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小さな改善を繰り返すことで起こせる大きな変化もある

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「小さな改善と大きな変化」について考えていることを書いていきたいと思います。

目次は、以下の通りです。



小さな改善の大切さを忘れない

・大きな変化を望むなら小さな改善から

子どもたちと学校現場で接していると「こういうことができるようになってくれたらいいな」と思うことがあります。

例えば、お礼を言えるとか、挨拶ができるといったことですね。




そうした願いにも似た想いがある時、つい一足飛びに「理想だと思われる状態」を実現しようとあれこれ口出ししたくなってしまうことがあります。

ですが、それでは、口出しすることが多すぎて相手(今回の場合は子ども)が徐々に嫌な気持ちになっていってしまいます。

やった方がいいと思いつつも口出しをされることによってやる気を削がれてしまうイメージですね。

親や先生に、宿題やりなさいとか、勉強しなさいみたいなことを言われて、やる気がなくなったという経験はないでしょうか。

一足飛びに、大きな変化を望むとまさにそれと似たような現象が起きてしまうというわけです。




そのため、お礼や挨拶といったできていた方がそりゃいいんじゃない?と思えるようなことが対象だとしても、やはり小さな改善をコツコツしていくことが大事になってくると私は感じています。

小さな改善なら、ハードルも低くなるため、子どもたちも行動に対して励ましの声かけを受けやすくなります。

励ましや応援の声かけを受けることは、行動へのモチベーションを上げることにつながります。

もしも、そうやって行動をする中で「やっぱりやったほうがいいな」と自分で感じることができたら、あとは自然と身につけていってくれることになります。

学校は、そうやって自分でやって感じて、自分を成長させていくという経験を積み重ねていく練習をするにはちょうど良い場所と言えるかもしれません。




小さな改善を繰り返すためのコツ

私が実践していて、小さな改善を繰り返す上で便利だなと思う工夫を2つほどご紹介します。


・行動のハードルの高さを調整する

小さな改善と言われても、どういったことが小さいのか、大きいのかということは、各々によって分かれると思います。

自分だけで小さな改善をしていく場合は、自分の中で基準を決めていけばいいのですが、複数人が対象となる場合、行動のハードルの高さを調整して共通理解する必要があると感じます。

それぞれが自分に合ったことを設定するのか、共通のハードルの高さにするのかといったことを吟味するのも効果的だと思います。

何のために、どれくらいのことをしていけばいいのかという小さな改善のための小さな目標を持っていくイメージです。

これは、当たり前に見えて、意外と継続していくことが難しいので意識が必要だと思います。




・長い目で見て、次に目を向けていく

長い目で見るというのは本当に大切なことだと思います。

これは、子ども相手でも、大人相手でも同様です。

ついつい、変化が欲しくなってしまい、些細なことに目がいってしまうことがあります。

ですが、そもそも大きな変化を起こすのが大変だから、小さな改善を繰り返すわけです。

当然、時間はかかるわけです。

行動して、すぐにあれこれ改善できるなら、誰も苦労はしないですよね。




そのため、小さな改善を継続的に行いたいなら、長い目で見るという意識を持っておく必要があるのです。

長い目で見るという意識を持っていると小さな改善による変化にも価値を見出しやすくなりますし、見落としてしまうことにも目を向けられるようになると思います。

結果をすぐに求めたくなってしまうタイプの人にはとても効果的な工夫だと考えられます。

少なくとも私にとってはすごく大きな転機となる工夫でした。

とてもおすすめです。




今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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