木由

社会人になってからの木由です。大学生時代はこちら https://note.com/…

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社会人になってからの木由です。大学生時代はこちら https://note.com/maenarae_watashi/ ハロプロ、散歩、色々浅いこと

最近の記事

なぜかわいくなりたいのか

わたしの人生のテーマは「かわいい」だ。ただそれは、能天気マインドからくるものではない。 かわいくなりたいのは、誰のことも嫌いになりたくないからだ。 わたしは、すぐ人と自分を比較してしまう。人の良いところを器用に見つけ出しては落ち込んでしまう。誰しも良いところはさまざまあるが、わたしはとりわけ、人の「かわいい」部分を見つけ出して、自分の「かわいくない」部分と比べてしまう癖がある。 嫉妬、それは自分の中から一番消し去りたい感情だ。誰かを妬んで良いことなんてひとつもない。嫉妬

    • お姉ちゃんの結婚式にわがまま申す

      お姉ちゃんの結婚式が迫っている。 わたしの3つ上のお姉ちゃん。入籍して旦那と暮らし始めたのは1年以上前だけど、結婚式は今年の9月にあげる。準備がけっこう大変そうだけど、別にわたしはすることがないので、ぼけっと見ている。 披露宴では成長の過程みたいなものを振り返るコーナーがあるらしい。披露宴あるあるみたいなんだけど、わたしは結婚式ビギナーなのでよくわかっていない。まあそういうわけで、お姉ちゃんが実家に写真を選びにきた。ちょくちょくお姉ちゃんとは会っているので、顔をみるのも3

      • 同期とのきまずい帰り道

        「例の飲み会、人集まりそう?」そんなことだけ聞ければよかったのに、あんまり親しくない同期と一緒に帰ることになってしまった。 7月がおわる。肌を焦がす太陽と体にまとわりつく空気は、わたしが中学生だった時のそれとは明らかに違っている。あの頃もあついあついって言いあってたけど、だったら今の「これ」はなにになるんだろうなぁとか考えた。だけど語彙がなさすぎるから、うっかり「くそあちぃ、、、」と言ってしまって、ミスったなと思った。 駅につくまでなに話そう、頭をフル回転させながら、そう

        • 生きてる理由がほしいから、近くの他人の愛がほしい

          わたしはすぐ被害者みたいな顔をする。おそろしいほど人間ができてなくて、メンタルコントロールもてんでだめで、有機物無機物関わらず依存先はそれなりにあるのに、結局は人から愛されることばかり求めている。 自分でもびっくりするくらい、彼氏はすんなりできる。大学生の時からそうだけど、前の彼氏と別れた後、3ヶ月以内には次の彼氏ができていた。 もてていたわけじゃなかった。きっとわたしは、つけこまれていた。あなたたちは全員、わたしが人から愛されたいのを知ってて、だからこそ人が離れていった

        なぜかわいくなりたいのか

          夏は夜(清少納言お墨付き)

          風の匂いに敏感なのは、昔から自転車を乗り回していたからだと思う。 夏は好きじゃない。正確に言えば、夏の暑さが好きじゃない。いかれてる。頭がおかしい。生きていけるわけがない。これ以上脱ぐ服も皮膚もない。 でも、夏の好きなところがあるとするならば。 それは夜だ。清少納言も「夏は夜」と言った。清少納言くらいかしこい人を味方につけておけば、怖いものなど何もない。夏は、夜がいい。 夏の夜の匂いが好きだ。湿り気を含んだ、生ぬるい風の匂い。植物の青々しさと、昼に照らされていたアスフ

          夏は夜(清少納言お墨付き)

          社会人になってから5キロ太ってた🎶  お前、あんまりふざけるなよ

          社会人になってから5キロ太ってた🎶  お前、あんまりふざけるなよ

          すばらしいほど自己愛にまみれた高校時代の恋

          好きでもないのに、あなたが好きだから聴いていた。 わたしは音楽の好みがだいぶ偏っている。流行りの音楽をかじる程度のこともせず、ただひたすらにハロプロを聴き続け、ついにはシャ乱QやWinkに手を出すなど、時代に逆行しまくっている。そんな音楽の趣味は昔からだけど、実は高校生の時は、ちょっと違う曲も聴いていた。 わたしには好きな人がいた。高校1年生の時に同じクラスになった。工芸の授業で席が隣になって、話すのがとても楽しかった。わたしは工芸がありえないくらい下手だったけど、その時

          すばらしいほど自己愛にまみれた高校時代の恋

          彼氏と別れて、また別れて、そしてわたしはどうなる

          初めて池袋の展望台にのぼった。 展望台はサンシャインシティの一番上にある。60階建ての屋上から見下ろす景色は、さぞ壮観なのだろうと期待していた。だけどものすごい速度でエレベーターがあがるから、耳が詰まってしまって、それは不快だった。 展望台についた。椅子がたくさん置いてあって、ゆっくりくつろぎながら見られる仕様になっていた。照明が薄暗くて、気をつけないと転びそうだった。あと、カップルがたくさんいて、ちょっと勝手に気まずかった。 東京っぽい景色の側は明らかに人が多くて、東

          彼氏と別れて、また別れて、そしてわたしはどうなる

          計画性があるのかないのか

          計画性があるけどない。 学生時代からテスト勉強は3週間前からやってきたし、誘惑に負けてしまって遊ぶこともなかった。レポートは期日の1日前には出していたし、就活のすべてにおいて抜かりなく準備してきた、とは思う。 だけど貯金は苦手だ。ガチャガチャを回し過ぎるし、ネットショッピングはタダだと思っている。ダイエットもできない。資格取得の勉強なんかも無理だ。旅行の計画なんてまっぴらごめん。そもそも計画を立てて、計画通りに行ったことがない。ダイエットや貯金は「うまくいかない」の方向で

          計画性があるのかないのか

          愛が止まらない

          最近、Winkにはまっている。W(ダブルユー)の影響で「淋しい熱帯魚」くらいは知っていたけど、これまたハロプロの影響でずぶずぶと他の曲にものめり込み始めた。 「淋しい熱帯魚」と並ぶくらい有名な曲だけど、「愛が止まらない」が本当に、めちゃくちゃに好きだ。 まず歌詞。わたしのいちばん好きポイントは「都会の輪郭が葡萄色に変わるまでに あなたに本気を感染(うつ)したい」。 なんて美しい日本語なんだろう、と思った。おそらく夕方の、風景が夕焼けに包まれる様を表しているんだと推測され

          愛が止まらない

          わたしは、かわいいものオタク

          世の中の人を見てると、ひとつのことに入れ込めてすごいな、と思う。わたしは今は在宅オタだし、運動も特にしてないし、熱狂的に何かを集めたりとかもしていない。無趣味じゃないけど、世間での「オタク」のハードルが上がってる現代、ふと取り残されたような気分になることがある。 そんな「ふわっとオタク」のわたしが、とりわけ何かのオタクであるとするならば、「かわいいものオタク」だ。「かわいいもの」とかいう概念がすでにふわっふわだけど。でも、そう表すしかないし、それくらい「かわいい」にめちゃく

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          みんなと同じようにライブ楽しめなかった

          先日、親友の付き添いでライブに行ってきました。わりとでかい箱のやつ。わたしはデカ音が苦手なので、最近はハロプロも現場参戦していないんですけど、まあ久しぶりに行ってみっか〜、とついて行きました。 結果、わたしって何なんだ、、、と自己肯定感が爆下がりしました。今日はこのクソめんどくさ思考回路を書きます。 まず、やっぱりシンプルに大きい音が無理だなと実感しました。生演奏というのもそうだし、音楽のジャンルという要素も加わって、ハロプロの現場よりも音を直に感じてしまいました。それが

          みんなと同じようにライブ楽しめなかった

          同い年と話すのが苦手すぎる

          わたしは昔から、同い年と話すのが苦手だ。 上下のある関係は楽だ。年上なら敬語を使えばいいし、年下なら敬語を使われればいい。22年間培ってきた、ちょっと生意気な妹スキルを使えば可愛がられるのはわかっている。年下の仲良しはそんなにいるわけではないけれど、年下っていうだけでただ可愛いから、あんまり深く考えずに接することはできている、はず。 それと違って、同い年は難しい。きっとわたしは、対等な関係を築くのがおそろしく下手なのだ。気の置けない間柄、そういうものがわたしにとって一番怖

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          当て馬って何であんなかっこいいんだ

          幼き頃は漫画を買うことを禁止されていたわたしだが、大人になれば漫画なんて買い放題読み放題。そう、今のわたしの娯楽は少女漫画だ。朝マスクの浸透を待つ1分で漫画の広告を流し、通勤電車で漫画を読み、にやけを必死に抑えるという日々を送っている。少女漫画の何が素晴らしいって、最終的に幸せが確約されていることだ。1話か2話くらいに出てきた男となんだかんだ絶対くっつく、という安心感があるから、鬱展開でも読むことができる。 それはそうとして、当て馬って何であんなにかっこいいんだ。当て馬がか

          当て馬って何であんなかっこいいんだ

          期待しない人になりたいけどなりたくない

          人、信じてたい。期待するのやめたくない。良いところたくさん見てたい。 わざわざしんどい生き方するのめんどすぎ。「しゃーなし」で全部流せたら良いのに、話したらわかり合えるんじゃないかとか、本当は良い人だから大丈夫だとか、考えるからわたしはだるい。 他人に期待しない人って優しいよな。わたしは優しい人になりたい。だから期待しないようにしなくちゃいけないのに、期待しちゃう。だって人のこと好きだし、人から好かれたいし。 わたしって心せまいのかも。世の中にはいろんな人がいるのわかっ

          期待しない人になりたいけどなりたくない

          高校生のデートがしたい

          わたしは高校生のときに彼氏がいなかった。3年間しっかりと片思いして、しっかりと振られて終わっているから。だから「高校生の恋愛」を体験しないまま大学生になってしまった。 やっぱり恋愛には、その年代の恋愛というものがある。だから大学生でできた彼氏とは、大学生の恋愛しかできない。果たしてわたしがちゃんと「大学生の恋愛」をしてきたかどうかは定かではないけど、お金はないのに時間だけはたっぷりあるよ、みたいなデートの仕方は、間違いなく大学生の恋愛だったなぁと思う。 そして迎えた社会人

          高校生のデートがしたい