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久しぶりに仕事の飲み会に参加してみた感想 #47

「華金」
先日、世間一般的に言う華金という日に、かなり久しぶりに会社の飲み会に参加してみた。

久しぶりに平日の夜に、居酒屋へと足を運んだ。やはり世の中は金曜日。人が多かった。

酒臭いおじさんや、キャバクラに迷わず入っていくおじさん、会社の団体、今が1番楽しいであろう大学生、いろんな闇を抱えてそうなOL、腹の出た会社員。いろんな人が居酒屋や夜の街に繰り出す。それが金曜日だ。

久しぶりに地元の駅近くの居酒屋近辺を歩いたこともあって、なんだか新鮮だった。久しぶりの飲み会に少し楽しみな気持ちと、相変わらず憂鬱な気持ちと半々くらいだろうか。一軒で帰ろうとは心に決めていたからこそ、足取りはそんな重くなかったと自分でも思う。

仕事の飲み会といっても、職業柄そんなに上下関係が厳しくないから、これといって気を張る必要もない。注ぎたくもないビールを注ぎ、ニコニコとその場しのぎの表情をして、端っこに座ってればいいだけの話だ。簡単である。

仕事の話は嫌いではない。むしろ、好きだ。人のプライベートを聞くのも嫌いじゃないし、自分のプライベートを話すもの嫌いじゃない。飲み会では、あまり自分の話をせず、ニコニコと話を聞くことに徹している。これがいいのか悪いのかは知らない。

基本、お酒は飲まない。1年で数えても10回もいかないと思う。理由はシンプルで、美味しくないからだ。頭も痛くなるし、眠くなる。会話を楽しみたいのにそれじゃあ意味ないじゃん。そう思った日から適当な理由をつけて、お酒の場でも飲まないこともよくある。ちなみに、今回も飲まなかった。

「酒付き合いは大事だよ」

社会人になる前は耳が取れるほど言われてきたセリフ。社会人2年目が終わろうとしているが、このセリフは幻想でしかないと思っている。僕がもし、子どもができたら、このセリフは言わないと心に誓っている。酒がなくても、仕事はできる、保証する。と。

飲み会はすごく盛り上がった。久しぶりだから、自分もそれなりに楽しめた。普段聞けない話もあったり、職場の人の意外な一面が知れたり、酒の場はいろんな発見もある。悪くない。

仕事の飲み会に久しぶりに参加した結論。

「楽しかったけど、別に行かなくていい」

といったところだろうか。

大学生の頃、「飲み会は友情が深まるぞ」とか言ってる人もかなりいたが、心底どうでもよいと思っていた。そもそも、飲み会じゃないと友情が深まらない友達は、本当の友達なのかも疑う。「酒の場では本音が語れる」と言っている人もいたけど、酒の場でしか本音が語れない人とは、個人的には関わることは難しい。

もちろん、お酒の場をまるっきり否定しているわけではない。かくいう僕自身もお酒の場にまったく行かないわけでもないし、お酒の場では基本的に楽しい気持ちになる。友達とたわいもない話をしたり、朝まで飲み明かしたのも良い思い出。

でも、それが社会の常識というか、参加しなくてはいけないとか、断りづらいとか、自分を押し潰しているのであれば、思い切って行くのをやめるのが良いと思う。人生は短くて、有限。一時の快楽も大切だし、愚痴を言い合うのもいいけど、自分を押し殺してまで、行く必要は1ミリもない。

個人的には、会社の飲み会は今年はもう行かなくて良いかなって感じ。十分満足した。

お酒の場が終わって、1人タクシーに向かうまでの道のり、パーキングに止めた車に向かうまでの道のり。歩きながら「あ〜、楽しくて仕方なかった。華金だなぁ〜」と思ったことは一度もない。

やっぱり、自分は飲み会が合わない体質なのかも知れない。毛嫌いはいけない。でも、自分の気持ちに正直に生きていこう。

時間は有限。これからも自分の将来につながる「華金」にしてきたい。

そう感じた日曜日の夜。

こんなまとまりのかけらもない文章をすでに1552文字も書いてしまった。

飲み会くらい時間を無駄にしちゃったかな。

まあいいか。


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