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「モノ=自分の価値」になってしまった人々 #46

書籍 『ぼくたちは、もうモノは必要ない』を読んだ。自分がいかに、モノに操られていたかを実感。

人はモノを買っても買っても買い足りなくなる。喉から手が出るほど欲しかった服、アクセサリー。数日経てば、手に入れれた感動もすぐになくなる。

喉から手が出るほど欲しかった靴。手に入ってしばらくすると、また次の靴に目が行く。

そんな経験をしたことはないだろうか。

著者はミニマリストの佐々木さん。昔は何でもかんでも買っていて、部屋が散らかっていたという。

個人的に共感したのは、モノ=自分の価値 となってしまっている人が多いということ。たしかに、果たして本当にそのモノが欲しかったのかどうか、それともそれを持っている「自分」を認めてもらいたかったのか。ということ。

人は承認されたい生き物だから、自分の持っているモノが、自分の価値であるという認識をしがちだろう。自分自身も振り返るとそういう時期があった。今でもそうなるときがある。

でも、著者はモノをなくし、減らしたことで、ものすごく自由で、時間が増え、今に集中し、感謝できるようになったという。

少ないからこそ見える、自分の本当の価値。少ないからこそ見える、本当に自分がすべきこと。

シンプルにより少なく。

自分の課題かな。

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