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カンボジアを生きる わたしたち ~カンボジアで出逢ったステキな女たち、男たち、そしてわたし~ 72.1か月100ドルのオンナ
三菱商事の所長さんの紹介で、商工会企業にご挨拶がてら、この「新聞ビジネス」のご紹介をさせていただいた。 当時のカンボジア日本人商工会はちょっとした「集まり」程度の活動しかなく、ゴルフやマージャン、飲み会などをしながら情報交換をする状態だったそうだが、ちょうどこのころ、きちんとした商工会組織を作る動きが起きていた。当時の大林建設の所長さんが音頭を取っており、そちらにご挨拶に行って新聞の売り込みをした。快く購読をしてくださることが決定し、さらに所長さんからこんな声がかかった
カンボジアを生きる わたしたち ~カンボジアで出逢ったステキな女たち、男たち、そしてわたし~ 71.ポル・ポトの死から始まったビジネス
1998年4月。センセーショナルな事件が起きた。1975年~79年にカンボジアを虐殺の時代へと陥れたポル・ポトが亡くなったのだ。その前から、住民裁判が行われるなど、ポル・ポトやポル・ポト派残党の動きが報道されるようになっていたその矢先だった。 あまりにも歴史的なその出来事に感化されて、私はもっとカンボジアの「時事」を知りたいと思い、以来毎日新聞を読むようになった。 そんなある日、友達が「ある商社の人がバイトができる人を探しているんだけど、幸恵ちゃんやらない?」と連絡