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教育論

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#教師のバトン

子どもの幸せのために、教員の心身ともの健康を。そして笑顔を。

子どもの幸せのために、教員の心身ともの健康を。そして笑顔を。

本記事でお伝えしたいことはタイトルに表現したことがすべてです。

そして、本記事で(簡単に)ご紹介するのは、財政制度分科会(令和5年4月28日開催)資料一覧に掲載された「人口・地域(PDF)」についてであり、とりわけ地域でこれまでの「普通の生活」を続けるためには、「教員に負担を負わせない取組を進め、教員を保護する環境を作るべき」(※資料の表現そのまま)ということを、個人および個人の総体からなる社会

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教員免許更新制廃止に見る、社会の教員への見方、そして「社会への問い」。

教員免許更新制廃止に見る、社会の教員への見方、そして「社会への問い」。

教員免許更新制が2022年7月1日以降廃止に日経ビジネス電子版に、ライフイズテック 官民共創プロモーターの立場にて記事を寄稿させていただきました。
6/30の17時に掲載され、7/1、7/2のアクセスランキングにて、両日共に、日経ビジネス電子版記事全体の5位以内にランクインしましたので、おかげさまで多くの方にご覧いただけているようです。

※日経ビジネス電子版読者は全文ご覧いただけます。
※なお、

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劣等コンプレックスを最小化する社会創りを。

劣等コンプレックスを最小化する社会創りを。

全国学力調査の「全国平均点」という指標と比較し、その点数との以上以下に過度に一喜一憂すること。平均点以上を取ることを自治体の教育政策等に据えて公表すること。。。
個人的には疑問を感じます。

注)全国学力調査そのものの是非はまた別の議論であり、ここでは、「全国学力調査が実施されている」という状況がある中で、その利用方法についての疑問について述べています。また、本注記より前に述べた文章から「だから学

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教育の世界に共感表現を増やすことで、社会全体に感謝の表現総量を増やそう。

教育の世界に共感表現を増やすことで、社会全体に感謝の表現総量を増やそう。

批判は量が問題ではないかけんすうのこのnote記事は、常に意識の中にあります。

とあるメディアで、誰かや何かといった対象に対し、激しく批判する記事を拝見しました。そしてこんなことを思いました。

私自身は、愚痴は好きではないので、愚痴はほとんど吐きませんが、「愚痴そのものが存在する」ことについては「まあたまにはいいんじゃない!?」と思っています。
また、批判は好きではないですが、議論や個人的なや

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よい公教育のためには、教師という職へのリスペクトが第一。

よい公教育のためには、教師という職へのリスペクトが第一。

2022年4月、教員不足や学校の労働環境の話題がメディアでよく取り上げられたと感じています。
それでもまだ教育以外のニュース全体と比べると、そもそも教育が話題になりにくいため、全体としてはまだまだ教育の話そのものが少なく、本件もご存じない方もまだまだ多いと思いますが。
※ニュース内容に偏りがあるものもあると感じているため、あえてニュースリンクははりません。お手数ですが「教員不足」などで検索していた

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