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子どもに友達がいない、と心配するのなら。(576文字)
息子は放課後や休日、いっさい友達と遊ばない。
息子に何か問題でも?
引っ越しばっかりだから?
私がアレやコレやをしなかったから?
なんてことが一瞬よぎる。
けれど、ここで言う「友達」とは狭義の友達。
同性
同年齢
同国籍
同クラス
同学校
あそびにいくかどうか。
今息子は狭義の「友達」を必要としていないかもしれない。
家族間は親友かのようだし、
人とのコミュニケーションは上手にとるし、
学校でいじめにあっている様子も、浮いている様子もない。
![](https://assets.st-note.com/img/1677289245170-fvfsTMGVfM.jpg?width=800)
年齢問わず、だれだって孤独になりたくない。
サイコパスか天邪鬼でもないかぎり、
本能レベルで人は何歳になっても、
「人は人とふれあいたいもの」だと思っている。
わかりあいたい。
必要とされたい。
拒否されたくない。
否定されたくない。
生きててよかった、
生まれてきてよかった。
そう思いたいじゃないかと思う。
けれど、ベースは一人。
死ぬとき
生まれるとき
眠るとき起きるとき
トイレも読書も
感じることや
考えること、頭の中も一人。
だからこそ、孤独と折り合いをつけられるようになると
便利でしかない。
孤独とも、人ともなかよくできれば快適しかない。
「わたしはいっぱい遊んでいたんだけれど…。」
なんて、無意味な比較。
親子とはいえ、別の人だから。
狭義の「友達」有無にやきもきする時間があれば、じっくり私は自分との対峙を楽しもう。
そもそも子供はきっと心配なんて必要としていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1677289253359-OwedyEfn5k.jpg?width=800)
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