誰に投票するか言っちゃダメなの?日本の選挙のタブーを今考えたい
どうも、お久しぶりです。バイトやらなんやら重なっていて忙しい日々を過ごしています。
さて、表題の通り明日の参議院選挙について。※今回は就活とは関係ないです。
大学生の意見として残しておきたい。
これを読んでくださっている人の中には期日前投票に行った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回触れたいのは「投票すべき!」とか「政治に関心を持とう!」という呼びかけではなくて、日本の選挙と国民のあり方について私が疑問に感じていることです。
(言うまでもなく、有権者は投票すべきですしもっと皆政治に関心を持つべきです。)
さて、本題に入ります。早速ですが、みなさん支持政党とか支持する政治家が誰かとかを家族や友達とシェアしたいと思いますか?
私は、対話者同士が抵抗がないならば共有してもいいと思います。
でも実際には、支持政党・政治家は以ての外、政治について外で話すなんて....とタブーの風潮がありますよね。
私も両親から「政治や宗教の話は人前でするものじゃない」と教えられて育ちました(親世代も学校やその親(祖父母にあたる)からそう言われて育ってきているんですよね〜)。
ただ、私自身は成長していく中で価値観が変わって、別に政治の話をするのって悪じゃないし、むしろするべきじゃない?と考えるようになりました。
政治の話してもいいと思う理由
要因は大きく2つあります。
まずは、外国と比較して日本を見られるようになったからですね。
例えば、西欧圏では政治の話って本当に身近な話題なんですよね。私と同年代くらいの子や親世代が普通に政治を話り合っているのを見たりします。また、著名人も普通に「〇〇を支持しない!」と公表しています。
日本じゃまず考えられない。
ここでは例えとして西欧圏を挙げましたが、アフリカや南米だって選挙に関してストを起こすなど世論の関心は日本よりも高いと感じます。
よって、社会に対して不平不満をいう割に動こうとしないのって日本国民くらいじゃない?って、世界と比較して思ってしまいました。
そして、ICUに通っ他ことが私の価値観を変えました。
単刀直入に言うと、ICUって変な人が多いんですよwww 変な人っていうのは、個性が強くてそれを認め合える人たちが多いっていう意味です。
国籍や性別、年齢など個人に付着する「肩書き」みたいなものを取り払って「その人自身がどういう人なのか」と個人を見極めようと接する人が多い気がします。
だから、屈託ない意見交換するのが日常で、もちろん、政治の話も普通に出てきます。
私も最初は「え?やばくない?」親に教えられてきたことと違うと抵抗があったのですが、お互いの価値観をシェアすることで自分がいかに一方的に物事を見ていたかとかこういう価値観もあったのかとか、いろいろなことに気づかされたんですよね。
意見を語り合うことは必ずしも衝突を生まないんだと知りました。
日本は忖度文化だから嫌われないように、なんでも中庸にすることばかりに神経をすり減らして自分自身の本当に大事にしているものや価値観をあやふやにしてしまうことがある風潮があると常々感じます。また、これを一種の美徳と感じている人もいると思うんですよね。
私もこの価値観に従っていた部分があったんですけれど、これらの分岐点を通過して
これからの日本社会は政治を気軽に意見し感じられる世の中に変わるべきだと考えるようになりました。
よく考えると当たり前のことだと思うんです。
例えば、私がA党という政党を支持していると公言したとします。
誰も傷つけてなくね?
そう、別に私がA党を支持していると言ったからといって、B党やC党の支持者を攻撃したり否定したりすることには繋がらないんです。
A党を支持しているからB党やC党はだめだと蛇足を加えたり、A党を支持するように強要したりするのがよくないだけであって。
自分が何を支持しているか、何が好きか、価値観を示すこと自体はすごく大事なことですよね。
マイルドに落とし込むと「自分は野菜の中でトマトが好きだ」とか「スポーツをするのが苦手だ」とかそういう価値観を他人に示すのと一緒だと思うんです。
日本では政治や宗教があまりにもナイーブであるがゆえに話辛くはありますが、互いに無理のない範囲で政治の話を気軽にできる、政治を身近に感じられる世の中になって欲しいし、そのために動いていきたいです。
そのための小さな一歩として、明日の参院選は投票に参加します!
今日はここまでにしたいと思います。
私が偉そうなことを言える立場ではありませんが、選挙権ある方はいきましょうね!!
ある権利は使うべき :3
では、良い週末を〜。
この記事が参加している募集
ICUに通う女子大生。いわゆる2020年卒で6月まで就活をしていました。大企業・まったり高級という軸をブラさず就活、8社から内々定を獲得。終えたてほやほやが語るありのままの就活がここに。