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File:007 適性検査

私学の過去問シリーズも7回目になりました。

今回はちょっと小休止というわけではありませんが適性検査のお話です。

漠然と試験項目に適性検査と書かれていて、何をやるのかと不安になることもありますが、以下で公開していきます。

バックナンバー

File:001 専門教養(学力筆記試験)-理科
File:002 専門教養(学力筆記試験)-理科(化学)
File:003 教職教養試験
File:004 面接試験
File:005 小論文試験
File:006 小論文試験(No.02)
File:007 適性検査-無料記事(内田クレペリン検査)
File:008 教職教養&一般教養
File:009 専門教養(学力筆記試験)-数学
File:010 模擬授業(化学)
File:011 模擬授業(数学)
File:012 一般教養・適性検査
File:013 小論文試験(No.03)
File:014 教職教養・一般教養試験
File:015 専門教養(学力筆記試験)-理科(化学)
File:016 専門教養(学力筆記試験)-理科(化学&物理)
File:017 模擬授業(化学)
File:018 模擬授業(化学)
File:019 面接試験
File:020 面接試験
File:021 小論文試験(No.04)
File:022 面接試験
File:023 専門教養(学力筆記試験)-数学
File:024 面接試験
File:025 模擬授業(全教科共通)

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試験の内容

私がかつて受けたのはこんなやつでした。

以下に公式ページへのリンクを貼っておきます。

いわゆるクレペリン検査というものです。

教職教養で勉強した人も多いと思いますが、単純作業を繰り返し行わせるというやつですね。

一桁の足し算を繰り返していき、指定された用紙にその答えの下一桁を記入する作業になります。

2595679というように問題用紙に書かれていれば、この数字の間に

744136というように書きます。

この作業をひたすら繰り返します。

説明と練習と本番の作業と休憩とで、合計50分弱という感じです。

なんだか不安だ、という方は一度自費で受けてみるのもいいのかもしれません。

しかし、この検査、調べてみたら1回1万円近くかかるんですね。

私学でこの検査を課しているところは、応募してきた人数分の料金がかかっているわけですから、バカにできない金額になるところも多いような気がします。

応募する我々は、履歴書と成績証明書くらいの負担しかないわけですけれど。

ある意味では、採用活動に対する学校側の本気度が伝わってくるのかもしれません。

それだけのお金をかけてでも、良い人材を採用したいという。

一部の地域では、公立校の採用試験でも適性検査があるみたいですね。

対策?

この適性検査、対策はあるのでしょうか。

インターネットでは対策のしかた、などと謳っているサイトや書籍も見かけますが、対策は無いという方もいらっしゃいます。

また、Yahoo知恵袋なんかでは、クレペリン検査の判定員の方がコメントも残していたりします。

読み取り方にいろいろとルールはあるみたいなんですが、結局の所自分を偽って採用されてもその後が大変なんだと思うんですよね。

ただひたすらに、淡々とやればいいのではないかと思います。

所詮は単純な一桁の足し算なわけですから。

注意点

私自身が何度か受けたことがありますが、この検査、最大の注意点は集中力が続かないとかそういうことではありません。

とにかく手が痛いというのが問題なんです。

単純作業の繰り返しなので、手が止まるという瞬間は基本的にはありません。

そのため、ただひたすら書き続けるわけです。

おまけに、シャーペンは使用不可だったりします(場合による??)。

いつもの自分の書き慣れた筆記用具を使えないストレスに加え、細くて力の入れにくい鉛筆での作業で手が痛くなります。

頭の中で計算だけは先にいっているのに、書く手の方がおいつかない、ということが結構あります。

対策!

鉛筆を握りやすくするための樹脂素材なんかを買っておくといいかもしれません。

「鉛筆」を使っていることには変わりないわけですから。

あとはこれを使って少し文字を書く練習をしておくといいかもしれません。

シャーペンが使えないのは、もしかしたら筆圧の変化なんかを見ていたりするなどちゃんと理由はありそうです。

だからといって、日頃使っていない鉛筆で書かせて何がわかるのか、という気にもなってしまいますが。

その人から日常を奪っているわけですから。

おわりに

今回は適性検査についてお話しました。

よくある内田クレペリン検査です。

既にご存知の方も多いかとは思いましたが、ご紹介させていただきました。


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