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只見線のあるまちにて2022/05/01

はい、今日は天気予報通り雨が降っています。

強く降って雷も起こるとのことで外出を諦め、こうやってnoteを更新したりしてるのです。

でも、本当に雷が起こるかは今の時点(お昼すぎ)では微妙なんですけど、とりあえず用心に越したことはないだろうと思ったのです。

と言うことで、今日は昔の写真を引っ張り出してきたのです。

2010年5月1日の写真です。

2010年は桜が咲くのが遅くてGWまで咲いていたのです。

今日はちょっと大盛りかもしれませんが、スクロールしながら写真だけでも見てやってください。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2010/05/01)

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今日は朝からてんてこまいなのです。なぜならトロッコ列車が走るということで時刻表がわからないからです。とりあえず只見線沿線にいればトロッコ列車に気づくだろうと思っていたのですが、それと同じくらい魅力的なもの-外国製のトラクタ-に出会ったりして、撮影している僕がいるのです。


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トラクタを撮り終えると、いつもの癖で後庵の踏切へと向かったのです。遠くに見える三角の山がお気に入りの場所なのですが、雪もだいぶ消えてきて農作業も本格的に始まるなと思わせるような、既に耕された田んぼになんとも興味を惹かれてトラクタかな耕運機かなと僕は考えあぐんでいるのです。


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後庵の踏切を渡り天神様の桜を撮っていると、遠くの方から列車の通過を知らせる警笛が聞こえてきます。あっ、これはトロッコ列車が来ると思い、なにか良いアングルはないか考えたのですが、手前に桜をおいて奥にトロッコ列車をおいたのですが、トロッコ列車は小さく写ってしまったのです。


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トロッコ列車は大体の時刻しかわからないのですが、いつもの只見線は普段通りに走っているのです。そろそろ来る頃だと思い時計を見ると、あと10分ほどで後庵の踏切を通過するようなのです。僕は飯豊山の雪が見えないかと踏切を行ったり来たりしたのですが、結局は飯豊山は見えなかったのです。


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トロッコ列車もいつもの只見線も無事撮ることが出来、気分の良くなった僕はいつものように天神様にお参りしたのです。本当は鳥居の中に見えるあの三角の山が目当てだったのですが、いつのまにやら天神様に興味を惹かれるようになり、あ~だこ~だ言いながらも写真におさめることにしたのです。


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天神様を拝んだついでに、ここらで一服していこうと水筒を取りだし、スポーツドリンクを飲みながら、視線だけ神社のお札に向けたのです。そうすると古峯神社とあり、あれ?ここって雷なんとか神社じゃなかったけかと、どうにも納得のいかない僕がいて、また地図で調べようと思ったのです。


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水分補給を終えると後庵の踏切で面白いものウォッチングを始めます。やっぱり、どうにも麦わら帽子をかぶってカブバイに乗ってる画が忘れられなくてそんなことをしているのです。そう言えば、この標識珍しいんだっけかと「前方列車往来有り」の看板を青空をバックに写真に撮ってみたのです。


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そんな標識を撮って遊んでいると、さっそく被写体になりそうな方がやって来たのです。ここ後庵の踏切は少しばかり高い位置にあるので、一旦停止すると自転車なんかでは再びこぎ出すときよろよろっとすることがあります。そんなことを証明するかのように今の自転車もよろついているのです。


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自分も自転車の後を追いかけるように踏切を渡ったのですが、やっぱり後ろを振り向いて踏切の様子を写真におさめようとするのです。少し離れてはみたものの、天神様のところにある桜がいい感じにアクセントになっています。もう少しいようか、そう思ったものの渋々先へ進むことにしたのです。


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さっき撮った10時過ぎの只見線の次の列車は午後にならないと来ません。なので午前中いっぱい好きなものを撮って歩き回るのですが、そんな僕を待ち構えるかのように謎の多いトラクタがあったのです。はてさてボディ色は水色?そんなメーカーあったけかなと田んぼの畦道で一人悩んでみるのです。


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今日の僕はツイているんだか、謎のトラクタを撮った後も珍しいものに会うのです。耕運機で引くトレーラーだなんて、まるでジブリの「思いでぽろぽろ」の世界じゃないかと一人興奮してるのですが、よく見てみると後ろには鯉のぼり、前には稲の苗床とほとんどフル装備状態の風景だったのです。


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ジブリの世界を見せられた僕は、なんとも興奮がおさまらない状態で昼食をとったのです。さて午後の只見線はどこで撮ろうかと悩んだのですが、宮川橋梁に桜を入れてどうだろうかと思ったのです。ただ午前中の列車が小さすぎた失敗を思い出して、恐る恐る下りの只見線を撮ることになったのです。


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午後の下りの只見線を見送ると次の列車まで40分ほど時間があるのですが、なんだかここ宮川橋梁の桜がきれいで、この場所を動きたくなくなったのです。じゃあ、ここでもう一枚撮っていくか、そんな感じで宮川橋梁に決めたのですが、さっきとはちょっとばかり違う感じで撮ることにしたのです。


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「あぁきれいな空だな」、そんな言葉が口をついて出てきます。宮川橋梁で午後の上下の只見線を撮り終えた僕は橋梁の下まで行ってみることにしたのです。そんな僕の口をついて出たのが最初の一言だったのです。橋梁も空も同じ水色ですが、背景には桜もあるなど写真にはもってこいだったのです。


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もっとよく宮川橋梁を眺めてみたい、そう思った僕は少しばかり離れてみることにしたのです。やっぱり、離れてもきれいな空は変わりないのです。そんな僕だけにしかわからない儀式のようなことをしていると、犬を連れた自転車の人がやってきたので、もちろん一枚いただくことにしたのです。


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そろそろ上りのトロッコ列車が来る頃だろうな、そう思った僕は宮川橋梁を離れ、寺崎のカーブへと向かったのです。そうすると田んぼで井戸端会議をしている人たちがいたのです。農機具メーカーの軽トラがやけにまぶしくて、本当は水の入っている田んぼがまぶしいのですが気づかないのです。


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隣の田んぼではトラクタで代掻きをしていたので眺めていると、遠くから列車の通過を知らせる警笛が聞こえてきます。レンズをそちらの方へ向けると小さなヘッドライトが見えたのです。トロッコ列車だ、そう思った僕は慌てることなくトラクタと列車のランデブー走行を撮ることを考えたのです。


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さっきトロッコ列車を撮った時、遠くに桜の木が何本か立っている建物が見えたのです。あぁ、あれが廃校になった小学校だな、そう思い望遠レンズで良く眺めてみます。校舎の裏には畑もあるようで、これはまたすごいところに建ってる小学校だなと感心しながら、一枚いただくことにしたのです。


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トロッコ列車を見送って小学校を撮っていると、時間はもう4時過ぎ近くになっていたのです。僕は寺崎のカーブを逆側の外側のほうへと向かうことにしたのです。ちょうど中学校の下校時間だったのか生徒が帰って行きます。向かっている集落には藁屋根にトタンをかぶせたような家があったのです。


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寺崎のカーブでは次の只見線まで30分ほど待つようで、携帯で音楽でも聴こうかと思い取りだそうとすると、目の前を中学校の生徒の乗った自転車が2台通り過ぎて行きます。軽トラぐらいしか通らない道だし、まあいいかと思ったのですが、やっぱり並んで走るのはやめたほうがいいと思ったのです。


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列車の通過を知らせる警笛が聞こえて只見線が近づいていることを知ります。目の前に来るまでにはまだ時間がかかることを知っている僕は、その音のほうを眺めてみると只見線の小さなヘッドライトが見えます。ほらね、まだ大丈夫だと思ったんだよと、ゆっくりカメラの設定を始めるのです。


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上りの只見線を無事撮り終えると、あと30分は下りの只見線はやってきません。只見線のラッシュアワー-1時間の間に3本も走るなんて-を撮るには日も長く良い季節になってきたのです。そうこうしてるうちに会津高田駅を発車する列車の音が聞こえてきたので、設定を確認しカメラを構えたのです。


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今日は曇りだったせいか日の沈むというか空が暗くなるのが早いのです。それでも6時の広報無線の流れるころには空がわずかに赤くなってきます。そんな中、ラッシュアワー最後の列車がやって来たのです。てっきり4両編成かと思っていたら2慮編成だったので、前のめりになりそうだったのです。


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一旦は赤くなった空も一日の終わりを告げようとしています。もう軽トラも郵政カブも走らなくなった農道は閑散として、どこからかタヌキでも出てきそうな雰囲気さえあります。今日はもう帰ろう、そう決めると2台ぶら下げていたカメラを1台にし、自転車へと乗り約10キロの帰宅旅に出るのです。


今日はここまでです。

今日は長かったですね、書いてて疲れました。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

あなたのような方が記事を書く活力になっています。

今日は余韻を残したまま、ここらで終わることにします。

それではまた。

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