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只見線のあるまちにて2021/10/31

はい、今日は天気予報通りくもりのち晴れでした。雨が降ることもなく、極端に暑くも寒くもなく過ごしやすい一日でした。

今日は風っこ只見線紅葉号の往路を会津美里町で撮影してきました。と大層なことを言っても、いつもの場所なんですけどね。

前説が長いと退屈でしょうから、さっそく本文に入りたいと思います。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2021/10/31)

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今日は風っこ只見線紅葉号の往路を午前中に撮ることにしたのですが、家から撮影場所までどのルートで行くのが近いかインターネットで検索してみます。着地を会津本郷駅にしたところ、いつものルートではなく会津総合運動公園をぐるっとまわって行くルートが表示されたのです。ここは柿農家の多いところだよなと思いつつ自転車を進めると、いつも気になる「わたしの家は柿農家」の看板を見つけ、初めて写真に収めることにしたのでした。


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柿の木はすでに収穫され始めているせいか、木に実がなってるところは少ないため写真を撮るのをためらっていたのです。結局、柿の木を撮らないまま大きな道路を渡ると、あいづ総合体育館へと続く街路樹がきれいに紅葉しているのを見つけたのです。最初は、こんなのまた撮ればいいやと思っていたのですが、昔かっらそんなことの繰り返しで、結局は撮らずじまいになることが多いので、きちんと戻って来て写真を撮ることにしたのです。


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そんな、いつもとは違うルートを通って会津本郷駅へと向かったのですが、久しぶりに訪れる-と言っても2週間ぶりくらいでしょうか-会津本郷駅は、相変わらずひっそりとしていたのです。遠くから望遠で撮ろうとしたところ、右端に柿の木が写りこんできたのに気づいて、これはこれでいいぞと思い、写真を撮ったのです。ご近所の人が歩いているのを見つけては、なにか言われないだろうかと不安になるのも正直なところなのです。


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会津本郷駅で、いつも通り駅舎の中を確認し、ホームの端から端へと歩いてみたのですが、これと言って変わったところはないのです。時計を見ると只見線が来る時間が近づいています。田んぼのあぜ道ではなく舗装路の方を自転車で進んでいると、松原踏切でおかしなものを見つけたのです。それは、たぶん軽トラの荷台から落ちたもみ殻だと思うのですが、踏切の前後に盛大にまき散らしているのを見て、やっぱり田舎だなと思ったのです。


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結局、撮影場所はいつもの後庵の踏切にすることにしたのですが、どちら側がいいのか判断がつかないのです。風っこ只見線紅葉号を撮る前に練習台として上りの只見線が一本走って来るのを知っていたので、それをいつも通り、あの三角の山をバックに撮ることにしたのです。通過時刻は知っていたのですが、思ったよりも早かったこともあり、ちょっとばかり焦ったのですが、もうしつこいくらい何度も撮っているので、問題なく撮れたのです。


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後庵の踏切を通り過ぎた後、カメラを持ったまま舗装路を逆側に向かい、通り過ぎて行く只見線を追いかけたのですが、もうこれも慣れたもので、どうせまた同じ写真が増産されるなと思ったのです。でもよく見てみると、この風景は後ろに向羽黒山城跡が写りこんでくるわけで、もう何年も撮り続けてるにも関わらず、熊が出たということだけで山城跡に行かなくなった僕にとっては、山の色を頼りに春夏秋冬を感じるような気がしているのです。


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定期運行の只見線を撮った後は、踏切をわたり逆側へ来てみたのです。そう言えば長いこと-と言っても桜の季節頃でしょうか-撮っていなかった天神様を、久しぶりに撮ってみようと思ったのです。RICOHのGRを手にしてから、PENTAXの一眼レフに望遠レンズを着けたままでも、広角のGRがあるからいいやという割り切った考え方をするようになり、天神様もGRで撮ることにしたのですが、桜紅葉になるのにはまだ時期が早かったと思ったのです。


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そう言えば、天神様に拝むのを忘れてしまった僕は、風っこ只見線紅葉号がくる予想時間になると、まだ来ないか、汽笛の音はしないか、五感をフルに使って通過を待ち受けていたのです。汽笛の音がしたと思ったら、なんだかそれだけで列車の気配がしないのです。後庵の踏切の警報機が鳴るころになって、ようやく車両が見えたのです。ここはとりあえず練習がてら、磐梯山を入れて撮ってみようと思ったのですが、ちょっと外れてしまったのです。


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車両が後庵の踏切を渡ると、今度はバックに飯豊山が見えるのですが、今日はあいにくの曇り空のため、はっきりとは見えません。まぁ、それでもいいやと思い、小さな陸橋を渡るときを狙って撮ったのですが、やっぱり飯豊山が見えないのはさびしい感じがするのです。でも、この先にはあれが待っていると思って、連写するのをいったんやめて、次のシャッターポイントまで待つことにしたのですが、それは何かというと・・・。


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次のシャッターポイントは例の「ふくしまの米」の広告があるところです。撮影してるときは夢中でわからなかったのですが、田んぼの中に、おそらくスマホで風っこ只見線紅葉号を待っている人がいたのです。結局、撮影している間は何も気づかないでいたのですが、ファインダから目を離して只見線を見送ろうとすると、なんと人が立っていることに気づいたのです。でも、これはこれでいい写真だと思い、気分よく家に帰ることができたのです。


今日はここまでです。

風っこ只見線紅葉号を4日間すべて撮ることができたのは天気のおかげか、自分のやる気が雨をどこかへ吹き飛ばしてくれたのかもしれません。

明日から11月、だんだんと冬が近づいてきています。今年は雪が多いのか少ないのか、とても気になります。

カメムシが少ししか出なかったので、今年は暖冬だと言う人もいるのですが、なんとも言えないところだと思います。

あぁ、明日からは何を撮ろうか迷います。写真のストックもほとんどありません。とりあえず紅葉の鶴ヶ城と御薬園にでも出かけようかと思います。

只見線のある風景で、只見線だけの写真ではないので、たまには珍しいものでも撮ってみてもいいかもしれません。

そうそう、11月4日木曜日には会津柳津の円蔵寺に行こうと思っています。久しぶりに只見線に乗った写真が撮れるのでうれしいばかりです。

今日も2000文字を過ぎてしまいました。勝手ながら、ここらで終わりにさせていただくことにします。

それではまた。

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