「なりたい自分」に近づくサービス
column vol.991
1000回目の投稿までカウントダウンが始まりました〜
残り100回となってからここまで非常に長く感じたのですが…、考えてみると1日1回のペースで記事を投稿しているので、100回と言えど3ヵ月以上はある…
そりゃそうですね…(汗)
1000回目の投稿を目指すことは当初の目的の1つでしたので、残り10回がんばっていきたいと思います!
昨日の【「やる気」維持は「最少化」がカギ】もそうですが
この記事を読んでくださっている中には、「なりたい自分」のために日々努力されている方が多いことでしょう。
というわけで、本日は「なりたい自分」に近づくためのサービスについてお話しさせていただきます。
買い物時間を半分に短縮
1日は24時間しかないということもありますので、やはり時短できる部分はそうしたいわけです。
そうしたニーズを受け、最近、小売の現場では買い物時間を短縮する取り組みも増えています。
その1つが「レシピが決まっているカート」です。
〈TBS NEWS / 2023年2月9日〉
こちらは小田急系列のスーパー「Odakyu OX」祖師谷店で行っているサービス。
写真のように予めレシピカードと必要な具材がカゴに入っているというもの。
献立を考える必要がないという意味では今までもレシピカードはありましたが、それに加えて食材が既に揃っているので、あとは他の食材を買い足せば、あっという間に買い物が終わります。
実際、レシピカードのみとレシピが決まっているカート(食材がカゴに揃っている状態)で買い物時間を比較したところ…
なんと半分もの時間が短縮されたそうです。
当社の子育て中の社員に話を聞いても、皆、電車に乗っている時間に各スーパーの情報をリサーチし、お買い得品を見定めながら、レシピを考案し、なるべく最短で買い物を終わらすように工夫しているようです。
今回のレシピが決まっているカートのように買い物時間を時短する取り組みというのは顧客化していく上で重要な視点となっていくでしょう。
本日のテーマである「なりたい自分」を叶える上でも、嬉しいサービスなのではないでしょうか。
「秘書」がいる日常
仕事に、家事に、自己実現に向けての努力と、タスクの波が押し寄せてくる毎日を過ごしていると「秘書が欲しい〜〜」と思うことはないですか?
しかし、個人で秘書を雇うことなんて、セレブでないと難しいわけです…(笑)
ただ、秘書のようにサポートしてくれるサービスもあります。
例えば、パナソニック ホールディングス傘下のYohana株式会社が手がけている次世代コンシェルジュサービス「Yohana」です。
〈東洋経済オンライン / 2023年3月31日〉
などなど、「1つひとつのタスクは自分で調べれば解決可能なものであっても、全部積み重ねると時間とエネルギーを消耗してしまい、自分の時間がつくれなくなってしまう」という悩みはあるのではないでしょうか。
Yohanaでは、そうしたタスクやToDoリストをコンシェルジュに相談すると、お願いしたことを調べ、提案してくれたり、場合によっては予約や購入までしてくれるサービスなのです。
例えば、両親や友だちにちょっとしたギフトを贈りたい時。
こちらの大まかなアイデアと費用感を伝えると、いろいろな選択肢を提案してくれ、その中からセレクトすれば、後は配送まで完了してくれます。
さらに、家族の習慣を共有しておけば、Yohanaが中長期的なスケジュールを一緒に立ててくれるとのこと。
確かにこういうサービスがあれば、GWや夏休みの予定を立てるためにパソコンやスマホに向かう時間を、パートナーや子どもたちとの対話する時間にあてることもできます。
「なりたい自分」に到達するには、日々、新しいステージに上っていかないといけず、未経験のタスクに出会う機会も多くなる。
そうしたストレスが許容できず、足踏みしてしまうこともありますので、余裕がない時は、普段のことをアウトソーシングできる環境づくりを行うのも非常に大切なのだと思います。
「なりたい自分」がない人に最適な住宅
最後は「なりたい自分」が、まだ見つかっていないという方のための好事例もご紹介させていただきます。
コクヨが手がける東京都品川区の「生活実験型集合住宅」をご存知でしょうか?
その名も「THE CAMPUS FLATS Togoshi(ザ・キャンパス フラッツ トゴシ)」。
今年8月にオープンする予定です。
〈マイナビニュース / 2023年4月17日〉
コンセプトは「プロトタイプする暮らし」。
"いつかやりたかったこと" を気軽に試すことができる、大小様々なプロ仕様の「スタジオ」設置が最大の特徴となっています。
スタジオは、1日単位で自分だけのお店を開店できる飲食店営業許可付きの「スナック」や、ヨガ講師としてレッスンも開催できる「フィットネス」など、計8つ。
入居者の "いつかやりたかったこと" が実現しやすい環境が整っているのです。
ちなみに、同施設専任のコミュニティマネージャーと運営チームがサポートしてくれるのですが、コミュニティマネージャーは選考倍率80倍の中から選抜されているそうですよ…(驚)
独立した居室は全39戸あり、家賃7.7万円から入居が可能。すべての居室に、2022年にグッドデザイン賞を受賞した「good eighty%(グッドエイティーパーセント)」の家具が付属。
また、ルーフトップやプライベートサウナなどもあり、施設内で非日常を楽しむことも可能です。
「なりたい自分」までいかなくても「やりたいことが見つからない」というのは、現代の選択肢の多さも起因しているのではないかと感じています。
実際、コロンビア大学に所属するシーナ・アイエンガー教授によって証明された「ジャムの法則」では、検討できる選択肢が増えると逆に選択が難しくなることが分かっています。
ですから、程よい選択肢で新しい挑戦ができるきっかけを用意するというのは非常に理に適っていると思います。
ということで、「なりたい自分」を確立している方への時短サービスと、これから見つけたい方のための住居について、ご紹介して参りました。
その他、さまざまな新サービスがございますので、今後また折を見て皆さまに共有させていただければ幸いです。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!