)

ひいきチームの破滅的にしょっぱい試合をまんじりともせずに見つめながら、「なぜおれは好きでやってるはずの趣味でわざわざこんなみじめな思いをしているんだろう」という、悟っていない修行僧のような心境に陥ることは、スポーツファンなら誰しもが覚えがあると思う。

そのくせ、「そんなにイライラするくらいなら見なけりゃいいのに」という家族からのごもっともすぎるツッコミを背に受けながら、「この苦境を見届けてこそフ

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