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【シリーズ】映画を観た

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映画を観てもすぐに忘れてしまうのでメモしています
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映画を観た「最後まで行く(2023)」

映画を観た「最後まで行く(2023)」

韓国版のリメイク作品。
ずっと楽しみにしていた。主演は岡田准一さん。私の大好きな綾野剛さんもほぼ主演だ😆

岡田准一さんが、親が危篤のため急いで車を走らせている時に事故を起こしてしまう。これがきっかけで恐ろしいほどヘビーなトラブルが次から次へと岡田さんを襲ってくるのだが、これをコメディっぽく魅せてくれるから、ハラハラしながらも苦しくならず楽しめる。焦りまくる岡田さんには悪いけど、「ファブル」を思

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映画を観た「湖の女たち」

映画を観た「湖の女たち」

原作は吉田修一さんの作品。
過去に原作を読んだ時、良さがわからず、なのに映画化されると知り、自分が理解不足のところがあるに違いない、と鑑賞の機会を待っていた。先日WOWOWで放送があったので観てみた。
ん。読後と同じ。なんじゃこら🙄

高齢者介護施設で殺人事件が起こり、
過去に捜査していた事件に上からの圧力で手を出せなくなり、以降やる気をなくしてしまった刑事がおり、
そんな先輩刑事の下で理不尽な

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映画を観た「殺人の告白」

映画を観た「殺人の告白」

2012年の韓国作品。
藤原竜也さんのポスターが印象的な「22年目の告白 -私が殺人犯です- 」のリメイクかと思ったら、日本版がリメイクだった。

若干の違いはあるものの、大筋のストーリーは同じ。でも韓国版のアクションシーンがすごい👍バカバカしさも匂わせつつ、バカになり切らずちゃんとしているところがいい。思わず見入ってしまう。

日本映画は演技よりも俳優のキャラや容姿的なところで魅せる作品が多い

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映画を観た「ヴィレッジ」

映画を観た「ヴィレッジ」

2023年の作品。主演は横浜流星さん。

ある寂れた町の山の上に産業廃棄物処理場が建設される。この建設にあたって過去に町では反対する人がいて、それが元でその代表格だった横浜さんのお父さんが殺人事件を起こし、自身も命を絶ってしまう。

母親と二人で生活する横浜さんはずっと肩身の狭い思いをしながら暮らし、件のごみ処理場で働いている。母親はお酒とギャンブルに明け暮れすさんだ生活をし、横浜さんにたかる始末

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映画を観た「唄う六人の女」

映画を観た「唄う六人の女」

竹野内豊さんと山田孝之さんと六人の女性のお話。

ハチの低く唸るような羽音から始まる。
セミを齧る水川あさみさんが気味悪いけど美しい。

荒い運転をする山田さんの車に同乗している竹野内さん。
トンネルを抜けた道の真ん中に水川さんが立っていて危うく事故を起こしそうになる二人の車、と思ったら目前に大きな落石があり、車は事故を起こしてしまう。
怪しい。水川さん、落石に気づかせないために立ってたね?

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映画を観た「紙の月」

映画を観た「紙の月」

宮沢りえさんが、勤務先の銀行でお金を着服するさまを観たくなって何度目かの鑑賞。
池松壮亮とりえさんの絡みのシーンは見たくないので全部飛ばす🙄

原作を読んだことはなく、特に好きな映画というわけではないのだけれど、あの宮沢さんが横領事件を起こすのですよ、観たくなるでしょう、という訳で数年に一度観てしまう作品なのだ。「誰も知らない」もなぜかわからないけれど無性に観たくなって数年に一度鑑賞する。

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映画を観た「こんにちは、母さん」

映画を観た「こんにちは、母さん」

良くも悪くも「山田洋次監督作品」だ。

大泉洋さん、吉永小百合さん、寺尾聰さん、永野芽郁さんを起用されても、だ。
大泉洋さんに聞いてみたい。
「この作品の出演をどう思われましたか?」
または、
「ご自身が主役(え?吉永さんが主役なの?)をされているこの作品についてどう思われますか?」

洋さんのお母さんである吉永さんが住まわれているお家が、寅さんが帰ってくる柴又の団子屋さんそのもの。イマドキ設定の

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映画を観た「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜」

映画を観た「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜」

そうそう、これこれー!
こういうおバカ全開の映画を観たかったのよね!はー、スッキリした。

加藤諒さんが好きなので今回も彼の登場があってよかった。
なんせ今回はラブりんがめっちゃ頑張ってて面白かった。杏さんも紀香さんも、皆さんが全力でおバカに振り切って演技されてて楽しめる作品だった。贅沢ぅ〜笑

他作のパロディもなかなか手が込んでいて、おバカにこれだけ注力できるのって素晴らしい。
西のお話だから贔

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映画を観た「殺人の疑惑」

映画を観た「殺人の疑惑」

2013年に作られた韓国の作品。

児童の誘拐殺人事件が起こり、その事件がまもなく時効を迎える。作中作としてその事件の映画が公開され、その中で実際の犯人の電話の声が使用されている。主人公はその声を聞いて自分の父親の声と似ていることに気づき父親を疑い始める。

95分の作品。これより長いとちょっと持たない感じ。演技など、作品は悪くはなかったけど時効直前の展開が早すぎる、というか、ちょっと残念な感じ。

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映画を観た「ゴーン・ガール」

映画を観た「ゴーン・ガール」

4、5回目の鑑賞。特に好きな映画というわけではないのだが、心理的に理解し難く、たまに思い返して観ている。今回はやっと自分の中で一つの答えが出た。・・・ような気がする。

これは痴話喧嘩の延長だったのか😵

チクショッっとタオルなど床に放り投げたくなる感じだ。腹が立っているわけではなく、半笑いでだ。苦笑と言うべきか。

スタートはなかなかのミステリーなんですよ!

結婚5周年を迎える夫婦の、妻のほ

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映画を観た「夢のチョコレート工場」

映画を観た「夢のチョコレート工場」

1971年 アメリカの作品。「チョコレート工場の秘密」という児童書が原作。
そう、私にはジョニデが何故か岡田将生に見える「チャーリーとチョコレート工場」の昔版だ。たまにTVで見かけるてぃ先生って方も岡田将生さんに見える…、時がある。

さてこの映画は、90%「チャーリーとチョコ…」と同じストーリー展開。「チャーリー…」の方は原作の続編も加えて1本の作品にしているところが違うくらいだ。

とっても素

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映画を観た「梅切らぬバカ」

映画を観た「梅切らぬバカ」

2回目の鑑賞。
塚地武雅さんの演技が上手い。
塚地さんは「間宮兄弟」や「ハンサムスーツ」などの映画作品にもでておられるが、いつもとっても良い味を出される。以降、私の中では、塚っちゃんが出てるから大丈夫、みたいな安心感を持って彼の出演作を観ることができる。

さて、この作品は自閉症の50歳になる息子とその母親との生活を中心に周囲の人々との日常が描かれている。

後から理由は判明するが、越してきて間も

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映画を観た「カラオケ行こ!」

映画を観た「カラオケ行こ!」

ただただ綾野剛さんが出演されるというだけで楽しみにしていた作品。
可もなく不可もなく、という感じか。

ブラック企業にお勤めの綾野剛さん演じる成田狂児が、組長、もとい社長の誕生日パーティーで1曲歌うお話だ。
それと並行して合唱部の中学生男子が変声期をむかえて苦悩する話も描かれている。その二人が知り合い、物語が進む。

ストーリー自体は特に触れるほどではないのでそっとしておく。
しかし嫌な気持ちにな

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映画を観た「パリタクシー」

映画を観た「パリタクシー」

パリの街中で、タクシーの運転手とそのタクシーに乗車した老女との乗車中の1日のお話。
そしてその後日談も少し。

高齢者向けの施設に入居することになった老女がそこに入居する前にパリの思い出の地を巡りたいとタクシーに乗車する。
車中、老女は自分の思い出話を運転手に聞かせるが、運転手は個人的な悩みがあって聞いているのか聞いていないのかわからないような反応。
ところが老女のキュートさと話術のうまさにどんど

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