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自分の実践に影響を与えた実践に影響を与えた本紹介

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自分の実践に影響を与えた本を紹介しています。
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#学校教育

自分の実践に影響を与えた本紹介13

自分の実践に影響を与えた本紹介13

今回は、おもちゃを作ったり、児童作家をしたりされている杉山亮氏の本です。
https://www.amazon.co.jp/子どものことを子どもにきく-新潮OH-文庫-杉山-亮/dp/4102900268

子どものことを子どもにきく文字通り、子どもの普段の生活について、子どもに直接きくことを意味しています。著者である杉山さんが、幼い息子をカフェに連れて行って保育園のことを尋ねていきます。それがど

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自分の実践に影響を与えた本紹介12

自分の実践に影響を与えた本紹介12

特別支援学校で働いている、公認心理士の川上康則さんの新刊です!
「教室丸トリートメント」について書かれている本です。

そもそも「教室マルトリートマント」とはこの言葉を知ったのは、昨年度のことでした。職場の教頭先生が研修でお話ししてくださった時に「毒語」という言葉を使われていました。何だろう?と思って聞いていると、今回の「教室マルトリートメント」につながっていきました。

国際社会と書かれているよ

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

前回は学校の「宿題」について考えました。今回も「宿題」について考えてみたいと思います!

今日は工藤勇一氏の『学校の「当たり前」をやめた』を紹介します。

ご存知かもしれませんが、工藤氏は東京都千代田区の中学校の校長先生です。
この先生が、学校の「当たり前」を考え直し、いろいろなことを改革していきます。簡単に紹介していきましょう。

手段の目的化本書の大きなテーマが、手段の目的化です。
本来手段で

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自分の実践に影響を与えた本紹介④

自分の実践に影響を与えた本紹介④

前回は、奈須先生の本を紹介しました。とても読みやすくわかりやすいです!↓

今回は、「学びの責任」について考えていきたいと思います。子どもたちは有能な学び手であるということは、これまで本紹介を通して伝えていきました。

それでは、その有能な学び手たちに、どこまで「学び」を伝えていくのか。教師主導なのか、子ども主体なのか。少し考えてみたいと思います。

「学びの責任は誰にあるのか」本のタイトルでもあ

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自分の実施に影響を与えた本紹介③

自分の実施に影響を与えた本紹介③

こんばんは。マイケルです。前回は山口氏の本を紹介しました。めちゃくちゃおすすめなので、ぜひ読んでください。

今日は、上智大学の奈須正裕氏の本を紹介します。総合的な学習の時間やカリキュラム・マネジメント、資質・能力など、聞いたことがある言葉に深く関わっている方です。講演会や執筆されている本もわかりやすく、内容がスッと入ってきます!

若輩者ですが、簡単に紹介させていただきます。

令和の日本型学校

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自分の実践に影響を与えた本紹介②

自分の実践に影響を与えた本紹介②

前回は「質問づくり」の本を紹介しました。この本を読んで以来、授業を構成する際には、教室の発問以上に、子どもたちの「問い」を大切にするようになりました。

今日は山口裕也氏の『教育は変えられる』です!以前読書会で読み合った作品で、noteにも紹介していました。

https://note.com/tarou800/n/n2f5dd31d88c8

前回の『たった一つを変えるだけ』と少し繋がる部分もあ

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