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芸術と芸術家とその価値について最近考えること。
たとえば、ゴッホが、アンディウォーホルがまだこの時代に生きていて、彼らの作品を生で浴びることが出来たとしたら、堂々とわたしは彼らの作品を好きだ、と言えるだろうか。
彼らのパーソナルな情報を切り離して、彼らの作品と対峙することができるのかな。
お金と付き合うこと。
わたしたちは生きる為に、お金を稼ぐことが必要な世界に生きているけれど、お金って、人間が作り出した制度なんだよなあ、と思うと、なんだか不思議だ。そして、少しだけ虚しくもなる。なぜ自ら生み出した制度に、こんなにも翻弄させられなくてはいけないのだろう。
でも、貨幣制度は物々交換より便利なシステムだし、もしこの世が物々交換の世界だとして、今日の夕飯の献立はカレーライスで、わたしがニンジンしか持っていなか
夜が終る、その瞬間に。
少しだけ夜更かしした金曜の夜は、いつのまにか更けて、昨日と今日の境界線が曖昧なまま。
閉め忘れた遮光カーテンの隙間から刺す陽の光。
シャッフルで音楽を流す。ジャカジャカと鳴る音はどうやら場違いで、まだぼんやりとした意識を無理やりこっちへ引っ張ってくる。荒療治。
やかんに水道水をたぷたぷと注いで、火をつける。
沸騰したお湯がことことと鳴る。朝には少し騒がしすぎる音楽を邪魔して。