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子どものためにできることは、「機会をつくること」

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「子どものためにできること」について書いていきます。

子どもとの関わり方について考えるきっかけになると思いますので、ぜひ、目を通していってみてください。


目次は、以下の通りです。




子どもに強制することはできないし、しない方が良いと思う


子どものためを思って、「こうしておきいた方がいい」、「〜のためにやっておいた方がいいよ」と伝えてしまうことはありませんか?

私は、小学校の教員という子どもに接する仕事をしていて、こうしたことを言いたくなることが多々あります。

ですが、そんな時、忘れないようにしているのが「子どもに強制することはできない」ということです。




無理やりやるように仕向ければ、少しはできなくはないのかもしれません。

ですが、行動は、その人(その子)の意志で決めていった方がいいものだと思います。

そして、行動の選択は最終的にはその人がすることで、関わる教員や周りの大人が決められることではないと感じます。

これに関しては、大人、子ども関係なく言えることではないでしょうか。




決められることに慣れると自分で決める気がなくなる


もしも、周りの大人が、「ああしなさい」「こうしなさい」と言いつづけると子どもはどうなるのでしょうか。

私の感じている範囲で書くと

子どもは決められることが当たり前になってくると決める気がなくなるのではないか

決められることが当たり前になってくると…

と思います。

特に、頑張って考えて決めたり、意を決してしようと思ったことを覆されたりすると途端に自己決定のやる気を失ってしまう傾向にあるように感じます。

当たり前と言えば当たり前ですよね。

ですが、このことは子どもに関わる上で忘れてはならない大切なことだと思います。




とはいえ、「それ大丈夫なの?」といったことや「さすがにまずいのではないか」と感じる瞬間もあるはずです。

経験がまだ豊富ではない段階では伝えることも大切なはずです。

ではどうしたらいいのでしょうか。

最後にそのことについて書いておきたいと思います。




強制することではなく機会を作ること


身近で子どもに関わる大人は、強制ではなくて機会を作ることをした方が良いと私は考えています。

例えば、

「さすがに…」と思われる場面では、自己と対話する機会を作る。
「自分で決める経験をしてほしい」という場面なら自己決定ができるように機会を作る。

といった具合です。




大人からするともどかしい場面もありますし、いつでも機会を作れるわけではないかもしれません。

極端な話、怪我や大事に至るシーンなどでは、強制的に何かをしないといけない場面だってあるはずです。

ですが、「強制することではなく、機会を作ること」を意識することでちょっとずつ変化が生まれてくるのも事実だと思います。

機会を作ることで、子どもは「自分の行動について考えて、決める」という経験を積むことができます。




「自分の行動について考えて、決める」という経験と「決めてもらい、決められたことをこなす経験、果たしてどちらが自分のこれからのためになる力が培えるのか

子どもに考えてもらいながら、その大切さを伝えて行けたらいいなと私は考えています。



お読みいただきありがとうございました。

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