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千早城、ほっこり後森の中ぼっち
神戸出身の筆者は、実は摂津市、河内長野市、岸和田市など、隣の府県であるのに位置がよく分かっていません。河内長野市も親戚の家しか行ったことがなく、何があるのかと問われると??だったのですが、今回初めてお邪魔してきました。
薬膳粥いただいてきました!
日本100名城スタンプラリーを土台としてお出掛けを楽しんでいる筆者です。今回は千早城に狙いを定めたわけですが、もう一軒実は”旅の手帖”で見かけて気になっていた旅館さんがありました。近場でノンビリと1泊の旅を楽しみたいスペシャルな時に利用したいと思っていた南天荘さん(後述)に前日にランチ予約の問い合わせをすると、満席とのことでした(そりゃ、そうだ)。
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代案としてご提案いただいたのが、2023年4月に気楽に楽しめる古民家カフェとしてオープンされた系列の山川薬膳 久右衛門さんです。無事コースを予約して、ランチをいただくことにしました。地元野菜や、薬膳を使用した身体を労ってくれるメニューを提供されています。
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中庭とお店に入ります
3月だったので、子供の頃に憧れた階段式お雛様が飾られていました。
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3月のコースには、タイトルにした薬膳粥がついていました。薬膳という言葉からのイメージを裏切らない味でしたが、食べにくいお味とかではありませんでした。一度食べていただきたいですが、季節に合わせてメニューを変更されているため、再度お目見えするかは分かりません。
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このお粥に、トマト鍋とメインのお膳でランチコースとなります。
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白人カップルは、ピザとかを食べていました。帰国子女で外国人の友人がいる筆者のイメージでは、白人は日本人よりはるかに食に保守的なので、折角の海外旅行でも現地の料理を食べない人が多いですね。
河内長野さんぽ
久右衛門さんの本体である、南天荘さんも見学に行きました。高野山への入口という場所がら、インバウンドが多いのですが、南天荘さんでは個室でゆっくりと食事をさせていただけ、日帰り温泉まで入れてもらえる一万円以下からのコースがあるので、静けさを求める方でも問題ないかと予測しております。次回、利用させていただきたいと思います。
サムネイルにした大阪で見れると思ってもみなかった棚田を通過して、最寄り駅に到着しました。
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懐かしい空気が流れる駅舎でした。久右衛門さんから南天荘さんまでの道は、山のふもとを回り込んだ桜の道となっており、シーズンに行けば見事だと思われました。
この散歩が、後で命取りになるとはまだ知らない筆者でした。
本命のお城は・・・なかった
さて、腹ごしらえと腹ごなしの散歩も終わり、本日の目的の千早城へと向かいました。登山口前の、有料駐車場を利用します。
登山口前?
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赤丸部分を拡大。
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そうなのです。途中まで、金剛山に登る登山道と一緒なのです。千早城までは歩きにくいとかそういったことはないのですが、登山道の最初の一部なので、険しいです。ちょっと、ビックリするくらいです。
さすが、楠木正成が少ない人数で鎌倉幕府の大軍と戦い勝利した城だけあって、難攻不落感が歩いていても感じられます。
ランチに時間をかけてしまい夕方近くになったので、暗かったです。そこは鬱蒼とした森でした(薄暗かったので、低クオリティーの写真で申し訳ありません)
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登山帰りの方とすれ違った後は、暗い参道に一人だったのでビクつきながら辛うじて城の本丸跡まで行きましたが、そこは薄暗い森の中の開けた地でした。楠木正成を祀っている千早神社へは怖じ気づいて入れず、短時間で退散してしまいました。
そこで、辛うじて納めたのが、神社以外に存在していたこの石碑でした。
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ん?なんかいる・・・。
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というわけで、登山道なので24時間訪問できますが、遅くなっての訪問はおすすめしません。
お城にきたら、アレいるでしょ
日本100名城スタンプラリーのスタンプは、駐車場前の金剛山 山の豆腐というテイクアウト専門のスタンドで押させていただけます。メニューは豆腐以外にも、ジュースもありました。連れがひろうすを購入していました。
では、皆さまは明るい晴れた日に行って、筆者の分まで楽しんでくてくださいね。
施設情報
山川草膳 久右衛門
住所:大阪府河内長野市天見346
電話:0721-69-9238
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜
金剛山 山の豆腐
住所:大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早950番
電話:0721-74-0015
営業時間:9:00~17:00
休み:基本なし
千早城
住所:大阪府南河内郡千早赤阪村千早
24時間オープン
問い合わせ先:産業建設部 農林商工課
0721-26-7128
南天荘
住所:大阪府河内長野市天見158
電話番号:0721-68-8081