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時代に取り残されない簡単な方法

時代に置いていかれる、必死でついていかないと! って本当によく聞くようになりました。それだけ時代の流れが超早くなったということでしょう。

しかし必死でついていって、ついには追いついたって話は聞かないですね〜。時代を追い越したなんていうのは、もっと聞かない話。

それなら、時代について行くって考え方がそもそも違うのかも?!

だって「時代」って言葉って人間が作ったもの。自分たちで作ったものに追い越されるって、そんなんでいいの?

私はやだな〜。自分の次世代の人にはどんどん追い越されてもいいけど😊

「時代」って実態のわからないものですよね。 世界中で「あの時代は」「今の時代は」「これからの時代は」って言われてると思いますが、みんな指しているものって違うと思うんです。

そんな実態のわからないものだったら「これからはこんな時代」って自分で勝手に宣言すればいいと私は考えます。 「時代」なんて自分で作ってしまえばいいんじゃないの? ということですね。

そうしたら追われることもない。自分に時代がついてくる。好きなこと、得意なことがたくさんあったら時代の方が付いてくる。

「ビジョナリー・カンパニー」という本が「時計をつくる」と書いているのも、ドラッカーが「時間から始めよ」って言ってるのも、こういう意味を含むと私は考えます。


そうそう、「時代を作ってしまった」私の友人をご紹介しましょう。 先日、たくらみベースで「こんな私好みのビールがあったの? ベルギービールのプロによるビール発見プチ講座 & 飲み歩き会」っていう超長すぎるタイトルのイベントをやったんです。

そこでナビゲーターを務めていただいた、ベルギービールJAPANの三輪さんは、2017年に「BEER BOUTIQUE KIYA」というベルギービールビルを建てられました!



「15年くらい前のネットの勉強会でベルギービールのビルが建つよ!って言ってたけど、ようやく建てることができました。」

私のその場面からご一緒していたので、その言葉を聞いて感無量でした😊

彼は酒造メーカーに勤めていた頃にベルギービールに出会います。まだベルギービールは存在すら知られてないものでした。

「これは、私が広めるしかない。」 と考えた三輪さんは、ベルギービール専門店のネットショップを構築。今は日本ベルギービールプロフェッショナル協会の代表理事としても活躍しており、日本でのベルギービールの時代を作ったのです。

そうです、彼は自分の時代を作ったのです。「これからはベルギービールの時代だ!」って自分で言ったのです。

ここ数年、大変苦労された時代がありましたが、それが昨年見事に実を結び、素晴らしいビルが建ちました。

社員さんも「自分の会社で、こんなビールが生で飲める時代がくるなんて夢のようです!」と喜んでおられます。 三輪さんは恐らく「やっと自分に時代が追いついた。」という感じてるんじゃないかな?

時代は自分で作れば、もう追っかけることはなくなります。 そしてそれは簡単です。

自分の好きなこと、得意なことで「これからは◯◯の時代だ!」って言うだけでいいのです。

別に社内や集団のみんなの時代が違っていてもいい。

「これからは職人のこだわりモノづくりの時代だ!」
「いや、これからはお客様にワクワクを提案する時代だ!」

どっちでもいい。自分が好きで得意なことだったら。その周りに共感する人が集まるのです。

そしてそんな時代を作る人達が協力しあえれば、もっと素晴らしい化学反応「思っても見ないこと」が起こる。  

私も、好きなことでこんなふうに並べ立てます。
「これからは柴犬の時代だ!」
「これからは自分で造るビールの時代だ!」
「これからは、ポンコツの時代だ!」

共感する人が必ず集まってきて、そんな時代を過ごす人が増えてきます。 「ポンコツ村」なんてコミュニティは、いろんな人がごちゃまぜになってたくらみ屋界隈で一番賑わってるし。

今日から創ろう、あなたの時代。

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