Vom Donaustrande _1873

ここ近年はウィーン音楽が関心対象域です。 主に CD・音楽古書文献・古楽譜の収集、バイ…

Vom Donaustrande _1873

ここ近年はウィーン音楽が関心対象域です。 主に CD・音楽古書文献・古楽譜の収集、バイオリン演奏、レビュー文章執筆などを自由にしております。あくまで個人・アマチュア領域でしてる水準ゆえ、音楽学的専門性は感じられないかもしれません。気が向いた時に寄稿します。稚拙ですが末永いご愛顧を

記事一覧

♪♪♪万博が生んだ史上最強の行進曲🇦🇹エドゥアルト・シュトラウス1世:〈ウィーン万博行進曲〉変ホ長調Op・107 ( ※1873年 …

↑の動画、アメリカ在住の小田川工博士の弾くピアノ🎹ソロ版でのオリジナル演奏。これが現在、一般市場にある、我々が耳にできる、この作品の唯一の音源に他ならない。  …

ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の舞曲世界深耕~1873年ウィーン万博年の作品を事例に考える,その魅力・美質・評価をめぐって~…

多忙極まりない情報量過多で豊かな錯綜した混迷な巷・現代と言われる21世紀多様化社会に身を置く我々は、今や国という垣根を軽々と越えてインターナショナル及びワールドワ…

♪♪♪万博が生んだ史上最強の行進曲🇦🇹エドゥアルト・シュトラウス1世:〈ウィーン万博行進曲〉変ホ長調Op・107 ( ※1873年 )♪♪♪

↑の動画、アメリカ在住の小田川工博士の弾くピアノ🎹ソロ版でのオリジナル演奏。これが現在、一般市場にある、我々が耳にできる、この作品の唯一の音源に他ならない。
 残念ながら、フル管弦楽によるレコード録音源、及び、それを聴くべき手段は今の時点では何も存在しない。さらに皮肉な話にも、1873年当時、この行進曲の管弦楽譜は出版すらされていない。ピアノ🎹2手譜のみが、カール・アントン・シュピーナに次ぐ当
もっとみる

ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の舞曲世界深耕~1873年ウィーン万博年の作品を事例に考える,その魅力・美質・評価をめぐって~(*初回記述 )

ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の舞曲世界深耕~1873年ウィーン万博年の作品を事例に考える,その魅力・美質・評価をめぐって~(*初回記述 )

多忙極まりない情報量過多で豊かな錯綜した混迷な巷・現代と言われる21世紀多様化社会に身を置く我々は、今や国という垣根を軽々と越えてインターナショナル及びワールドワイドに音楽に触れあえる何らの不足を覚えない不自由無き日常を営んでいる。もともと西欧で誕生・日の出をみた音楽が、今日では、多種多様な区別の基準や判断がつかぬまでのジャンルに複雑怪奇発展・変貌し、そのジャンル概念すら曖昧になるほど、音楽は、我

もっとみる