マガジンのカバー画像

ヤクルトコラムという名の日記

13
運営しているクリエイター

記事一覧

微差は大差と誰かが言っていた

微差は大差と誰かが言っていた

期待のルーキーがデビューした。といっても、甲子園のヒーローや金の卵のドラフト1位ではない。大卒社会人の25歳。ドラフト4位の外野手・塩見泰隆だ。

この日二軍の試合が行われていた西武第2球場から直行し神宮に乗り込んできた。ベンチ要員ではない。スタメン起用、それも「5番・右翼」と主力扱いの打順だ。

1回の表に守備についた塩見は西日に慣れないのか、ずっと手でひさしを作っていた。今の時期のナイターは1

もっとみる
いろいろわかった試合、そして西浦

いろいろわかった試合、そして西浦

日が明けてしまたった。

昨日は雨で1日休みを入れて臨んだ阪神との一戦だった。相手先発はエース・メッセンジャー。

我が軍はかつてのエース・石川雅規である。

く、苦しい。

このマッチアップを見て、「今日はいける! 」 とか「もらった! 」と考えるファンはそういないはずだ。もっとも、ブキャナンやライアン小川が投げる試合でこう思った途端に負け出すのがヤクルトなのだけれども。

そう、無心が1番であ

もっとみる
ヤクルトはまるでジェットコースターのよう

ヤクルトはまるでジェットコースターのよう

ひさびさに神宮球場へ足を運んだ、ような気がしたが実はそんなことなんてまるでなく、先週の日曜日以来5日ぶりだった。その間、ヤクルトは負けていない。寝ても起きてもヤクルトが勝利している。ドッキリでもなんでもない。プロ野球ニュースはもちろん、購読している日刊スポーツもサンスポもヤクルトの勝利で賑わっている。サンスポなんて6試合連続で一面がヤクルトだ。

そんな状況ではあるが、「今日も勝つだろ」なんて

もっとみる
【野球】勇敢な戦士は川端だった

【野球】勇敢な戦士は川端だった

神宮球場で初めてドアラ弁当を食べた。よくある験担ぎでも何でもない。先日、twitterで画像を見かけたから興味を持った。ただそれだけのこと。弁当のサイズに対して1400円は少し高い。「メガ盛りソーセージ」と「じんから」を買った方が満腹感は得られるだろう。でも、そんなことを考えていては務まらない。(なにが)

コスパとか考えるのであれば、クーラーの効いた家で缶ビールでも買って、ごろんとしながら見てる

もっとみる
【野球】初勝利は花火と同時に

【野球】初勝利は花火と同時に

神宮球場で6月29日以来の勝利。そう、7月になって初めて神宮で勝利したのだ。今日は何日だっけ? とiPhoneに目を落とせば7月20日と表示されている。

長かった気はするけれども、昨年の7月初勝利はなんと22日だったのだ。それに比べればなんてことはない、なんてことはまるでないけど2日早いのは成長の証と受け取っておく。

ちなみに昨年は神宮球場に限定せず正真正銘の7月初勝利が22日だったことを考え

もっとみる
【ヤクルト】8連敗? いや神宮では4連敗だから……

【ヤクルト】8連敗? いや神宮では4連敗だから……

今日で8連敗だ。でも神宮球場に限定するとわずか?4連敗である。たいしたことない。昨年に比べればたいしたことない、と思ってハッとする。昨年は球団史上ワーストの96敗を喫した屈辱的なシーズンだ。それと比べて「それ以上、辛いことはない」と考えるのは危険だ、とぼくは思う。

たぶん、去年以上に悪いことはないだろう。もちろん、可能性としてはあり得るけれども、そこまでにはならないだろう。

だからといって、傷

もっとみる
【ヤクルト】今日の山田は2015年CSの阿部だった

【ヤクルト】今日の山田は2015年CSの阿部だった

勝てそうな雰囲気が一度もないまま負けた。序盤からペースを握られ、一度もこちらに風は吹かなかった。こういう日もある。

これで7連敗。毎試合神宮球場に足を運べば勝つこともあれば、負けることもある。それ以上でもそれ以下でもない。達観しているわけではないけれども、それくらいの割り切りがないと1年間野球を見続けるのはむつかしい。

試合的におもしろかったか? と言われれば答えには迷ってしまうような展開では

もっとみる
【ヤクルト】見どころがあれば負けたって楽しめる

【ヤクルト】見どころがあれば負けたって楽しめる

見どころの多い試合だった。負けはしたけれども。

先発の寺島は初回をわずか10球。三者凡退に仕留めたことでいけるかな? という気持ちと140キロ程度のストレートとスライダー、フォークで大丈夫か? という気持ちが半々。いや、不安の方が大きかった。

その不安は2回に現実となる。4つの四球などで大量6失点。走者が出ると制球が乱れるパターン。あぁこういったピッチャーを何人見てきたことか。もういっかい二軍

もっとみる
【ヤクルト】YQSは生きている

【ヤクルト】YQSは生きている

昨日(6月30日)の試合悪いところが一気に出た試合だった。初回にエラーも絡んで6失点。4年まえのYQS(ヤクルトクオリティースタート)と呼ばれる由来となった初回7失点の試合のことを思い出す。日付も1日しか違わんやん!

■小川監督
「石川はどうしたものかと思う。
(4回にも失点したが)追いつくためには最低限、1回の7失点で止めておかないと。調子のよし悪しもあるだろうけど、ストライクをそろえすぎた。

もっとみる
【ヤクルト】野球ってやっぱりおもしれぇ

【ヤクルト】野球ってやっぱりおもしれぇ

勝つためには打撃戦しかないと思っていた。昨日(6月29日)の阪神戦が始まる前のことだ。もっというと、予告先発が発表された時からだ。

阪神の先発秋山拓巳は負け越しているものの、制球は良く長いイニングを投げることができる好投手。一方、ヤクルトの山田大樹は今シーズン2試合目の登板だが、防御率は16.88という破壊的な数字だったからだ。なんとか、序盤から得点を奪い、打撃戦に持ち込めれば…。というのが多く

もっとみる
【野球】支え合うってすばらしいね

【野球】支え合うってすばらしいね

なにか言うことがあるか? いや、ない。

スイープ、3タテ、いわゆる同一カード3連勝はなかなかむつかしい。それは野球ファンならだれしもがわかていることだろう。

それを苦しんで苦しみながら成し遂げたのだから。

2死から西浦、青木、山田の三者連続二塁打で得点を奪うとか最高かよ。こんな上位打線は久しぶりだ。比屋根、川端、山田の2015年より長打がある分、強い! と言ってもいいんじゃない?

同点の8

もっとみる
【野球】打てる投手は最高にクールだ

【野球】打てる投手は最高にクールだ

「あ!」と声が出たのは1回裏だった。青木が2試合連続となるホームランで2点を先制した瞬間だ。

中日の先発は未来への希望でもある藤嶋健人。メットライフドームで見た彼は球速140そこそこなのに山賊打線を手玉に取っていた未知なる投手だ。その藤嶋にメジャーリーガーの凄さを瞬く間に見せつけた。6球目のできごとに傘の準備もままならない。

今日も素晴らしいペースで試合は進む。カラシティーは毎回走者を出すがな

もっとみる
【野球】こんな勝ち方していいの?

【野球】こんな勝ち方していいの?

ロシアというよりもお隣町である渋谷がワールドカップで盛り上がってるさなか、神宮球場6連戦が今日からはじまった。全試合現地観戦民(神宮のみ)のぼくにとっては体調管理が命となる1週間だ。ちなみに、この神宮ウィークは今シーズン4回あり、今回が3回目。この1週間を乗り越えれば、この1週間を乗り越えれば……といった心境だ。

電車の中ではちょっとしたニュースを確認する。もちろん今日は富山の発砲事件で持ちきり

もっとみる