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おいしくなる、お茶のニッシ

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おいしさを探している理系の筆者。 気ままに好奇心がそそられるまま実験して、お茶の楽しみ方や淹れ方をぼちぼち書き溜めてます。 基本平日更新!
どうぞ、ぼちぼち、ご贔屓に。
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2018年8月の記事一覧

万能のお茶はないけれど、その場に似合うお茶はあると思ってる。

万能のお茶はないけれど、その場に似合うお茶はあると思ってる。

種ノ箱の二年目最後の日です。
明日は二周年(笑)。

同僚というか同じ長屋に入居するテナント『きになる舎』さんにアドバイスもらいながらシルクスクリーン印刷しました。

レトロ印刷さんのSURIMACCA(スリマッカ)を使って。

スリマッカのインク、色がちょこちょこ増えていくので、いろんな色を買い足していて(ウチも、きになる舎さんも笑)。

キャッチフレーズは『日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間』。

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お店でお茶を購入するとき、何を基準に商品を買いますか?

お店でお茶を購入するとき、何を基準に商品を買いますか?

お茶をたくさん飲んでいるとアドバンテージあるように見えますよね。
たぶん。

でも、だからと言って、はじめて見たお茶がどういう特徴とかおいしいお茶かなんて、パッケージを見ただけではわかりません。
少なくとも筆者は。

パッケージから、よさげな雰囲気を見つけようとする場合もありますが、疲れてるとか時間がないとか、この人の言うこと聞いてみよかとかいう場合はあるわけで。

本日、日本茶インストラクター大

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お茶は淹れられないけれど、飲みたい!!、なのかな?

お茶は淹れられないけれど、飲みたい!!、なのかな?

2018年現在、お茶を飲もうとすれば、小銭があれば自分で淹れなくても飲める状態です。コンビニや自動販売機、スーパーなどでペットボトルや紙パックのお茶が簡単に手に入りますから。

伊藤園のこちらのページを読んでみると、500mlのペットボトルの登場が1996年。
およそ20年前。それより前に缶の緑茶が1985年。

子供のころは、お茶といえばほとんど麦茶だったし、お客さんがうちに来る場合だけ煎茶を淹

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好みの探し方は、いろいろあるのかも…

好みの探し方は、いろいろあるのかも…

筆者のお店『種ノ箱』は、日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間というキャッチフレーズなんです。
お店には、いろんな日本茶と紅茶があります。

徳島の特殊な乳酸発酵をした酸味のある阿波番茶(阿波晩茶)だったり、日本の紅茶のチャンピオンティーだったり、インドのダージリンの単一茶園のファーストフラッシュ(一番茶摘み)だったり。

茶葉を計り取り、お湯の温度や抽出時間などの淹れ方を調節して、自分好みの香りと味を

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一回きり、だから。しっかり淹れたい!

一回きり、だから。しっかり淹れたい!

先日、かごしま百円茶屋でアンケートに答えて、一煎パックをゲットしました。

一回分のお茶が入っている貴重な、コレしかない茶袋。

緊張しませんか?
おいしく入らなかったらどうしよう。。
一回しかないから失敗できないっ!

と思ったところで、袋を開けて淹れて飲まないことには、「飲めばわかる」にならないので、

さっそく。

はさみで

チョキチョキ。

開けました。
茶袋から、濃い、コクのある渋みも

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和紅茶の中には、その土地で種から育った在来というのもあります!

和紅茶の中には、その土地で種から育った在来というのもあります!

先ごろ品種べにふうきをご紹介しました。
品種茶というのは、枝分けをして同じ特性をもつ株をたくさん育てている茶畑から作ったお茶になります。

実は、チャノキの種一つ一つが、香りや味、育ち方、病気に対する耐性などの特性が違います。

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やっていることが少し違う人と話すと刺激になります。~和紅茶の祭典、神戸初日~

やっていることが少し違う人と話すと刺激になります。~和紅茶の祭典、神戸初日~

手に入れる機会がたくさんあるお茶というのはよく知られているから、知ってもらう努力というのはあんまりなさそう。
たぶん、たくさんの人が欲しいと思うお茶を作って、飲んでもらえばよいような気がします。

日本の紅茶がいろんなところで作られるようになったからといって、各地の紅茶を一堂に試すことができる機会というのは、なかなかないのかなと。

今日は、和紅茶の祭典で、茶農家さんの出店お手伝いしてました。

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お茶にかかわる人々~和紅茶の祭典、神戸最終日~

お茶にかかわる人々~和紅茶の祭典、神戸最終日~

お茶に関心のある人でも、タイプがいろいろありそう。

おいしいお茶を飲むことに関心ある人。
例えば、おいしく淹れてくれるお茶関連のカフェで、おいしいお茶とおいしいお菓子をいただくとか。

地域的に、コーヒーや紅茶は新しくやっても魅力が少なそう。
日本茶だったら、どうかなと、新しく日本茶のメニューが充実したお店を始める人。

お茶をたくさんの消費者に届けているメーカーさん。
新しくお茶の利用形態を広

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堪能するとはなんぞや?

堪能するとはなんぞや?

堪能という言葉、使うことありますか?
筆者は、まず使わなくて、知らなかった言葉。

心ゆくまで楽しむ、というような意味らしいです。

自分が使わない言葉は、どこかから他人が運んでくれるもんで。
なんとなく耳に残ってて。

「お茶を堪能する」

対象をお茶にして、「堪能する」を考えてみます。

お茶を提供された(出された)側が、いろんなことを知ることができておいしかったぁ~というのが、たいていの場合

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日本の紅茶、いろいろあって楽しかったです!

日本の紅茶、いろいろあって楽しかったです!

週末の土日は、神戸三宮での国産紅茶のイベント「和紅茶の祭典」の出店お手伝いでした。

金曜から

月曜まで、一気にとんだ気分です(笑)
夜は玉造の種ノ箱に戻ってたんですけれど、日めくりカレンダーめくるの忘れてました。
和紅茶だけのイベント、二年前の奈良の地紅茶サミット以来の二回目でした。

和紅茶は作られるところが増えて以前より知られるようになったとはいえ、まだまだ出会う機会が多いとは言えないかと

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好みは、どう探す?

好みは、どう探す?

食べ物も、飲み物も、いろいろありますよね。
好きなものもあれば、嫌いなものもあったり。

たぶん、簡単なことだけど、自分の好みを知ろうとしたら、ある程度種類を知らないといけないんじゃないかと。

今日試したお茶たちです。

お茶って、ほんといろいろな種類あるんですよねー

では、また~!

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やっぱり、お茶淹れる人が増えてほしいなぁ

やっぱり、お茶淹れる人が増えてほしいなぁ

週末土日の二日間、イベントで和紅茶を淹れていました。

和紅茶といえども、香りや味を最大限抽出するなら、お湯でやる方が一番。
淹れて、ピッチャーや湯冷ましなどにためている間に冷めて、冷えていって、香りの立ち方も変わり、舌に感じる味も変わっていきます。

淹れたての、温かさのちょうどよい温度の飲み頃。
冷めて、常温。
氷で冷やす冷茶状態。

それぞれの状態でおいしいお茶が違うかも。

水出しとお湯で

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なんとなく好みが分かったら、その次に

なんとなく好みが分かったら、その次に

試しにいろんなお茶を飲んで、自分の好みがなんとなくわかったら、その次にすること。
たぶん、好みのお茶を入手すると思うんです。

でも、たぶん、きっとすぐにはおいしくはいただけない。

意地悪をいっているつもりはないんです。

お茶っ葉から淹れる場合に限ると、

お湯の量とお茶っ葉の量、お湯の温度の関係から、おいしいと感じるベストな状態にするコツが、つかめないことが多いです。
最初は。

自分は、ど

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マグだって、いいじゃない?!

マグだって、いいじゃない?!

お気に入りのコップとかマグとかってないですか?

筆者は以前使ってた無印良品の廃番になった、このマグがお気に入りでよく使ってました。

過去形なのは、布巾で拭いている時に、ちょっと上の空で気をそらしてたら、落としてしまって。
運が悪いことに、ちょうど飲み口の部分が欠けて、泣く泣く廃棄に。

今日は、お店をお休みして、フレデリックとか、スイミーで有名なレオ・レオーニさんの展示を観に行ってきました。

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