野球を好きでい続けたから、仕事になった。
野球ライターには──語弊を恐れずに言えば──誰でもなることができる。お医者さんのように資格があるわけでも、どこかにお金を払ってライターの登録をしなければいけないわけではない。もちろん年齢制限もそこには存在しない。
野球のことを書けば、それだけで野球ライターになるわけだ。ただ、それで食べていくことが、誰でも簡単にできるわけではない。
ぼくは今、野球ライターとして生活をしている。著書があるわけでもなく、野球ファンなら誰でも知ってる、Numberやベースボールマガジンといった媒