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詩338 感じ方が ちがう

みんな、ぼくと同じように物を感じている、と思っていた

けれども
どうも 違うらしい

物の感じ方とは
千差万別のようだ

同じ出来事なのに
ぼくは傷付いて
彼は何とも思わない。
同じ出来事なのに
ぼくは興奮して
彼女は何とも思わない

これだけ違うことが良いことなのだ!
と思えたら楽だけれど
これだけそれぞれ違うということを
ぼくは寂しく感じる

彼/彼女に仲間はいるのかな?
とか
ぼくって独りぼっちじゃないのかな?
とか
みょ〜に気になってしまう(杞憂きゆう

だから
ぼくは少しでも 共有できる部分の多い人と出逢いたい

100%
同じ人など いないんだって知っているから
少しでも同じ部分の多い人と………
ぼくは
どこかで
交わりたい

本当に そう 思っている

本当に
………そう

******** ******** ********

今日の午後は曇りだ
ぼくは夕飯を買って
今から家路に就く

だ~れもいない道を
歩いて
帰る

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