マガジンのカバー画像

映画について

14
映画のあらすじや感想、おすすめ映画などについて書いた記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#映画鑑賞

【サスペリア(2018)】「これはアートではない」【映画感想文】

【サスペリア(2018)】「これはアートではない」【映画感想文】

4年ぶりにリメイク版サスペリアを観ました。

映画館で何度か見たけど、そのときは魔女がもたらす残酷な描写を直視するのにやっとで、物語の細かい演出に目を向けてる余裕がなかった。

あらすじ

表面的には「アメリカからやってきた少女がドイツの舞踏団に入団し、そこで才能を開花させていくうち、奇怪な出来事に巻き込まれる」というストーリーなんですが、
本質的には当時のファシズムが引き起こした混乱を、魔女達が

もっとみる
性愛は残酷で生々しく美しい「アデル、ブルーは熱い色」(2013)

性愛は残酷で生々しく美しい「アデル、ブルーは熱い色」(2013)

2013年のフランス映画、『アデル、ブルーは熱い色』を見ました。

2時間59分というなかなか長い上映時間。
正直最後まで一気に見るつもりはなかったのですが、止める暇もなく見てしまいました。
主人公の女の子が何を考えているのかいまいちよく分からず、その子の心情が気になってしまって追いかけてしまった感覚が強いです。

以下、あらすじや感想についてまとめていますので、最後までお付き合いいただけたら嬉し

もっとみる
スリラーだと思って見たら変化球ホラーだった『ハウス・ジャック・ビルト』の話

スリラーだと思って見たら変化球ホラーだった『ハウス・ジャック・ビルト』の話

見ました。ハウス・ジャック・ビルト。

カンヌ国際映画祭で途中退場された方が続出したという噂を聞き、上映期間中に観に行く勇気が出なかった筆者です。

先日AmazonプライムでR18+のノーカット版が配信されたことを知り、意を決して観ることにしました。
ちなみに、アメリカでは修正版のみ正式な上映が許可されています。日本は寛大だなぁ…

この映画の観賞後、本作の監督が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と

もっとみる
《映画紹介》ニートの吸血鬼達が送る愉快な共同生活「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(2014)

《映画紹介》ニートの吸血鬼達が送る愉快な共同生活「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」(2014)

皆さんはご存知だろうか。

職に就かず、ひっそりとシェアハウスを送るヴァンパイア達の存在を。

今回ご紹介するのは「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」です!

・この映画についてヴィアゴ(379歳)、ヴラド(862歳)、ディーコン(183歳)、ピーター(8000歳)はニュージーランドでシェアハウスをしている吸血鬼だ。

みな無職である。

楽器を演奏したり踊ったり、街へ繰り出したり、狼男達に喧嘩

もっとみる

《映画感想文》LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014)②《ネタバレ含》

前回の記事を読んでくださった方、ありがとうございます。

今回は、「次元大介の墓標」後編について書いています。

(前編についてはこちらの記事をご覧下さい)

・あらすじ①「カラミティファイルとかいう暗殺司令書を手にするルパン」人のいないレストランでステーキ肉をカッ食らうヤエル奥崎が映されます。
当たり前の光景ではあるんだけど、
「あっ、ヤエルも肉とか食うんだ!!」と思わされるシーンです。

(も

もっとみる

《映画感想文》マーシャル博士の恐竜ランド(2009)《少々ネタバレ含》

※この記事は、作品の本筋に(恐らく)支障が無い程度のネタバレを含んでいます。

アメリカのコメディスター、ウィル・フェレルが主人公のタイムトラベルファンタジー。
上映時間は1時間41分。
クスッと笑ってしまえるシーンがいくつも散りばめられていて楽しかったです(万人受けするかどうかは別として…)

本作は1970年のドラマシリーズを映画化したものらしいですね。
その影響かどうかは分かりませんが、鑑賞

もっとみる
《映画感想文》LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014)①《ネタバレ含》

《映画感想文》LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014)①《ネタバレ含》

皆さんはご存知だろうか。
新宿の映画館でのみ、1週間だけ上映されたという幻の映画を。

今回はそんな幻の映画、「次元大介の墓標」について書きました。
この作品は映画にしては珍しく、前編と後編に分かれているので、記事もそれぞれ前編と後編に分けています。

(また、この記事を読む前の予備知識として、こちらの記事を読んでいただけたら幸いです。)

・登場人物主な登場人物は、ルパン三世・次元大介・峰不二子

もっとみる