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Feature FUTURE

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PLANETS CLUB「 こども未来部」メンバーによるリレーマガジンです
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2020年9月の記事一覧

迷子に対するアニキと妹の距離

迷子に対するアニキと妹の距離

心配性だ。
とてつもなく心配性。
昨今の幼い子どもに対する酷い事件は目を覆うものばかりだし目を離したわずかの隙に事件は起こる。
子どもたち、特にムスメが視界から離れると恐怖にかられる。
「何が嫌かってめっちゃ大声で名前叫ぶじゃん。あれが嫌だった。声大きいし怖くて怖くて」大きくなってからムスメに聞くと私とはぐれれると半狂乱の私が大声で名前を叫ぶので「ヤバいおかあさんが狂う💦」と焦ったそうだ。はぐれ

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親と子の間の複雑な利害関係

親と子の間の複雑な利害関係

 【親の心を子は知らないが、親もまた、子の心を知らない】子どものためを思ってやっているのに、全然言うこと聞かない、伝わらない。。。あらゆる親がぶち当たる、子育てにおける最も困難な関門の一つであると思う。

私も子どもの頃、親に勧められた物は逆に意地でも手を出さないタイプだったし、「勉強しなさい!!!」的なことを言われて、素直にやったことなど、当然ない。思えば、この関門を前にして私の親が発した言葉は

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「教える」ことへのためらい ー〈支援〉と〈指導〉の間で

「教える」ことへのためらい ー〈支援〉と〈指導〉の間で

 大きな音に一瞬驚き、声の主を確かめて事態を察する。この教室ではよくある「噴火」、もとい上司から生徒への説教である。
「大概の卒業生は、私のことを『今まで出会った大人のなかで一番怖い』と言うんですよ」
 「鬼の副長」が、面談相手の保護者に笑いながらそう話している。とはいえ彼は、単にキレ散らかしているわけではない。むしろ、心が落ち着かない日は説教を封印するのだという。しかも「噴火」に至る要因は、宿題

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働きアリ「犬くん」が「恐竜くん」にランクアップする息子の創作を編集した話

働きアリ「犬くん」が「恐竜くん」にランクアップする息子の創作を編集した話

先週までの出来事
中2の息子の成績がわりかし悪く,危機感を覚えた父親(私)は,日曜家庭学習を決意し,実行に至った...
先週は,フィリピン版桃太郎
『バナナボーイ・アーミー・ゴーズ・トゥ・デビルズフォレスト』の話を考えたのだが,父の悪い癖で,口ばっかりだして,ほとんど父が作ってしまった...
その後,amazonで買ったキックミットを利用し,初めてのボクシングレッスンを行い,仕上げに東京ドームタイ

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イクメンなんて・・・

イクメンなんて・・・

(※文体が他の投稿と整合してませんがご容赦下さいませ。色々試しています。)

息子が産まれて2年。

その無垢な魅力に癒され、日々の成長に驚かされる一方、男の子の父親のなんと侘しいことかと感じる毎日である。

世間は未だにイクメンをもてはやしている。仕事はテキパキこなし、定時に上がり子どもとお風呂、休日は子どもとアート鑑賞、夜にはワイン片手にお洒落パスタ。スマップ気取りですか?

こちとら早く帰っ

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妄想読書会『売る売らないはワタシが決める - 売春肯定宣言』

妄想読書会『売る売らないはワタシが決める - 売春肯定宣言』

1. 好きか嫌いか嫌い嫌いも好きのうち。

たとえば、物凄く感情を揺さぶられることが「不快」な人は、物凄く感情を揺さぶられたときに、その対象を「嫌い」だと思ってしまうかもしれない。もしかしたら、「好き」過ぎて揺さぶられたのかもしれないのに。

好き嫌いは個人の気持ちだ。
寝て起きたら、明日は違う気持ちになっているかもしれない。

2. 売買春を考える出発点海:海坊主、海の妖怪。最近、鯰坊主が気にな

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誰の側にいて学ぶか、が問題。

誰の側にいて学ぶか、が問題。

AIは枠組が大事だ。
量的なものから探し出すことに長けていてもその枠からはみ出すことはない。
AIがテーマの仮面ライダーゼロワンをみていた。
初代から仮面ライダーが好きだ。改造人間となった悲哀を背負って戦う本郷猛の姿が魅力的だった。
今作の主人公AI会社社長飛電或人は悩まないタイプかと思いきや結構悩む。極めて現代っ子のライダーだ。
AIを信じ人間と共に生きる未来のために戦うライダー。コロナで書き込

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