幸福度を高める休日の “計画”
column vol.1058
GW以来の久しぶりの連休がやってきますね。
三連休をどう過ごそうかと、いろいろと思案されている方も多いとは思いますが、実は休みの計画を立てるだけでも幸福度が上がるのをご存知でしょうか?
〈PRESIDENT Online / 2023年7月1日〉
花金の今日にちょうど良い話だと思いますので、ぜひ共有させていただきますね。
「区切り」をつくると幸福度が高まる
実際、プレジデントオンラインによると、事前に長期休暇の予定を入れて計画しておくことで、2ヵ月前から人の幸福度は上がるというアメリカの研究結果があるそうです。
休日のことを思うと、その休日が近づくにつれ少しずつ気分がウキウキする。
皆さんも同じ気持ちなのではないでしょうか?
私の場合は特に「旅行」の予定を入れると、非常に幸福感が高まります。
もちろん旅自体が好きということもありますが、一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事で医学博士の武神健之さんによると、休日がもたらすウェルビーイングのポイントに「区切り」を挙げていらっしゃいます。
仕事に、家事、育児と忙しない日々を送っている人たちは
と武神さんは指摘します。
この無意識の緊張が続くと…、自律神経のバランスを壊したり、メンタルヘルス不調になってしまいます…(汗)
重要なのは無意識であるため、自覚症状がないことです。
だからこそ「区切り」を明確につくり、心を弛緩させる必要があるとのこと。
私が旅の計画で幸福感が高まるのは、明確な区切りがつくれるからだと思っています。
行った先でも非日常感を強く感じることで、仕事のことを完全に忘れることができる。
やはり、非日常を味わうことというのは、とても重要なのです。
計画が崩れたら「のようなもの」を味わう
…とはいえ、予定していた計画が崩れることも多々あります。
私もよく台風で飛行機が飛ばないなど、何度か旅行をキャンセルしたこともありました…(涙)
武神さんは、計画が崩れた時は
と問いを投げかけてくださっています。
例えば、「日常からのエスケープ」をしたくて、海外旅行に行きたかったのであれば、行く予定だった国の映画を見て、その国の料理を日本で食べ歩きする。
いつもと違う一日(非日常)を送るというわけです。
まずは最低限の区切りをつくる。
人間の感情は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの五感に大きく影響を受けており、誰もが自然に気分転換につながる刺激を得ようとしています。
壁にかかった絵画や観葉植物を眺める(視覚)、音楽を聴く(聴覚)、アロマを焚く(嗅覚)、甘いものやエスニック料理を食べる(味覚)、お風呂につかる(触覚)などの行為を通じて、緊張を和らげる。
大切なのは「区切り」をいかにつくるかです。
例えば、家にいたとしてもデジタルデトックスをするだけで、緊張から解放されることもあります。
ちなみに、武神さんによると良い夏休みを送れないと、秋以降の生活に多大なる負の影響を与えてしまうそうですよ…(汗)
そう考えると、区切りをつけて休むこととは働くことと同じぐらい大切なこと。
マジメに休まないといけません(笑)
私もよく社員に夏休みをサボらないようにしつこく言いますが、やはり本当に重要だと思います。
空飛ぶ「ウェルビーイング」が誕生
ということで、私も夏休み期間中に旅行を予定しているのですが、もう心は若干、エアポートに向かっています(笑)
ちなみに飛行機ということでいえば、カンタス航空が機内に「ウェルビーイングゾーン」を設置するということがニュースになっていました。
〈TABI LABO / 2023年7月5日〉
同社では2025年後半にオーストラリア・シドニーからアメリカ・ニューヨークおよびイギリス・ロンドンへの直行便を就航すると発表。
その機内にウェルビーイングゾーンがあるのですが、この場所では、ストレッチができるようになっており、エクササイズプログラムも用意されているそうです。
さらに、水分補給ができたり、軽食を食べられたりもできるそうです。
もちろん、ウェルビーイングゾーンを設計するというのは世界初!
これはめちゃくちゃ良いですね😀
とはいえ…、人気が殺到してスペースを利用できない可能性も高いですが、正直、長いフライト中に席を立ってほんの少しばかり体を動かすだけでも楽になれるので、3時間以上飛行する機内には全てあった欲しいぐらいです。
ということで、いかがだったでしょうか?
三連休、夏休みのみならず、日常の中でいかに区切りをつくるのかが非常に重要ということですね。
そして、私は一日の区切りに欠かせないバスタイム、晩酌タイム、そして読書タイムという黄金リレーをこの後行いたいと思っております!
それでは、皆さま良い週末をお過ごしくださいませ😊
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