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愉快な人を増やす秘密結社 https://takuramiya.com/

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  • TOC

    ザ・ゴールで有名な「TOC」制約条件の理論についての記事です。

  • EQ

    EQ(感情知能)に関する記事です。

記事一覧

森本繁生の記事は個人noteに移行します

これまで森本繁生はたくらみ屋noteにTOCなどの事業の記事を書いてきましたが、TOCから発展して感情知能EQや問いのデザイン、そして中小企業の会議支援や組織開発まで事業領…

たくらみ屋
11日前

社長だけがセミナーばかり受けて、社員との格差満載のバカ社長

あああ それは俺の事だ!!去年の夏に、京屋の蜂谷さんと一緒に、トークセッションを行った時に 「社長だけがいっぱいセミナーなんか受けて、社員との格差がすごく出てし…

7

制約に注目してワナから脱出せよ!

こっちの商品は利益率が高いから儲かる、早く作れるから儲かる。当たり前のように聞こえますが、なぜかこれで頑張っているのに儲からない。。。と行き詰まりっぽい気持ちに…

9

「営業が制約条件」はほとんど覆る

「営業がボトルネック」「市場が制約条件」 要するに「もっと売らないと!」は、実はほとんど覆ります。 社内のボトルネックを一緒に探していると、結構多くの会社が「営…

「なる早」ではなく「なる遅」

「なる早でやってよ!」なるべく早く!は世界各国共通語のようです。 英語では As soon as possible。よくASAPと略されますね。 ビジネスシーンではとても普通に使われ…

6

全体最適のためには「リフレーミング」を促進する

会社や集団が行き詰まった時は「リフレーミング」、つまり全体を作っている枠を取り外して作り直します。 カメラのレンズのようにズームイン・ズームアウトで構図を決める…

2

伝えるには、相手を「伝える人」にしてしまう。

「TOC(制約条件の理論)はこんなにいいのに何故広がらないのか?」 こんなことがTOCのシンポジウムで考えられたことがあります。 「TOCは初期投資が要らないし、実践す…

3

評価が変わると賃金も自分たちで決められる

「働き方改革! 早く帰れと言ってるだろ!」 と何度言っても早く帰らないのは、早く帰ると自分の評価が落ちると感じているため。 「安い仕事、儲からない仕事を取ってく…

5

渋滞を早く抜ける人は、仕事もスムーズに流せる

仕事をスムーズに進めるためには、あれもこれも同時進行で仕事を進めるのは全くおすすめできません。 仕事効率化の小技・ライフハックも、やればやるほどスムーズに進まな…

7

辞めやすい会社を目指す!?

数年前に「お金も在庫」という言葉を聞きました。 手元にあるものは流さなければならない。次に送り出すという発想。ゼロからイチを作るゼロイチではなく、今あるイチをゼ…

2

「終わったら終わり」次を入れない方がうまくいく

いやー、今回ばかりは「バッファ」が足りなかった! 昨日はセミナー前日入りのため、山形の庄内に大阪から羽田経由で移動の予定。東京が大雪の予報を見ていたので、夜の…

2

時代に取り残されない簡単な方法

時代に置いていかれる、必死でついていかないと! って本当によく聞くようになりました。それだけ時代の流れが超早くなったということでしょう。 しかし必死でついていっ…

1

「抵抗の7段階」を1時間で突破する

「抵抗の6段階」っていうものがあります。 最初これを聞いた時、ひゃー、人間って6回も抵抗するんだ! 本当に変わりたくない生き物なんだね!って正直思いました。 しか…

5

社長がボトルネックと思う場合は

「社長がボトルネック」という言葉はよく聞きますね。 そう言いたくなるのはもっともだと思います。 だって社長って一番デキル人のことが多いですからね。仕事ができる人…

12

チームワークって無理しなくていい。ペアから始めよう。

「1人でやってる仕事は、ほとんどAI(人口知能)に持っていかれるんとちゃうかな。」 そんな話をしていました。 さらに 「2人でやってるペアワークは、かなりええ感じやね…

3

教えられたものは、できない

「教えられたものは、できない。」 「自分で考えだしたものは、自分でできる。」 たくらみ屋メンバーの思考の基礎となっている )。6月から松本、大阪、熊本と立て続けに行…

森本繁生の記事は個人noteに移行します

森本繁生の記事は個人noteに移行します

これまで森本繁生はたくらみ屋noteにTOCなどの事業の記事を書いてきましたが、TOCから発展して感情知能EQや問いのデザイン、そして中小企業の会議支援や組織開発まで事業領域が多岐に渡ってまいりました。

そこでは実験中、試行錯誤中、生煮えのアイデアなどなど未完成のものから「融合中」「相乗効果を模索中」などという「最終の答え」でないものが多くなっています。

特に問い・問いかけの設計などはまさに「

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社長だけがセミナーばかり受けて、社員との格差満載のバカ社長

社長だけがセミナーばかり受けて、社員との格差満載のバカ社長

あああ それは俺の事だ!!去年の夏に、京屋の蜂谷さんと一緒に、トークセッションを行った時に 「社長だけがいっぱいセミナーなんか受けて、社員との格差がすごく出てしまうバカ社長がいるんですよね」って話をしたことがあったんです。

それは、昔の自分だったという経験を話している流れだったんですが、 その話を聞いていた社長が「あああ それは自分のことだ」と衝撃を受けたとのこと。 その後、社長が話しに来て、

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制約に注目してワナから脱出せよ!

制約に注目してワナから脱出せよ!

こっちの商品は利益率が高いから儲かる、早く作れるから儲かる。当たり前のように聞こえますが、なぜかこれで頑張っているのに儲からない。。。と行き詰まりっぽい気持ちになっていることはないでしょうか。

ライバルはそんなに利益のある商品を作っているようにも見えないし、作るのも時間がかかっているようだし。何故?

実はその謎を解く鍵は「制約条件」。 大切な「制約条件」を見逃していると、当たり前と思っている意

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「営業が制約条件」はほとんど覆る

「営業が制約条件」はほとんど覆る

「営業がボトルネック」「市場が制約条件」 要するに「もっと売らないと!」は、実はほとんど覆ります。

社内のボトルネックを一緒に探していると、結構多くの会社が「営業がボトルネック」と最初は言います。

しかし「じゃあ営業がうまくいったら、会社はとっても良くなって儲かるんですよね!」「受注が2倍来たらとってもハッピーなんですよね!」と質問したら、不思議なことに8割くらいは「うーん。」といいます。

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「なる早」ではなく「なる遅」

「なる早」ではなく「なる遅」

「なる早でやってよ!」なるべく早く!は世界各国共通語のようです。

英語では As soon as possible。よくASAPと略されますね。

ビジネスシーンではとても普通に使われている「なる早」ですが。。。もし「なる早」と言われることこそが、仕事がどんどん遅れていく原因だとしたら?

そんなことあるわけない!と最初は私も思ったのですが、確かに昔に努めていた会社の「なる早」現場では、間

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全体最適のためには「リフレーミング」を促進する

全体最適のためには「リフレーミング」を促進する

会社や集団が行き詰まった時は「リフレーミング」、つまり全体を作っている枠を取り外して作り直します。

カメラのレンズのようにズームイン・ズームアウトで構図を決めるイメージを持つと、全体像がよく見えて変化が起こりだします。

今日のブログはリフレーミングのイメージの共有と実践のコツ、そしてうまくできない人のための対処法を考えてみました。

部分だけ良くなっても全体は良くならない、ということは、会

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伝えるには、相手を「伝える人」にしてしまう。

伝えるには、相手を「伝える人」にしてしまう。

「TOC(制約条件の理論)はこんなにいいのに何故広がらないのか?」 こんなことがTOCのシンポジウムで考えられたことがあります。

「TOCは初期投資が要らないし、実践する人にはリスクが少なく、やると必ずいいことが起こる。」 「しかし、何故こんなに伝わらないんだろう?」 シンポジウムの参加メンバーは、TOC的思考プロセスの方法でみんなで考え始めました。

そして、その結論は衝撃的なものでした。

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評価が変わると賃金も自分たちで決められる

評価が変わると賃金も自分たちで決められる

「働き方改革! 早く帰れと言ってるだろ!」 と何度言っても早く帰らないのは、早く帰ると自分の評価が落ちると感じているため。

「安い仕事、儲からない仕事を取ってくるな!」 と何度言っても営業マンが値引きするのは、儲けでなく売上で自分の給料が決まるため。

「在庫をためるな!」 と何度言ってもバイヤーさんがどんどんモノを買ってくるのは、まとめて安く買ったことがエライ!と言われるため。

自分に

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渋滞を早く抜ける人は、仕事もスムーズに流せる

渋滞を早く抜ける人は、仕事もスムーズに流せる

仕事をスムーズに進めるためには、あれもこれも同時進行で仕事を進めるのは全くおすすめできません。 仕事効率化の小技・ライフハックも、やればやるほどスムーズに進まなくなります。

ちょっと効率化できたと思ったら、返って仕事を増やしてしまうことがほとんどだからです。 仕事をスムーズに進めるには、車の渋滞を研究することを強くオススメします。

高速道路の渋滞時に一番早く着ける車線は? 車の渋滞については多

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辞めやすい会社を目指す!?

辞めやすい会社を目指す!?

数年前に「お金も在庫」という言葉を聞きました。

手元にあるものは流さなければならない。次に送り出すという発想。ゼロからイチを作るゼロイチではなく、今あるイチをゼロにするイチゼロ発想です。

今回は、モノやお金だけではなく人財もイチゼロ!というお話です。

今いる人財を自分の会社に「貯めて」おいて、育成して儲けたい!と思っていると、結構な悪循環に陥ったことはありませんか?

「せっかく手塩に

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「終わったら終わり」次を入れない方がうまくいく

「終わったら終わり」次を入れない方がうまくいく

いやー、今回ばかりは「バッファ」が足りなかった!

昨日はセミナー前日入りのため、山形の庄内に大阪から羽田経由で移動の予定。東京が大雪の予報を見ていたので、夜の予約を午後の便に変更。乗り継ぎの飛行機に乗って動き出し、やれやれと思いきや。。。

何と滑走路の状態が離陸直前に悪くなり、飛行機が駐機場に引き返して欠航! 1時間以上機内で待機した後の「大変申し訳ありませんが、これから駐機場に引き返しま

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時代に取り残されない簡単な方法

時代に取り残されない簡単な方法

時代に置いていかれる、必死でついていかないと! って本当によく聞くようになりました。それだけ時代の流れが超早くなったということでしょう。

しかし必死でついていって、ついには追いついたって話は聞かないですね〜。時代を追い越したなんていうのは、もっと聞かない話。

それなら、時代について行くって考え方がそもそも違うのかも?!

だって「時代」って言葉って人間が作ったもの。自分たちで作ったものに追い越

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「抵抗の7段階」を1時間で突破する

「抵抗の7段階」を1時間で突破する

「抵抗の6段階」っていうものがあります。 最初これを聞いた時、ひゃー、人間って6回も抵抗するんだ! 本当に変わりたくない生き物なんだね!って正直思いました。

しかし一つ一つ見ていくと、なるほどなぁと思うのです。

1.そもそも問題に合意していない (例:社員が悪い! いや社長が悪い! などなど)
2.解決策の方向性に合意しない (研修をすればいい! そんなことやるなら営業しろ!)
3.解

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社長がボトルネックと思う場合は

社長がボトルネックと思う場合は

「社長がボトルネック」という言葉はよく聞きますね。

そう言いたくなるのはもっともだと思います。 だって社長って一番デキル人のことが多いですからね。仕事ができる人には仕事が集まる。それはボトルネックになりやすいと思います。

しかし「社長がボトルネック」という言葉は2つの意味で私は好きではありません。

1.社長がボトルネックと言って安心し、考えるのをやめてしまっているように見えること。

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チームワークって無理しなくていい。ペアから始めよう。

チームワークって無理しなくていい。ペアから始めよう。

「1人でやってる仕事は、ほとんどAI(人口知能)に持っていかれるんとちゃうかな。」 そんな話をしていました。

さらに 「2人でやってるペアワークは、かなりええ感じやねん。」 そんな手応えも話していました。

「利口な人よりアホな人の時代が来たな」と感じたのは2013年頃から。上記の話のような流れを感じていたからかも知れません。

だって、アホでどっか凹んでいる人のほうが、誰かの得意な凸をはめ込み

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教えられたものは、できない

教えられたものは、できない

「教えられたものは、できない。」 「自分で考えだしたものは、自分でできる。」 たくらみ屋メンバーの思考の基礎となっている
)。6月から松本、大阪、熊本と立て続けに行ってきました。

最近のTOCゲーム研修では皆さんとっても楽しそうにしてくれていて嬉しいのですが、それはどうやら「2.5期」を設けたことが大きいようです。 2.5期って何をやるの? TOC研修では5年分のゲームシミュレーションをします。

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