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『所持金0円?』トラブルこそが旅の醍醐味


はい!みなさんこんにちわ!
現在絶賛駆け出し起業中のりゅうたです。
神奈川県葉山育ち、24歳でございます。

この記事では僕が大学生の時に行った、1ヶ月間の東南アジア旅のストーリーをお届けします。

やってまいりましょう!!


まず僕の中での旅とは人生そのもの。 何が起こるか分からない。
『出会い』『トラブル』『恋』人生と同じように予測はできない。 

だからこそ旅っておもろいでしょってことです。

聞いてるだけでめっちゃワクワクするでしょ。
「バカなやつだなぁ」なんて言わずにとりあえず話聞いてね。

そんなバカが旅に出る、最高の物語の始まりだ。

旅路としては30日間でタイ→カンボジア→ラオスと回っていくことになった。 さあ話していくね。


なぜ旅にでた?

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みんなは旅にでたいとか思うことはないかい?
僕はなぜ旅に出たか。簡単に話していこう。

結論から言うと、なるべく長く日本を離れたかったから。

 全然日本大好きですよ。好きすぎるくらいです。



でも、誰も知ってる人がいない環境に身を置きたくなった。
友達、家族、恋人、もちろん大好きです。
だけどその時は新しい出会い、刺激を求めてた。

よくありがちな話だけどこんな感じで旅に出た。

旅に出たいあなた、行ってきなさい。


タイ編


こう見えて心配性の僕はひったくりが多いと聞き、 滞在期間が1ヶ月なのに所持金3万で入国した。
クレカで引き落とせればいいやという考えだった。 これが後に大ハプニングになることを知らず。。。。。

最初の5日間は、タイを満喫した。
 観光地、お寺廻り、ナイトマーケット。
物価の安さに驚き調子に乗りながら遊び尽くした。

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宿泊費は節約しようと お馴染みBooking.comをフル活用し、 毎回700円以内のゲストハウスにお世話になった。

タイは安いので500円以内が多い。
まぁ衛生上問題ありばっかであったが、そんなのは慣れっこだ。

友達を作ることを少年のように楽しみにしていた僕は、『話しかけまくるぞーーー』と意気込んでいた。 

そこである問題に気づく。

英語力が極めて無いことに。。


偏差値38の僕には英会話力なんて無いに等しい。
とりあえず「Hello!」と声をかけ
ジェスチャーで乗り切るも相手にされない。 終いには「なんだこいつ」という顔されて終わる。

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あーーーーーーー久しぶりの屈辱。 でもなぜか刺激を感じた。
あれ俺ってドMなのか? そう思わせてくれる瞬間だった。

それから僕はカンボジア(シェムリアップ)に足を進める。

お金がないので移動はもちろんバス。
 このターミナルで恐ろしい目に遭うことになる。

交通費などの精算を終えた僕は、 所持金が少なくなり、 ATMで引き下ろしをすることにした。

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クレジットカードを入れた僕は、3万円を引き出す。 

『あれ?』

反応しない。
 少し冷や汗をかきながら、ボタンを立て続けにおす。 反応しない。

とりあえずキャンセルしてカードを戻そうとするも。
 カードが返ってこない。

「ATMがクレジットカードを吸い込んだんだよ。」

あわてて警備員に「カードイン」「カードイン」と連呼。
しかし全く相手にされず。。 

カードも戻ってこず、開始5日目最悪なスタートをきり、所持金1万円でカンボジアに足を進めるのである。


カンボジア編

約6時間、バスに揺られシェムリアップに到着。 

ターミナルではトゥクトゥク運転手、マリオ顔のボブがお出迎えだ。

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僕もよくマリオ顔と言われる↑ww
どう?似てないかw

なぜか日本語上手のボブが アンコールワットツアーの営業をかけてくる。 

頭の弱い僕は、承諾。 ボブからしたら最高のお客様だ。
残金をほぼ使い1万円の、ボブアンコールワットツアーを購入した。

その後ゲストハウスについてみれば、 2000円くらいで観光できたとのことだが、 そんなことは気にしない。旅ってこういうもんだろ。

ぼったくられた経験から、強気な値段交渉を行い、 キレられたり、とにかく楽しかった。あとカンボジアの女性はマジで天使。 天使すぎて、嫌な気持ちも全部吹き飛ぶ。

そしてお待ちかね、ボブのアンコールワットツアー。
トゥクトゥクで迎えにくるということなので、迎えを待つ。

待っていてもボブは一向に姿を見せない。

まさか。。。。。。。。。。。


最悪の事態を想定した。
 そこで「すずきーー」と連呼してきた、若めの男。
その名もマオだ。マオが僕の担当らしい。

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「ボブではないの?」と聞くと、 あいつは上長だという。

よく分からんが、ちょーいいやつそうだったので、いざ出発。

とりあえず楽しければなんでもいいのだ。
それが僕のスタイルなのだから。

アンコールワットをトゥクトゥクで案内してくれた。
歴史に余り興味のない僕はそこまで楽しくはなかったが、マオと話していることがとてつもなくハッピーだった。

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結局は人。観光もいいけど、人って最高。

少しだけ日本語が喋れるマオは、下ネタ大好き。 
『ブンブン』というカンボジアの下ネタを言いまくり、笑わせてくれる。
 下ネタは世界共通だ。

マオとは相性抜群で、三日間共に過ごしてくれた最高の仲間だ。
 家族に合わせてくれたり。 川に連れってくれたり。 クラブではしゃいだり。

とりあえず女の子を紹介してくる。 まぁまぁ、刺激的でよろしい。

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僕をとことん楽しませてくれるマオに愛を感じながら、時は一瞬で別れの日を迎える。

そこから格安でラオス(ルアンパパーン)に足を進める。
陸路で20時間。まぁ持ち前のなんとかなるさーーー精神な。

だが、この移動が想定を大きく超えるエピソードになるとは。。。


車に人数を明らかにオーバーしている状態で詰め込まれ、みんなの大量の汗の匂いが充満した、 不快すぎる車で出発だ。

2時間凸凹な道に揺られながら、次のターミナルに着いた。
乗り換えらしい。次は頼むから大型バスを期待した。

しかしでてきたのは刑務所に連れて行かれそうな、 オンボロトラックだ。

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案の定「これに乗ってくれ」みたいなジェスチャーで誘導される。

「さすがにすぐまた乗り換えだろう。」そう願った。

 だが、そんな僕の期待をしっかり裏切り、 6時間の移動が始まった。
こちらもお馴染み人数オーバーの詰め込み状態。

辛い時こそ団結力。 みんなで譲り合い。
なんだかんででいい思い出になるんです。
僕はこの旅で恐らく50回は聞いている、 『青春の影』を熱唱。

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だれも聞いてないが、それでいい。俺は青春してる。

やばいおれかっけぇ。

そんな想いに浸りながら、 揺れまくるバスでひたすら歌った。

ラオス編


ラオス(ルアンパバーン)ではたくさんの日本人と出会っ た。

恐らく日本人に人気なのであろう。 自然豊かで、街並みも綺麗。
人も暖かく、正直完璧だ。

旅に出たのだから、外国人と仲良くならなきゃなんて考えは僕にはない。みんな一緒だ。
日本語しか喋られない僕は、自然と日本人と仲良くなった。

 そんなの言い訳だなんて言わない言わない。。

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出会った仲間がとりあえずおもろかった。

・教師だったが人生がつまらなくなり、ラオスの女にはまった30代
・学校の冬休みにラオスに滞在し、好きになりすぎて学校を辞める奴
・日本語が通じない、とりあえず楽しいを連呼の日本人大学生
・やたらとラオスの良さを伝えてくる、理系の美女
・日本はダメだと理由も語らず喋り明かすおじいさま


書ききれないが、まじで自由人だ。
ありのまま好きなように生きている人ばっか。

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そんなみんなの人生観を語り尽くし。
結果、自由って最高じゃね。

好きなことしてるって最高。
そんな当たり前のことに気づいた僕であった。

ルアンパバーンでは上記の通り楽しみまくったが、 伝説を作りたい野望はとまらない。仲間に教えてもらい象使いになることにした。

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丸一日の象使いの講習を受け
象に乗り
体を洗い
餌をあげ
象語を覚える

これで資格を取得できる。

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案の定ラオスでしか使えないらしいが、 まぁ思い出の1ページということにしとこう。
まぁそんな感じでバンコクに帰ることになる。
 だいぶ省略したが、濃すぎる1ヶ月だった。


最後に

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ここまで読んでくれて本当にありがとう。

旅をして今でも力になってることは、”失敗を楽しいと感じるようになった”こと。

この記事でもトラブルばっかでしょ。
でも何年か経つと、失敗も良いネタになるってこと。
人生なんて失敗の連続。

失敗にびびってるようじゃ何も始まらないのは、誰でも分かる。
やりたいこと好きなことに挑戦し、失敗したらネタできたと思って、また走り出そうぜ。


ライター:鈴木 颯太

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