子供とシンナー

貧困国と言われている国では、シンナーやいわゆる「薬物」と言われているものの使用率が物凄く高いことはご存知でしょうか?

もちろんわたしたちのような大人もそうだが、

子供の薬物使用率も高いのが事実なのです。

その理由の一つには「充分な食事が取れない」というのがあるそう。

「なぜ?」というのが普通の意見ではないかと思います?
「そのお金でご飯買えばいいじゃん!」など声が聞こえてきそうな気がします。

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途上国では、路上に沢山のシンナー中毒者。

「空腹感が消えるんだよ」

そう答える子供達。

そうなのだ。悲しいことに、シンナー中毒者の数多くの子供たちは「空腹感」を紛らわしているのだ。

途上国には大量のゴミの中からお金になりそうなものを探し出して、家族を養っている子供たちが沢山いるのです。

日給は、日本円でたったの160円という本当にごくわずかなお金なのです。

日本でもよくみる工場での労働も、肉体的、精神的虐待はもちろん、時間外労働は当たり前、トイレ休憩や昼食時間等もなし、飲料水は川の汚れた水が当たり前なのです。

「人権」という言葉はそこにははなく、人間として扱ってもらえることはありません。

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○「時給15円」という世界はなぜ生まれてしまうのか○

全てのファストファッション企業は、

常により低価格で商品を販売したい

その気持ちで営業を続けているため、
被害が途上国にくるのです。

「利益」のみを重要視し続け、コストのかかる先進国で作るのではなく、人件費や最低賃金の低い発展途上国に生産拠点を移したためなのです。

近来の日本では、安いお洋服を見ることが多いのが事実。
その服のほとんどは途上国の人たちの「我慢」で作られているものなのです。

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○途上国のためになる改善策はあるの?○

ヨーロッパをはじめとした多くの国で、最近話題となっている「フェアトレード」というシステムをご存知でしょうか?

フェアトレードとは。 英語でfair trade、日本語では「公正な取引」という意味です。《主に発展途上国から原料や製品を適正な値段で継続的に購入し、立場の弱い生産者の待遇改善と自立を目指す運動》のことを指します。
(※一部、World Bride Clubさんのサイトよりことばかりさせていただきました。)


つまり、作り手も買い手も笑顔になれるためのシステムのことです。

最近ではこのフェアトレードのマークが日本でも見ることが増えてきました。

PLAZAや成城石井では、フェアトレードのマークがついたチョコレートを見かけることも多いです。

パッケージが可愛いので、
少しでも多くの人に興味を持ってもらうきっかけになれば、、!と思っています。

楽天市場、Amazonなど大手ショッピングサイトでも購入することができます!

ここまで読んでくださったかた、本当にありがとうございます。

心に余裕のある時で構いません。
少しだけ「フェアトレード」に興味を持ってください。

お金に余裕がある時で構いません。
少しだけ「フェアトレード」に触れてみてください。

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