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只見線のあるまちにて2022/03/19

はい、今日は天気予報通りくもりといきたいところですが、時々パラパラと雨が降ったようです。

今日は記念日です。なんの記念日かと言うと今使っているPENTAX KP J-Limitedを購入して2年が経ったのです。

何故だか昔から新しいカメラを購入して写真を撮りに出かけると、真っ赤な夕焼けができるというジンクスがあって、K10Dの時もそうだったのです。

最近勢いでSIGMAのfpを買いそうになっているのですが、さすがにカメラに30万も出すことは出来ないよなと冷静になってるところです(半分本気)。

そんなことを考えていたら、カメラやレンズを買う前に買わなければいけないものができてしまったのですが、それは自転車です。

フロント側の歯車のチェーンが頻繁に外れるなと思っていたら、チェーンガード(外れ防止装置?)が壊れていたのです。

あちゃー、痛い出費だなと思いつつ、自転車で写真を撮って回っているので買わないわけにもいかず、明日にでも自転車屋に行こうと思ってます。

と言うことで、自転車はだましだまし乗っている状態なので遠出なんてできなかったので、今日も昔の写真を引っ張り出してきました。

2020年3月19日の写真です。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド(2020/03/19)

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今日は新しいカメラを買って最初の撮影なのですが、どこがいいか迷ってはみたものの、やっぱり僕の写真の原点の会津本郷駅にしたのです。取りたてて変わったものがあるわけではないのですが、よく見ると柱の根元に会津本郷焼のかけらが埋まっていたりして、街の宣伝にもなっているのです。


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ホームに入って駅舎の方を眺めてみると、落雪注意の看板があります。なんだか雪が降っていたのが、もう昔のような気がして、窓から見える駅前の農協の倉庫に米の袋が運び込まれるのを想像して、早くも半年が経ってしまったなと、ひとり秋の雰囲気を味わっているのには困ったものなのです。


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影の長さでわかるのはなんだったのか忘れてしまったのですが、とりあえず自分の影を写真に撮ってみます。いつもなら望遠レンズを着けているので、自分の影が入るようなことはないのですが、今回は新しいカメラと一緒に新しいレンズも買ったので、試し撮りといくことにしたのです。


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ホームから磐梯山や線路の先にある最新のIT工場を眺めていると、やっぱりここの駅が夏にはホタルの見れる駅だというのが信じられなくて、でも電信柱が新しくなったものの、ちょっと前には木の電信柱だったりすることを考えると、ホタルだけじゃなくてタヌキでも出ないかなと想像するのです。


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この先100mは大型車両進入禁止の看板に、そりゃあんな狭い踏切に無理に決まってるよなと思いながら、それよりも後ろにある桜の古木(だと思うのですが)が咲くのを想像します。駅前にあった桜の木は、ここ10何年の間に咲かなくなってしまって残念な思いをしているのです。


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今年はふきのとうが遅いなと思いつつ、10何年前に初めて一眼レフを手に入れた時に只見線とふきのとうの写真を撮ったところに行ってみたのです。鉄道の勾配を表す標識のような物があった近くで撮った記憶があるのですが、線路のほうまで眺めてみても、ふきのとうは見つからなかったのです。


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ふきのとうを探していると、スマホのアラームが只見線が来るのを知らせたのです。新しいカメラで只見線を撮る記念すべき一枚だから失敗はできないよな、そう思っていつもよりシャッタースピードを上げたのです。でも只見線はと言えば、いつものようにのんびりと走って来たのです。


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上りの只見線と下りの只見線を無事撮り終えると、僕はいつも通り後庵の踏切へと向かうことにしたのです。途中、松原踏切で田舎というか田畑のあるところ独特の車両進入禁止(軽・小特を除く)の標識を写真に収めます。もう何回撮ってるんだよと、自分でツッコミを入れたくなるくらいなのです。


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後庵の踏切に着くと、まずは踏切ウォッチングをします。いかにも田舎風なものが通るのを期待しているのですが、昔撮った麦わら帽子のカブバイを越える被写体はなかなか見つからず、今日も普通の軽トラで妥協したのです。でも、しっかりと前方列車往来ありの古い看板も画面に入れたのです。


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夕方6時近くなると空の色が赤く焼けてきて、この時期に珍しいことだと思ったのですが、それよりも只見線が来るまで待っててくれよと空に祈ったのです。そのせいか広域無線が夕方6時を知らせる音楽を流すころ、ゆっくりと只見線がやってきて、雪の残った三角の山と一緒に写真に撮ったのです。


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そう言えば今日は新しいカメラの他に、新しいレンズの使い始めだったのですが、広角寄りのズームレンズだったのです。そのせいか走り去る只見線を追いかけることは出来なかったのですが、赤く焼けた空の下をゆっくりと行く只見線のテールライトをかすかに撮ることができて満足したのです。


今日はここまでです。

皆さんもそうだと思うのですが、新しいカメラやレンズを買うと嫌でも盛り上がりますよね。

自分の場合は新しいカメラを買うと、何故だか真っ赤な夕焼けができるのです。

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PENTAX K10Dを買ったときも、こんな風に真っ赤な夕焼けができて、がぜんやる気を出した記憶があります。

PENTAX KP J-Limitedかっこよくていいんですが、自分の個体は謎の露出エラーを起こしてしまい、2回ほどドック入りしたのですが直らないのです。

PENTAXを使うのも潮時かなと思いつつも、昔からなにかとマイナーメーカー好きな(バイクだとカワサキ、車だと富士重工)自分としてはどうしても、ミラーあり一眼にこだわるPENTAXを応援せずにはいられないのです。

去年、中古で買ったRICOH GRは中古の買取値段がどんどん上がっていて、そのたびに通知が来るので、売れってことかなと考えてしまいます。

でもシリアルナンバーのところにあるメーカー名が、RICOHがPENTAXを吸収したばかりの頃のPENTAX RICOHと連名になってる珍しい個体なので売りたくはないのです。

カメラ談義はこれくらいにして、あと2週間もすると4月。4月1日は毎年写真やめたと宣言する日なのですが、今年も宣言するのでしょうか?

まあ、特に変わったこともなければ今年も只見線を追いかけるのだと思うのです。

と言ったところで、今日は終わりにしたいと思います。

それではまた。

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