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江戸川乱歩「木馬は廻る」朗読表現についての考察
Youtubeチャンネルにて「木馬は廻る」の朗読を投稿しています。 3回に分けて朗読しました。以下、再生リストのリンクです。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLhn…
山川方夫「蒐集」朗読のための作品考察
山川方夫・作「蒐集」をYoutubeに投稿しました。
前後編、2回に分けて朗読しました。
再生リストはこちらから
朗読の準備のために、以下の通り考察をまとめました。
作品背景作者:山川方夫 1930(昭和5)年ー1965(昭和40)年
発表:「ヒッチコック・マガジン 第四巻第七号」宝石社 1962(昭和37)年6月1日発行
舞台:ニューヨーク、キリウイナ島
魅力:巧みな情景描写と緊迫感
江戸川乱歩「木馬は廻る」朗読表現についての考察
Youtubeチャンネルにて「木馬は廻る」の朗読を投稿しています。
3回に分けて朗読しました。以下、再生リストのリンクです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhnf6vXf1Jv6pvx2Fmyz_WlXQ4BmaY5M-
【作品背景】
作者:江戸川乱歩 1894(明治27)年10月21日ー1965(昭和40)年7月28日
発表年:初出 19
芥川龍之介・作「ピアノ」朗読表現についての考察
「ピアノ」作品背景作者:芥川龍之介 1892(明治25)ー1927(昭和2)
発表:「新小説」1925(大正14)年5月
人物:語り手(物語を進行させる一人称視点のキャラクター)
舞台:横浜の山手、震災後の荒廃した景色
物語の構成(起承転結)1. 起 : 物語は、語り手が雨の降る秋の日に横浜の山手を訪れる場面から始まります。このエリアは震災によって荒廃しており、その風景が詳細に描写さ
【朗読】芥川龍之介・作「ピアノ」
1925(大正14)年発表の「ピアノ」は、関東大震災の爪痕が残る横浜を、語り手が訪れた時から始まります。朽ち果てた建物の中に佇むピアノ。誰もいないはずなのに、ピアノの音が鳴ります。それを聴いた時の語り手の心境は・・・
芥川龍之介・作「羅生門」前編 朗読・須山里華
前編・後編に分けてあります。
後編はこちらから https://youtu.be/3m_7_UCUCBI
2023年は新美南吉・生誕110年。代表作の「ごんぎつね」を朗読。
新美南吉:1913年〈大正2年〉 - 1943年〈昭和18年〉
今年2023年は生誕110年、没後80年にあたります。
代表作ともいえる「ごんぎつね」は南吉が17歳で書いた、と言われています。発表は18歳の1932年(昭和7年)は雑誌『赤い鳥』1月号でした。
舞台は新美南吉の出身地である、愛知県知多郡半田町(現・愛知県半田市)の隣の阿久比町にある権現山と言われています。「城」「お殿様」「お歯黒
【朗読】小川未明・作「うさぎと二人のおじいさん」(朗読・須山里華)
「日本のアンデルセン」と言われる童話作家・小川未明。
「赤い蝋燭と人魚」「野ばら」「月夜と眼鏡」などが有名ですが
ちょっと珍しい「うさぎと二人のおじいさん」を朗読しました。
2人の気難しいおじいさんが、隣り合わせに住んでいました。
ひとりはウサギを飼って、ひとりはウサギ嫌い、という隣人同士。
当然お互いが大嫌いで陰口を言い合っています。
ある日、黒いウサギが、ウサギ嫌いのおじいさんの庭に侵入! もっとみる
朗読コンテストを日々の朗読ライフに取り入れてみる、ススメ
元々読書好きでしたが
声に出して読む楽しさに目覚めて朗読を始めました。
そんな中で
「朗読コンテスト」なるものに出合いました。
この朗読コンテストにエントリーして本選出場を目指してしのぎを削る・・・のは良いんですけど
本選出場できる人は一握り。
闘い方を心得て、しょっちゅう出場してくる「常連さん」をはねのけて
本選出場の切符だけにこだわるとなかなか辛いものがあります。
去年まで「辛い思いを