奇跡を呼ぶ投稿。SNSが人を救うこともある。

突然ですが、あなたはSNSで発信していますか?それとも”読専”ですか?

炎上のリスクや面倒臭さを考えれば、発信に躊躇することもあるでしょうね。でも、僕自身はメリットしか感じたことがありませんよ。

こちらのnoteに投稿をはじめてからも、数々のコラボ依頼、取材依頼、講演の登壇オファー、そして出版オファーもきたので(note経由のオファーから3冊も書籍化)、投稿が良いご縁をたくさん引き寄せたといえるでしょう。

一方で、引き寄せるだけでなく、誰かの背中を押すことにもつながるから、投稿とは不思議なものです。


1.はじまりは1つの投稿から


ちなみにこの投稿をしている本日は、23年前に起業した我が社の期末日です。

期末の日だけは、仕事を入れず誰かに感謝の意を伝えたり、しっかりと自分と向き合い思考を整理する日に当てています。

ご参考までに、毎年の期末日のルーチンをご紹介すると・・・

・ビジョンファイルの通読
・10年後のイメージをノート書き
・3年計画の見直し
・1年計画の確認、修正
・4半期計画の確認、修正
・今どこに集中すべきか?
 ノートでジャーナリング
・主要クライアントへ挨拶メール
・SNSで挨拶投稿
・神社へ参拝
・家族と食事

さて、ルーチン項目の中で、「神社へ参拝」を強調したのには、理由があります。

昨夜Facebookを見ていたら、過去のこの日は何をしていたのかを表示される思い出機能で、このような投稿が出てきました。↓


ちょうど7年前の今日の投稿なのですが、この時は京都まで出向いて神社へ行っていたようですね。

実は、何気なく書いたこの1通の投稿が、後にある人物を救うことになるのです。

九頭竜大社とは?


2.苦しみから解放されたい


その人物とは、高校時代の同級生でした。

彼をM君としておきましょうか。

M君は高校を出て以来、料理人の道へ進もうと数々の店を渡り歩きながら、イタリアへも武者修行を。その後、帰国して大阪に小さなお店を開業するに至りました。

これだけ聞くと、順風満帆に聞こえるかもしれませんが、実情は地獄のような日々だったといいます。

ありがちといえばありがちですが、開業してもお客様が来ません。閑古鳥がないている状態が何か月も続いていたそうなのです。

店の扉がぴくりとも開く気配はない、電話が鳴る気配も、ネットから予約を受信する気配もない。。。

日がたつにつれ、会社の残高は底が見え始め、借金だけが膨大に残る気配。もうこのまま命を絶った方が楽なんだろうか・・・いろいろと手を尽くしても何も変わらず、精神的にも八方ふさがりになっていたそうなんです。

※これは初起業では起こりがちで、僕も一時期似た様な境遇を経験したのでよく理解できます。経営のベテランからすると日常茶飯事でも、はじめての起業では勝手がわからないので、焦りと不安は半端ありません。

そんなとき、かろうじてFacebook上だけギリギリつながっていた僕の前述した神社参拝の投稿を見たといいます。

ちなみに、当時のM君とは、店を開いたらしいと噂に聞いていたくらいで、高校卒業以来25年ほど会っていないレベルの間柄でした。

その状況で見るFacebook上の僕の投稿は、ネガティブな心を掻き立てるだけだったと再会後に聞かされることになります。

「あいつ頑張っているな」、「でもキラキラとして連絡しづらいな」、「自分の状況を考えると比較してしまって焦るし、嫉妬もするし、成功もしてていいな」、「それに引き換え俺は・・・」と。

ところがです。

「どうせ打つ手がないのだったら、あいつが投稿で紹介していた神社へ騙されたと思って行ってみようか!八方ふさがりに良い神社とサイトには書いてあるし・・・」

八方ふさがりで手立てを失っていたM君は、さっそく神社へ急行することになります。

「苦しみから解放されたい」と。

藁にもすがる想いで。。

3.奇跡が起きた!


神社へ参拝したからといって、すぐに店が軌道に乗ることはありませんでした。そりゃぁ、神頼みだけして努力や工夫をしていないと成果は上がりませんよね。

ところがです。

その後も、ことあるごとに参拝へ行き今できる手は全て打ち、あとは結果が出るかどうか神のみぞ知る!ここまでやってうまくいかなければ、俺は終わりだ!というレベルまで”やりきった”と確信したタイミングで、お店の快進撃が始まったのです。

あれから7年。

今では、ほぼ高単価で上質な常連客のリピートだけでお店を回し、集客やお金の不安におびえることから完全に解放されたそうです。

テレビ取材や新規のお客様もあまり受け付けず、自分のペースで自分の世界観を表現するとのことで、イキイキとした表情で働く彼の笑顔がまぶしいほど。さらに、ご家族もでき、言うことはありませんね(^^♪

「神社へ参拝→お店の繁盛」

この因果関係は立証できないでしょう。立証したとしても、スピリチュアル的な話は皆の同意を得にくいものです。

しかしながら、僕の投稿を目にしたことでキッカケが生まれ、精神的安定を取り戻し、繁盛につながっていったという事実だけは変わりません。

何が言いたいかというと、この投稿は神社参拝をすすめるものでも、九頭竜大社を紹介するものでも、神頼みをすすめるものでもありません。

1通の投稿が誰かの背中を押すこともあるという体験を伝えたかっただけなのです。

Facebookのようなバーチャル上のコミュニケーションだけでは寂しい部分もありますが、それでも互いのハードルが下がり、何かのキッカケになるのであればバーチャルも捨てたものではありませんね。

後日談ですが、僕がM君に何かをしたわけではないのに、いまだに「ドン底だった時に、あの投稿にホンマ救われたわ。ありがとうな」とお礼を言われる始末。

今では、毎年お正月にも家族連れで、穏やかな気持ちで参拝を続けているとさ。

以上、7年前の今日の投稿が、友人を後押ししたというお話でした。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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