シェア
たかぱん
2024年2月9日 11:42
「もしトラ」という言葉が、ニュース関連で飛び交っている。うまいこと言ったものだ、とも思うが、もうあの「もしドラ」が流行したのが15年近く前だと知ると、複雑な気持ちになる。あのとき私もドラッカーは読んだ。教会運営についても声を出していることを知り、教会でも参考にしてみたらどうか、と提言してみたことがあるが、全く関心を寄せてもらえなかった。教会には、「イノベーション」という概念が入り込む余地がないよう
2023年5月5日 10:05
NHKEテレの「100分de名著」も、ずいぶん長く続いている。始まるときのこともよく覚えている。よい番組だ。よくつくりこんでいる。先月には、新約聖書の福音書が、若松英輔さんのよいリードで紹介された。聖書を、読んでみようという気持ちにさせる番組となった。制作者自身がそういう心になったし、世間の評判もよいようだ。これは特筆すべき現象である。 これをどうしてキリスト教界がもっとバックアップしようとし
2022年4月2日 10:59
番組開始当時から興味深く視聴している。Eテレの「100分de名著」。司会者が伊集院光氏にかわり、より庶民的になったが、この人の直感とでもいうのか、その本の世界に対する感覚は非常に優れているものと見ている。具体的に自分の問題に引きつけて理解することは大切な一つの道である。 2022年4月からのハイデガーも、楽しみである。いよいよ『存在と時間』が取り上げられた。カントの著作も2つこれまで取り上げら
2021年7月6日 11:55
関心のない人には気持ちが向かわないテーマかもしれないが、高齢化社会となっては、関心のある人のほうが多いだろうとも言える。しかも講師が上野千鶴子氏。女性問題についてのみならず、社会問題への発言力からしても、最高度のレベルを提供してもらえそうな期待ができる。これを「過激」だなどというと、むしろ、ではあんたは何をしているのか、と問われそうな気もする。 ボーヴォワールに戻ろう。そもそもボーヴォワールが