詩人・竹中ゆうすけ

'93年生まれ;愛知県出身;夢は、文芸を始めとする芸術を以て、人類の恒久平和…

詩人・竹中ゆうすけ

'93年生まれ;愛知県出身;夢は、文芸を始めとする芸術を以て、人類の恒久平和を実現すること;全篇全文無料公開中;随筆も書いていますが、今は未だ秘密;[連絡先]qlgcuh27509アットマークme.com(;スマホでは横にして読んでほしい);★英詩

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詩343 曇り空に阻まれる

人に笑われるのには 一向に慣れない 癒されることのないまま 日に日に疲れてきたなら 生きることを中断する潮時。 それを迎えた証拠 恋の切なさに負けて 今日の山を下りるとき ぼくの叶える夢は また一つ減る あなたに忠告しているのは どうしてもあなたのことを手放せない自身の不実に 見切りをつけるため 今朝は頭痛がして あなたの胸を削る濁浪のような感覚について まともに 考えられなかった 暇になる度 あなたのことを考える 好きになってしまった以上 簡単には 忘れられない

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    • 詩342 未熟で独り

      君のことを考えるときは いつも 切なくなる 誰かが 君とぼくとの間に立ってくれるわけでない……… 神が 脈絡のない喜びを与えてくれるわけでもない……… 君に紡ぐ言葉は 決まって ネジれた人間性で歪んでいる 過去のすべてを辿ることが 今の君を知ることであって、 君を詰ってみよう という勢いに 任せてするようなことではない 考えてみれば 君の本心を訊ねない限り 分かることなど、 何も ないだろう つまらない片思い ・ もっとジラせば良かった ・ ただバカを見ているだけ

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      • 詩341 虚無の戒め

        今の私に たとえ 彼女がいたり 妻がいたりしても 向き合うのは 終始 自分である 彼女の言動や 妻の個性に 自信や価値を 見出そうとしては 絶対に、いけない 自信や価値は (文字通り) 自分自身から 見出さねば 脆く 崩れやすい 信念と関係としか 生み出し得ない これから先 人的にいって 自分が どのような状況や環境に置かれても ただ一つ 自分と 向き合う。 そのことに最大の労力を注ぐこと それを怠り 相手に頼ろうと 心(や体まで)を傾けてしまえば 忽ち 自分を失い 

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        • 詩340 関係破壊・劣位の形式

          間抜けなほど幼い疎さが手遅れを決定付けた、 脆く弱い独自の形式。 スタティックに崩れる様がソフトに極まった末 清らかな肌が温かく染まってゆくのを、 寂しく見届けていた。 * * * * あなた と わたし * * * * 見詰め合わなくなった年月は数え損なわれた ──── 原因は小さな出来事だった。 二人の関係は、誰にも察されないほどに、 今や緻密になっている。 贋金を美しくまとう街並を 手ぶらで通り抜けるような、 虚ろな感覚。 子どもが描く夢の希望など どちらの心にも とう

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        詩343 曇り空に阻まれる

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          詩339 悴の辞

          ぼくらは死後も幸せになれるか ぼくらはいつでも幸せになれるか たとえ病気をしたり人に恵まれなかったりしても ぼくらは幸せになれるか もし それでも幸せになれるなら さいわい 希望が持てる どこかに 必ず 不幸を破れる術がある、ということだから でも もし 絶対に幸せになれないという人生の例があるなら ぼくは、命をまるごと、投げ出したい この体も この心も そのすべてを だって 自分がまさにその一例であることに 絶大なる自信があるから ぼくをネガティヴだといって

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          詩339 悴の辞

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          詩338 感じ方が ちがう

          みんな、ぼくと同じように物を感じている、と思っていた けれども どうも 違うらしい 物の感じ方とは 千差万別のようだ 同じ出来事なのに ぼくは傷付いて 彼は何とも思わない。 同じ出来事なのに ぼくは興奮して 彼女は何とも思わない これだけ違うことが良いことなのだ! と思えたら楽だけれど これだけそれぞれ違うということを ぼくは寂しく感じる 彼/彼女に仲間はいるのかな? とか ぼくって独りぼっちじゃないのかな? とか みょ〜に気になってしまう(杞憂) だから ぼくは

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          詩338 感じ方が ちがう

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          詩337 詩人として 芸術家として

          一篇いっぺんの詩を 上手に作ろうとする……… それで好いのか 一篇いっぺんの詩を 精魂込めて作る……… それは本当に良いことなのか 私はただ 私自身を 感ずる 私自身を 窮め 高め 練り上げることを 最も重んじようとする 働くとは 何だろう……… 生きるとは何だろう……… 愛するとは何だろう……… 演ずるとは何だろう……… それらはすべて 一つのことに集約される それらはすべて 自分の心の枢軸に立ち帰る 朝 目覚めて 昼 太陽の光に照らされ 夜 涼しい風に吹かれ

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          詩337 詩人として 芸術家として

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          詩336 比べてしまう

          どうしても 人と比べてしまう 人の評価を 気にしてしまう 評価がなければガッカリするし 低ければ(心底) ショックを受ける 自分のイイところなど 軽率には語れないのに 悪いところにはよく気が付く 評価が高いことを鼻にかけ それを自信にする ──── 頗る脆い自信……… そういうものは、自分が本当に求める人生にとって まったく無意味なのです

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          詩336 比べてしまう

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          詩335 草原へ

          必ず行く あの草原へ 小さな花束を 忘れない 軽やかに たんぽぽの綿を 風に流しながら あの草原へ 草原で吹かれる風が 気持いいから あの草原を目指して 行く 頬を撫でる風に捧げたくって 半年前から用意してきた花束 ──── 萎れたのは抜いて継ぎ足し継ぎ足し 花と風と草とが 戯れる昼下がり まるで米を研ぐように 自然への愛を誓う 灯火は太陽だけで足りるから 花束の形式について 朗らかに 風に 希望を聞く ザワザワと耳元で騒ぐような 風の要求が やや 愛おしく感じら

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          詩335 草原へ

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          詩334 甘えても良いなら

          今日は疲れた、とっても 渦巻くネガティヴな気持で………疲れる、よけいに わたしって、生きている意味も価値も とうに失ってしまった わたしって、ホントにバカなの わたし程バカな人間って いないと思うんだ 世界一、バカかも はぁぁ 生きることは辛い わたしが生きていることを賞賛してくれる人なんて ………いない、誰ひとり わたしは生涯 独り 孤独です 永遠に孤独です こんなんだから、ダメなんだ でも、ダメなわたしであるのを 止められない 最低です バカなことばっかり、あなた

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          詩334 甘えても良いなら

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          詩333 四角くなりたい

          ソフトにハードに蹴られて あちこち 行く 目が回って ドギマギする 次の瞬間どこにいるのか 分からない 不意を突くように 額の上でポンポンされて 空中を飛び交い 最後はいつも重力に従う 四角い敷地のなかで 90分間 ずっと転がりつづける ネットに掛かったら一安心……… ちょっと休憩できるでしょ でも いっぱい蹴られて転がされたのに 祝福の輪には 毎回入れてもらえない 覆い被さられると どうして良いか 分からなくなる もみくちゃの下でくるくるしてしまって 擦れるの

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          詩333 四角くなりたい

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          詩332 スズメの鳴き声

          背負ったリュックを下ろして 切り株に腰をかける 「もうぼく、頑張るの疲れちゃった」 「だ~れもいないもんね」 見上げた青空に スズメが3羽舞っている キレイな宝石を手に取るように 腕を伸ばすけれども 空気が掌を 目一杯 包むだけ リュックのなかに 水とお菓子と寝袋がある 「遊べるの、なぁんもないね」 「もう歩きつかれちゃった~」 スズメのチュンチュン鳴く声が 風の随に透き通る 「かぜは自由だね~」 太陽の光が照らす木々の枝が 細い陰を作って揺れている 「

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          詩332 スズメの鳴き声

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          詩331 あぁ ダメ人間

          ぼくという〈ダメ人間〉には 生きている価値が 本当にない こういうぼくを 誰か、殺してほしい……… *** *** *** *** *** *** *** 今日は疲れたのでもう寝ます ぼくはAC(アダルト・チルドレン)です アディクションがいっぱいあります *** *** *** *** *** *** *** 世の中、何でもいい放ってイイわけ、ないよね………すみません (謝るなら初めからするなよ) ハイ、分かっています *** *** *** *** *

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          詩331 あぁ ダメ人間

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          詩330 不安な気持の垂れ流し

          ふあん! 不安? ふあん………。 同い年のあの子は テレビに出るなどして活躍している………。 その子とぼくとは 目指すところが違います。 だから 比べるべき対象では まったく ありません。 それはよく分かっているけれども どうしてもこうやって 比較してしまって 辛くなるのです。 最近 特にそう。 自分はまだ何も成し遂げていないし まだまだやるべきことがたくさん残っている。 人と比較して 自分ってダメだな と………この頃そういうことばかり頭のなかを巡っていて たえ

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          詩330 不安な気持の垂れ流し

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          詩329 間違っていること

          きっとぼくには 間違っていることがある。 けれども 間違うことを恐れて何もしないのは まったくもって得策ではない。 それから 争いを起こさないため といって ルールを厳格化し過ぎたり 制限を増やし過ぎたりしては 実に本末転倒だ。 締付けは人々の不満を産むし またそれは 人々のできることを減らし 希望を抱きにくくさせる。 積極的に果敢に 何事にもチャレンジして いいたいことはできる限りいって行きたい。 それがぼくの本音だ。 間違ったなら脱皮のための肥やしにすれば良い。 しかし

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          詩329 間違っていること

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          詩328 クソ人間からの悲嘆

          クソ野郎 世の中はクソ 頑張って、このぼくなんだ だから、もしそれでダメだっていわれたら、もう生きられん 死ぬしかない 心はパンクしそうなの こういうときだからこそ、周りからの気持が頗る有難い 今宵の月はキレイだ 大好きなあの子と、一緒に眺めたい ぼくって女々しいかい こういうことを気にしなきゃいけないんだから、男は嫌だ もうぼくは、男でいることを辞めたい かといって、女になりたいわけでもない ぼくは人間になりたい ぼくは人間主義を唱えたい フェ

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          詩328 クソ人間からの悲嘆

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