マガジンのカバー画像

日々のこと

26
日常生活の中で、体験したゆるーいことや、考えたゆるーいことを、さらにゆるーく綴っています。ガチガチになった身体の力をゆるめたい時に読んでいただけると幸いです
運営しているクリエイター

#日常

ヘアスタイルとネイルこそアンミカが考え出した人類の叡智なのかもしれないという話

ヘアスタイルとネイルこそアンミカが考え出した人類の叡智なのかもしれないという話

アンミカみたいな人がいたから、僕たちは髪を切ることや爪をアレンジすることを楽しめている。

最近「足の爪って伸びなくてよくない?」みたいなコメントをSNSか何かで読んだ気がする。
気がするだけなので、自分がそう思ったことを勝手にSNSのせいにしているだけかもしれないが。

それはともかく、僕はこの意見を読んだときにものすごい共感を覚えつつも、違和感を感じてしまった。それが冒頭に書いた「足の爪、髪の

もっとみる
駐輪場の入り口から自転車じゃなく女性が出てきた話

駐輪場の入り口から自転車じゃなく女性が出てきた話

先日道を歩いていると、地下駐輪場の入り口にさしかかったところで、サイレンがなった。

入り口にとりつけられたパトランプがオレンジ色にガンガン光りながら回転し、サイレンがけたたましくなっている。

きっと自転車が中から出てくるに違いない。そう思い、歩いているスピードを落とす。

しかし、一向に猛スピードの自転車は出てこない。もう、入り口付近まであと2、3歩である。

相変わらず、パトランプはクルクル

もっとみる
同じ車両に乗っているカップルに事件が起きた

同じ車両に乗っているカップルに事件が起きた

同じ時間の、同じ車両の電車に乗る。

そういう人はたくさんいるので、必然的に同じ人と顔を合わせることになる。

もちろん同じ顔ぶれだからといって、立ち飲み屋みたいに仲良くなることはない。話すこともなければ、素性も知らない。
ただ、お互いに少しだけ意識している。

そんな同じ車両の顔ぶれに、高校生カップルがいる。
男性の方は坊主頭で、女性の方はおかっぱ。素朴な高校生カップルだ。

二人はどこから乗っ

もっとみる
春の陽気とスプリングコート

春の陽気とスプリングコート

家から出ると、そこには春の暖かい日差しが差していて、日差しに照らされるのを楽しむかのように、ワンピースの女の子と、白シャツの男の子が手を繋いで、ぷらぷらと歩いていた。

それを見た瞬間、僕は猛然と春の訪れを実感してしまった。

なんという春の訪れだろう。先日まで、ヒートテックが手放せず、家に帰って最初にやることといえば暖房のスイッチを入れることだったのに。

陽気が違うのだ。

あと、歩いている人

もっとみる
トイレで立てこもり犯と出会ったらどうするべきかと自分がそうならないためのライフハック教えます

トイレで立てこもり犯と出会ったらどうするべきかと自分がそうならないためのライフハック教えます

文明の発展で、我々の生活はとても便利になった。いつどこにいても誰かと繋がれるようになり。どこにいても仕事ができるようになり、どこにいても暇をつぶせるようになった。

動画、漫画、SNS、人とのコミュニケーション。その全ては、手の中にある一台のスマホに集約され、それさえあれば、何時間でも時間をつぶせるようになった。

僕もその恩恵を受けるひとりなので、そのことを否定するつもりはさらさらない。
毎日ス

もっとみる
ヘッドスパに行ったらいびきが気になりすぎて眠れない (中編)

ヘッドスパに行ったらいびきが気になりすぎて眠れない (中編)

リラックスするのが苦手だ。

今はリラックスする時だ、と自分に言い聞かせると余計なことを考えてしまい、逆に覚醒することがよくある。

過去には、瞑想のレッスンに参加したはいいものの、英語が聞き取れず、リスニングテスト中の受験生くらい頭を回転させてしまったこともあった。

そして、今回のヘッドスパでも似たような現象が発生した。つくづくリラックスって難しい。

前回、美容院で大名気分を味わっていたら突

もっとみる
ヘッドスパに行ったら、いびきが気になりすぎて眠れない(前編)

ヘッドスパに行ったら、いびきが気になりすぎて眠れない(前編)

モデルに憧れている。

モデルがしそうなことは、基本的に一度はやってみようと思っている。

水を毎日2リットル飲んだり、16時間断食をしてみたり。

ただ、勇気がでないものが一つあった。

「ヘッドスパ」だ。

万年、肩こりに悩まされているので、頭よりも先に肩周りをほぐして欲しいという願望が強く、頭は後回しだった。

「頭は後回し」という表現は、完全にバカのそれだが、今はそっとしておいて欲しい。

もっとみる
ホテルの朝ごはんバイキングで、ちっぽけさに気付かされた話

ホテルの朝ごはんバイキングで、ちっぽけさに気付かされた話

朝ごはんバイキングというものに、異常な興奮を覚える。

朝ごはんからバイキング。もはや、脂肪の権化にとっては、最高の贅沢だ。

さて、先日そんな朝ごはんバイキングに行ってきた。
とあるホテルの近くに仕事で用事があり、早起きして予定の1時間半ほど前に目的地に入り、朝ごはんバイキングに向かった。

それにしても、バイキングという響きが良い。直訳すると海賊である。ワンピースを求めて、ゴムと化し、仲間と戦

もっとみる
ジムに行く際にあなたがまず一番気をつけなければならないことについて書くよ

ジムに行く際にあなたがまず一番気をつけなければならないことについて書くよ

身体が軽い。

いや、本来なら身体が軽いことは良いことなのだろう。しかし、今日に限っては、身体は軽くてはいけない。

筋トレを行うはずだったのである。金子賢ばりに鍛えて、ラオウのような肉体を手に入れるはずだったのである。(いやお前、金子賢のトレーニングなめてるのか?みたいな、まじコメントはどうか避けていただきたい。)

「我が生涯に一片の悔いなし」とまではいかずとも、「今日一日に悔いを残さない」た

もっとみる