記事一覧
なんでもないこと、もしくは重要なこと
仕事を辞めた。で、また別のところで働いた。
前みたいに、一つのところで働くのではなくて、とりあえず写真を撮ってくれって言われたときにその都度撮ってお金をもらっている。写真を撮る仕事がないときは、建築学生時代にお世話になった先生の設計事務所で模型を作っている。
久しぶりに自炊をする。玄米を炊く。玄米は炊き上がるまでに時間がかかる。炊飯の度に精米を面倒くさがってしまったツケを払っている。玄米は美味し
時間旅行を夢見て(映画『四畳半タイムマシンブルース』の感想)
私はときたま、過去に戻りたいと思うこともあれば、未来に行きたいということがある。しかしそれは決して時間旅行といったお楽しみ目的ではない。例えば高校に戻って東京大学に進学した人生を歩んでみたいだとか、今やっている下積みが終わってカメラマンとして独立して富と名声を手に入れた未来に早く行きたいというような願望である。だから、映画でよくある、過去の自分に遭遇するとか恐竜に追いかけられて大変だとかじゃなくて
もっとみるメトロン星人を食卓に潜り込まされた(『イルカも泳ぐわい。』を読んで)
子どものころ狂ったようにウルトラマンの怪獣図鑑を読みふけっていた事を思い出した。
多くの少年は大抵、戦隊モノや仮面ライダーに憧れるなか、私は俄然ウルトラマン推しの男の子だった。ツタヤで歴代のウルトラマンのVHSを借りては、ビデオデッキで8ミリテープでダビングし、繰り返しみた。最新のウルトラマンダイナしかチェックしていない友達に対して初代ウルトラマンから見ている古参ファンを気取っていた。
怪獣図鑑は
初めてのプロの撮影現場(DJとして)
昨日、幸運なことに役者の友人の宣材写真の撮影現場にアシスタントとして入らせていただくことができた。カメラマンとヘアメイク、そしてモデルである友人のみのコンパクトな撮影現場であったが、プロのカメラマンの撮影現場を初めて経験することができた。
春からスタジオマンで勤務するとはいうものの、スタジオ撮影を手伝うのは初めてである。なので、機材一つを扱おうにも、何が何だかわからない。このネジは何のネジなんだ
修士設計提出まで残り1ヶ月
今日が終われば修士設計の提出まで残り1ヶ月ということになる。去年は世の中的にも大変だったが、私自身も多分に漏れず大変だったように思う。
ゼミが対面で行うことができず、教授と週一回の電話による指導を受けた。毎週同じ曜日、同じ時間に電話がかかってくるという規則正しい恐怖心のおかげで、修士設計前半部分の進捗はとてもいいものだったと思う。
しかしながら、後期に入ってから実際の設計に研究したものを落とし込ん
オーバーオールとサロペット
オーバーオールが好きで、よく着ている。今年の冬にナイキからカッチョいいオーバーオールが出たので、それを2着買って着まわしているため、毎日同じ服を着ているように見えるが、ちゃんと洗っている。
そうしていると、オシャレに敏感な人から「そのサロペットいいですね!」と言われることが結構ある。「そのオーバーオール」と言われる時は、珍しがったり、なんでそんなものをというような感じであるが、褒められる時は全て
ラーメン二郎を家で食べるときに思ったことひとまとめ
新型コロナウイルスの影響で、世界各国で感染拡大防止策が取られている中、私のクラスここ日本、特に東京都においても例外なく非常事態宣言が発令された。飲食店、雑貨店などのそれぞれの専門領域の如何にかかわらず、軒並みその暖簾をしまい込んでいる————もっとも雑貨店の類には暖簾という日本古来の習慣は完全に忘れられつつあるが————(注1)。いつもは何の用もなしに若者でごった返している渋谷のセンター街も、表参
もっとみる