文藝春秋SDGsエッセイ大賞でグランプリを受賞しました
文藝春秋×note の投稿コンテスト、文藝春秋SDGsエッセイ大賞 #未来のためにできること でグランプリをいただいて、文藝春秋にエッセイが掲載されることになりました!
受賞作品は『文藝春秋』2023年1月号(12月9日発売)100周年記念号に全文掲載されるそうです。
▼受賞作品
▼コンテスト概要
▼審査員コメント
このコンテストに応募した理由
このコンテスト概要にある『文藝春秋に掲載されるチャンス』ということばに惹かれて、コンテストに応募しようと思いました。
テーマがSDGs(持続可能な開発目標)ということで、なかなか難しかったのですが、自分が持続可能な未来のためにできることは何かを考えたときに、やはりわたしは、ドレスや、服をリメイクすることで貢献したいと思いました。
わたしひとりが洋服のお直しやドレスのリメイクをすることで世界が変わるとか、そんな大それたことを思っているわけではないのです。でも、服の大量生産や大量消費が当たり前になった時代に生まれた若いひとたちに、「洋服をお直ししたりリメイクしたりして、長く大切に使う」「ドレスのリメイクという選択肢もある」ということを少しでも知ってもらえたらいいなという気持ちで書きました。
ドレスのことを書こうと思ったきっかけ
「若い人にドレスのリメイクのことを知ってほしい」と思ったのは、2年前にとある大学生から卒業論文のインタビューの依頼を受けたことがきっかけでした。
インタビューを受けようと思ったのは、彼女がとても真摯に学問に取り組んでおられることが伝わってきたことと、テーマに「ウェディングドレスの消費」ということばを使われていたからです。「消費」ということばに少しドキッとしたのです。
それで思ったんです。ドレスをリメイクしたり、お直ししたりすることは、日本ではものすごく稀なことだけど、とっても素敵なことだから若いひとたちにもっと知ってもらいたいなと。そして、選択肢のひとつに加えてもらえたらいいなと思いました。
そしてそのインタビューのあと、わたしは通信制大学の願書を提出し、文芸を学ぶために大学に入りました。ドレスのことをちゃんと書きたいと思ったからです。
だからこうして、今回文藝春秋に掲載していただける機会をいただけて、ほんとうに夢のようです。ドレスのことを書いて評価していただいたのもうれしいですし、活動そのものを評価していただいたのもうれしいです。
ほんとうにありがとうございました。
これからも、ドレスのリメイクとお直しの活動を続けていきます。そして、それをことばにして伝えていけたらいいなと思っています。
「好奇心の小部屋」というメンバーシップをやっています。
旅や、ドレスや、読書や、アートや、美術館など、好奇心のおもむくままに集めてきた宝物を、みんなでニヤニヤしながら眺めて学びあえるような部屋を目指しています。具体的には、旅や学び、アートやファッションに纏わるメンバーシップ限定エッセイを書いています。わたしのプランは「みんなの自習室プラン」ひとつだけです。
☆今回のSDGsエッセイを書くにあたって、とくに意識したことなんかも書く予定です。
☆それと今月は、いよいよ、青森(津軽地方)、兵庫(豊岡)の服をめぐる旅(いとへんの旅)も、有料記事とメンバーシップ限定記事で公開予定です。有料記事として単品で読むよりも、メンバーシップで読むほうがおトクです。どうぞよろしくお願いいたします。
▼関連note
だれにたのまれたわけでもないのに、日本各地の布をめぐる研究の旅をしています。 いただいたサポートは、旅先のごはんやおやつ代にしてエッセイに書きます!