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はらへり
2023年7月18日 11:03
今更だけど、2023年上半期ベスコスを🌼新商品をたくさん使うことはできないので、「上半期に使ってよかったもの」をご紹介します。オルビスリンクルブライトUVプロテクター5月購入品の日焼け止め。(いきなり2023年上半期ベスコスを総なめした商品を入れ、この記事の定義が揺らぎそう)2ヶ月ほど使っていますが、どのスキンケア・化粧品と合わせてもモロモロしない!保湿力高そうなクリーム感
七瀬あきら
2023年7月14日 13:04
喫茶店をあとにした俺は、自宅に戻る気にもなれず、あてもなくふらふらと河川敷を歩いた。そうしているうちにいつの間にか時間は過ぎて、気づいた頃には西の空が赤く染まり、夜を迎える準備をしている。ああ、俺はいつの間にこんなにセンチメンタルな男になったんだ。自分を客観的に見て苦笑する。 マリーを探し始めたのは、年が明けたあとのこと。初めはすぐに戻ってくるだろうと思っていたのだが、数日経ってもまった
2023年7月14日 13:03
「……ありがとうございました」 テーブルの上に置かれたマリーの写真集を見つめたあと、四郎は静かに席を立った。 「え、もう行くの?」「はい。……もしマリーを見かけたら、連絡ください」「ちょ、ちょっと、待ってよ!」 そのまま足早に立ち去ろうとするので、美鈴は慌てて四郎を呼びとめた。まだ何も聞いていない。突然目の前に現れた、マリーを知っているこの男のことを。 「あなたにとってのマ
「そっかぁ……結局、登坂くんのところからもいなくなっちゃったんだ……」 健人の話を聞き終えた美鈴は、さみしげに肩を落とした。四郎は考え込むように、テーブルの一点を見つめて黙り込んでいる。 「結局、マリーのことはあんまり知れなかったんですけどね。涙の意味も、笑顔の理由も。どうして俺の前からいなくなっちゃったのかも、まだよく分からないし……」 健人は悲しみを紛らわせるようにむりやり笑顔
2023年7月14日 12:59
わがまま猫のマリー 桜が咲いていたから、たぶん四月の初め頃だったと思う。 大学のキャンパスには初々しい新入生が大勢いてさ、そいつらを勧誘しようとサークルのビラ配りをするやつらもうじゃうじゃいた。そんな中俺は、キャンパスの片隅でひっそりと、ギターを片手に歌ってたんだ。 まぁ、春の風物詩、みたいな感じかな。ほら、大学ってそんなもんでしょ。ダンスしてるやつらがいたり、こたつで鍋してるやつらがいた
2023年7月14日 12:55
あらすじ登坂健人・園原美鈴・橘四郎の三人は、喫茶店で「マリー」という少女について語っていた。しかし、それぞれの知るマリーは別人のように印象が違う。健人の知るマリーは「わがまま」。美鈴の知るマリーは「しっかり者」。そして四郎の知るマリーは「さみしがり屋」。 一体どれが本当のマリーなのか――プロローグ マリーについて知っているすべてのこと。 *『わがまま?』 登坂健人の
風井麻希
2023年7月4日 17:10
こんにちは!風井 麻希です10年勤務した会社を、第二子妊娠中に夫の転勤をきっかけに退職しました。6年前のことです。この選択が正しかったのか。正直ずっとわかりませんでした。これしかあの時は選べなかった。他の選択肢をしらなかったからです。そのことがずっとひっかかっていました。あれから6年。私が同じ起業塾で学ぶ仲間達は、会社員をしながら副業という形で、自分を活
楓花
2023年7月3日 20:51
私の本業は医療クラークです。簡単に言うとお医者さんの補助として、地元の総合病院の小児科で働いています。今年の4月に転職をして、初めて医療業界へと飛び込みました。きっと大変だろうなぁとは思っていましたが、これがもう想像以上。恐らく、小児科だからというのもあるとは思います。だけど単純に、自分自身の物覚えの悪さも相まって、未だに何をするにもてんやわんやの日々です。なかでも、私は一般外来の他