File：008　教職教養＆一般教養

2020年8月4日 23:20

（８月９日に記事を大幅更新しました）

教職教養試験自体は課している私学もありますね。

そして、一般教養を課している私学もあります。

今回ご紹介する一般教養試験は、なかなかよく練られた試験だなと感じました。

一読の価値はあると思います。

見出し部分だけをご覧いただいても、この学校の本気度が見えてくるはずです。

例えば、大問１は新聞記事からの出題とありますが、よく中学入試とか高校入試とかでもあるのは「天声人語」からの引用なんていうのもありますね。

一時期流行したと思いますし、自分が中高生のときにもよくありました。

しかし、昨今の新聞の売上不調などから、新聞のような媒体はかなり報道の姿勢を鮮明にしていますね。

テレビなどはできるだけ公平に賛成側と反対側を報道するように意識するのが法律的にも義務化されていますが、新聞はまた事情が違う。

かなり保守的な新聞もありますし、いわゆる左寄りな新聞社も多いですよね。

そんな事情も鑑みて、なるほど、この出版社のこの部分の記事なのか、などと考えさせられる引用でもあったりします。

また、問題の出題傾向を見ていても、かなりいいレベルの一般教養を求めているな、などと感じさせられる問題が多いです。

英語で書かせる問題も多かったので、単純に一般教養を聞いているだけではなく、教養レベルの英語も求めているのも感じました（詳しくは各大問の設問を参照ください）。

また、選択式の問題でも、「選択肢から選び記号で答えなさい。なお、答えがない場合は適切な語句を解答欄に記入しなさい。」というようなハイレベルな箇所もありました（以下を参照ください）。

再現度は80％でしょうか。

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50分（十分時間としては余るはず）

解答欄が設定されていて、記号選択もあり、単語記述もありという感じ。

そもそもの記事を引用させていただきます（記事の最後に出典も明記してあります）。

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