質問006:ボール打たずに感覚を戻すには?
回答
▶ボールを打つ感覚は「タイミング」
ボールを打つ感覚というのは、具体的にいうと、打球タイミングを合わせる感覚です。
なぜなら打球タイミングしだいで、「パーン!」の好打になったり、「ガツッ…」や「カスッ…」の貧打になったりと、ボールを打つ感覚は変わるからです。
たとえコートを借りることができないブランクがあったとしても、打球タイミングが「パーン!」とぴったり合う「いい方法が」あります 。
▶打球タイミングは「時間合わせ」
ごく簡略化してご説明すると、「10秒ぴったり」で時間を合わせるとします。
頭の中で「1、2、3、4…」と数えてみても、最初のうちは、9秒や8秒になったり、あるいは11秒や12秒になったりするタイミングの「ズレ」があって、ぴったり合わないかもしれません。
しかし時計を見ながら繰り返しやっていると、10秒のイメージが備わって定着し、いずれ時計を使わなくても、おおよそ合わせられるようになるでしょう。
8秒や9秒になるイメージを持っている人は、タイミングがぴったりよりも早くて、11秒や12秒になる人は、タイミングがぴったりよりも遅れています。
▶イメージがズレていると、タイミングは「どうしても合わない」
テニスでいえば、飛んでくるボールがどれだけ弾んでどれだけの時間をかけて自分の打点に到達するかを推しはかるイメージがズレていると、8秒や9秒になる人は打ち急ぎ、11秒や12秒になる人は振り遅れて、打球タイミングが合わなくなるということです。
もちろんテニスの場合は、飛んでくるボールの速さや深さ、高さなどが1球ごとに異なるため、もっと複雑化しますが、飛んでくるボールがどれだけ弾んで、どれだけの時間をかけて自分の打点に到達するかを推しはかるイメージが正確であれば、打球タイミングはぴったり合うということになります。
▶テニスでミスする「唯一の原因」はタイミングのズレ
そして再三申し上げているとおり、目をつぶってもネットやラインのレイアウトをイメージできる空間認知が備わっている前提を踏まえれば、打球タイミングさえぴったり合えば、テニスは、バックアウトも、ネットミスも、サイドアウトもしません。
一般的に言われるような「ヒザが棒立ちだからだ」「ラケットを引きすぎている」「ちゃんと横を向かないと」などというフォームに関する指摘は、まったく当たらないのです。
▶「ベース(基準)」を使ってプレーする
なので差し当たっては、ボールがどれだけ弾んで、どれくらいの時間をかけて自分の打点へ到達するかのイメージを正確に備えて定着させる必要があります。
現実の10秒の時間の長さに対して、11秒や12秒のイメージを持っていると、必ず遅れてしまうというのはご理解いただけると思います。
だけどタイミングに唯一の正解はありません。
先述したとおり、テニスの場合は飛んでくるボールが1球ごとに必ず変わるからです。
1球ごとにボールが変わるから、先の時間合わせで時計を使ったのと同じように、後述する「ベース(基準)」を使ってプレーします。
▶「1000分の4秒」を合わせる集中力
それに加えて再現性高く打球タイミングをぴったり合わせるには、高度な集中力が必要になります。
例に出しました「10秒ぴったりを合わせる」というのでは大雑把すぎて、テニスは1000分の4秒といわれる瞬間のインパクトタイムを合わせるスポーツだから、より細やかなタイミングの精度が求められます。
だけどそれは案外簡単で、「ベース(基準)」を使うと、すぐ合わせられるようになりますから心配いりません。
▶『テニス・ベースメソッド(基準法)』生の声
さて打球タイミングが「パーン!」とぴったり合う「いい方法」があると、冒頭でお伝えしました。
それが『テニス・ベースメソッド(基準法)』です。
『テニス・ベースメソッド』は、この「イメージ」と「集中力」について語り尽くします。
「百聞は一見にしかず」ということで、イップスで苦しんでいたTさんによる、『テニス・ベースメソッド』を試した生の声をお届けします。
▶「ブランクの不安」や「長年の不調」は吹き飛ぶ
スポーツ界で「不治の病」と恐れられる(スポーツだけではなく、ダーツやギターにも出ますが…)イップスすら、一発で改まる内容。
「ブランク」による不安やテニスの「長年の不調」など、吹き飛びます。
ちょっとしたスランプは蚊に刺された程度です。
▶読めない文字で「個人的な感想です」の但し書きはない
そしてもちろん、ダイエットサプリなどによく見かけられがちな(?)、「サプリの摂取と合わせて運動を3ヶ月間継続した場合の個人的な感想であり、万人の効果を保証するものではありません」などという、目を凝らさないと見えないような小さな文字で添える但し書きもありません。
▶「生きづらさ」を抱えないために
アイザック・ニュートンは落ちるリンゴを見て「万有引力の法則」を発見したといいますが、テニスプレーヤーにとってはそれに匹敵する以上となるテニス史上の発見『テニス・ベースメソッド』。
恐らく「万有引力の法則」は知らなくても平気で生きていけますが、イメージのズレがあると、テニスプレーヤーとしてはコート上で「とても生きづらい」です。
▶人格的に劣っているような気がする……
いえ、コート上のみならず、「たかがテニス、されどテニス」で、それが、頑張っているにも関わらず人よりできないでいると、「人格的に劣っている」ような感じ方にすらなるのも人として当然の反応です。
運動神経も練習もテニス上達に関する情報量も人並みにはあるのだから、「あと残るは、劣っているのは人格くらいだろうか…」などというとどのつまりに行き着きかねません。
そしてできる人は人格的に優れていて、「それと比べて自分なんて」となる自己肯定感の喪失につながるケースが本当に多く見受けられます。
「たかがテニス、されどテニス」で、人生の幸福度にさえ影響を及ぼすでしょう。
もちろん、今がつらくて「テニスさえできるようになれば人生は幸せになるのに」などと思い込む「さえ思考」は、心理学で言うところのダミーではあるのですけれども。
▶ブランクもスランプも関係なくなる
いずれにせよ、コートを借りることができない一時期だけではなく、たとえ10年以上のブランクがあったとしても、あるいは今まさに、スランプに陥っているプレーヤーであったとしても、コートに「パーン!」の快音を響かせるテニスを、いつでも、今からでも、楽しめるようになります。
ちなみに、人格の話のところて「テニス上達に関する情報量は人並なのに」という言い方を先ほどしましたが、「人並み以上」だからこそ、上手くいかないケースも散見されます。
ご自身はいかがでしょうか?
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero