タイキ

1999年生まれの24歳社会人 | 読書と旅行と登山が趣味 | 本や自らの体験から得た…

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1999年生まれの24歳社会人 | 読書と旅行と登山が趣味 | 本や自らの体験から得た日常の何気ない気持ちを文章にしてます

最近の記事

初めて担任として卒業生を送り出した話 #56

先週は、担任として初めて中学3年生の卒業生を送り出した。 初任(1年目)は副担任として、3学年を担当した。その際に、自分が勤務する校長先生が常々言っていたことがとても印象に残っていた。 「卒業式を経験するから、この仕事はやめられない」 昨年は担任ではなかったが、3年生の保健体育の授業を担当していた。そして、卒業式を副担任としての立場で見ていたとき、校長先生の言葉が身に染みてわかった。 今年度は特別支援級の担任として、3名の卒業生を持った。卒業式は、いろいろ思い起こされ

    • 今年で25歳になる自分が感じること #55

      今年で25歳になる自分が感じること 今年の9月で25歳を迎える。もう25歳になるなんて、いまだに信じられないけれど、25歳をもうすぐ迎えるにあたって、感じることをザッと並べてみる。 ①社会人になってから、時間の進む体感スピードが異次元 ②やりたいことは尽きないし、無限に湧いてくる ③好きなことでも、仕事にしたら変わる ④他人の人生に構う暇はない ⑤自分が想像していた25歳よりもずっと子ども ⑥キャリアの悩みは尽きない ⑦飲み会は行かなくていい ⑧「若い」は間違いなく武器

      • 選んだ道を正解にする #54

        私の地元は明日が県立一般入試。 そんな私は、今日の終学活、中学3年生に「自信をもって頑張ってきなさい、結果はそのあとよ」と送り出した。 校門を出ていく生徒たちの様子はそれぞれであった。参考書を片手に帰る生徒、不安そうな顔で一人黙々と帰っていく生徒、不安を紛らかすかのようにハイテンションで帰っていく生徒、明日のお互いの頑張りを祈るように友達と手を繋いで帰る生徒。素敵な光景だった。 「受験」 これは今の教育システム上、避けては通れない道だ。生徒一人一人それぞれの物語があり、

        • 知らないことを知るから、他者の思いに寄り添える #53

          今日、この一冊を読み終えた。 『息が詰まるようなこの場所で』 著者:外山 薫 かれこれ生きてきて24年目となる歳だが、やはり東京という場所はすごいなと思った。本書は「タワマンに住む親子」の話であるため、もちろん東京を一括りにしたものではないにしても、ずっと田舎に住んでいる身としては、とてもおもしろかった。 タワマンで子育てするってこんな大変で壮絶なのかと思ったし、夫婦で働きながら東京で暮らすって大変なことなんだなと改めて感じた。 本書の中のこの二つの文章が印象的。 「

        初めて担任として卒業生を送り出した話 #56

          僕が大事にしたい信念 #52

          まず結論から書く。 僕が人生において最も大事したい信念。 それは「好奇心」だ。 ある日の仕事終わり。いつものように帰宅後、英語の勉強と読書を済ませて、寝る前の思考タイム。基本的に夕方以降は、部屋を全て間接照明(暖色)だけにする。これがマスト。思考も深まるし、落ち着く。睡眠の質も上がった気がする。 そして、思考タイム。時間は30分くらい。毎日するわけではないけれど、なんかモヤモヤしている時とか、漠然とした不安やアイディアが思いついた時にこの時間をとる。 その日は、「これま

          僕が大事にしたい信念 #52

          オンオフをつけない日常を考える#51

          こんばんは。タイキです。久しぶりの投稿です。 理由はシンプルで、MacBook Airを購入したことにより、タイピング欲が上がったためです。(笑)いたって単純ですね。 さて、久しぶりの今回は「休日の過ごし方」をふと考えてみたくなりました。みなさんは、どんな休日を過ごしていますか?朝からお酒を飲む人もいれば、お昼までずっと寝ている人、ずっと映画を見てだらだら過ごす人。などでしょうか。むしろこのような人が大多数のような気がしています。 前提として、休日の過ごし方なんてその人が

          オンオフをつけない日常を考える#51

          疲れてからが勝負 #50

          こんばんわ。いつもの日曜日投稿です。 ただ、今日は手抜きのnoteになります😂 最近は仕事も忙しい上、資格試験も近くて勉強もしていると、やはり体の疲労が溜まってきました。 最近感じる、自分の体が疲れているサイン2つをご紹介します(誰得なのかわからない)。 ①ジャンク系のフードに手が出る ②YouTubeに依存しがち この2つですね。 ①は本当に顕著にでます。食欲というよりもジャンク欲。何か悪いものが食べたくなる日が増えます。ある意味、自分はわかりやすいですね。疲れ

          疲れてからが勝負 #50

          とある日の営業マン #49

          それはとある日の夜のこと。 自分が所有している車の保険でずっとお世話になっていた方が退職されたということで、別の方に交代することになった。その方はお世話になっていた方の後輩に当たる人であるそう。 ずっとお世話になった方との電話📞。「次の人は、新卒2年目の若手の者ですけど、またよろしくお願いしますね。」 電話は切れた。お礼の言葉も伝えた。 次の人の名前は高橋さん(仮名)。 別に変わった名前でもないし、どこにでもいる名前なので、特に意識していなかった。唯一意識していたこ

          とある日の営業マン #49

          最近ちょっぴりSNS頑張ってる話 #48

          こんにちは。こんばんわ。 TAIKIです! 最近はちょっぴりSNSを頑張っていると言うお話です。 何を頑張っているかというと、趣味の読書を生かしたアカウントの運用です📚。 それにしても、本の紹介アカウントは山ほどいる世の中。読書量は断然増えた方なんですが、上には上がいるんですね〜。厳しさを痛感してます💦 まず、前提として、僕はSNSがあまり得意ではありません。というのも、SNSって何が本当で何が嘘かわからないじゃないですか?それに、フォロワーが多いから偉いとか、美しい

          最近ちょっぴりSNS頑張ってる話 #48

          久しぶりに仕事の飲み会に参加してみた感想 #47

          「華金」 先日、世間一般的に言う華金という日に、かなり久しぶりに会社の飲み会に参加してみた。 久しぶりに平日の夜に、居酒屋へと足を運んだ。やはり世の中は金曜日。人が多かった。 酒臭いおじさんや、キャバクラに迷わず入っていくおじさん、会社の団体、今が1番楽しいであろう大学生、いろんな闇を抱えてそうなOL、腹の出た会社員。いろんな人が居酒屋や夜の街に繰り出す。それが金曜日だ。 久しぶりに地元の駅近くの居酒屋近辺を歩いたこともあって、なんだか新鮮だった。久しぶりの飲み会に少し

          久しぶりに仕事の飲み会に参加してみた感想 #47

          「モノ=自分の価値」になってしまった人々 #46

          書籍 『ぼくたちは、もうモノは必要ない』を読んだ。自分がいかに、モノに操られていたかを実感。 人はモノを買っても買っても買い足りなくなる。喉から手が出るほど欲しかった服、アクセサリー。数日経てば、手に入れれた感動もすぐになくなる。 喉から手が出るほど欲しかった靴。手に入ってしばらくすると、また次の靴に目が行く。 そんな経験をしたことはないだろうか。 著者はミニマリストの佐々木さん。昔は何でもかんでも買っていて、部屋が散らかっていたという。 個人的に共感したのは、モノ

          「モノ=自分の価値」になってしまった人々 #46

          幸せの基準 #45

          すっかり寒くなった10月。読書の秋ということもあって、最近は積読本をたくさん消化している日々です。 さて、今日のタイトルは「幸せの基準」 また胡散臭いタイトルを持ってきた自分。決して病んではいないからご安心を。これについて書こうと思ったのは、土日の快晴でポカポカした日当たりのいい場所で本を読んでいた時のことである。 みなさんが心から「幸せ」だと感じることは?感じる場面は?誰と?何をしている時?想像してみてほしい。 おそらく100人いれば100通りの答えがあるだろう。ま

          幸せの基準 #45

          「主体的である」とは #44

          「主体的」とは何か。 「主体性」とは何か。 最近の考えることだ。 分かっているようで分かっていない人も多いと思う。子どもを持つ親や教育関係に関わる人であれば、よく考えることではないだろうか。 きっかけは、公開研究授業をしたときのことである。 そもそも、私はあまり「あーしなさい、こーしなさい」と言うことが好きではない。割と自由に考えさせることを大切にしたいと思っている。(20代の若造が偉そうなこと言ってすみません🙇) だから極力、生徒への指示を最小限にしたいと思ってい

          「主体的である」とは #44

          諦めかけた放課後 #43

          今日は「あの選択をしたから」というテーマで話していこうと思う。 高校3年生の夏の終わり。その日は進路を決める3者面談。朝からソワソワしていた。 私は俗に言う「職業校」に在籍していた。基本的に8割の人が就職するような学校。そんな私は。2割である進学を希望していた人間だった。 高校に入学したきっかけは、単純に早く就職したいなぁという漠然とした理由だった。それ以外は特にない。 でも、ある恩師との出会いがきっかけで、目指す方向が180°変わった。いつのまにか、教員を目指してい

          諦めかけた放課後 #43

          人生もう一回やり直しても読書はする #42

          本が大嫌いだった。 小中高校と本は一切読んでいない。小説も漫画も、もちろんどのジャンルも全て。 そんな自分が、今では毎週1冊は必ず読む。人生分からないもの。 本のおもしろさに気付いたのは大学3年生のとき。ちょうどコロナが流行った時だ。 家ですることもないし、かといってずっと携帯を触っている毎日に嫌気がさしていた。 「何か毎日を少しでも良くしたい」 自分のだらしなさを変えたいと思ったのが始まりだった記憶がある。 何気なく本屋に向かう。当時は車もっていなかったから、自転車だ

          人生もう一回やり直しても読書はする #42

          人生は敗者復活戦 #41

          「人生は敗者復活戦」 今年の甲子園大会で、準優勝の仙台育英高校の監督のインタビューの言葉。とても印象に残っている。 この言葉がどれほど大切なのか、子供時代は到底理解できなかった。勝ちが全てだった。成功が全てだった。周りより優れることが全てだった。 でも、今の自分は違う。 「失敗やうまくいかないこと」こそが、人生の醍醐味であること、簡単じゃないからこそ、そこに意味があることを実感している。 子どもたちにも伝えていきたい。いや、自分に言い聞かせていくのだろう。 人生に

          人生は敗者復活戦 #41